今回は、オンライン英会話で失敗しないためのWebカメラの選び方とおすすめアイテムについて説明します。
まずはじめに、Webカメラはヘッドセットと違ってオフにしても、レッスンは進行できるのでカメラなしでも大丈夫です。『寝起きだったり』『恥ずかしかったり』『帰宅して化粧がよれてたり』と顔を見せたくないときはオフにしても大丈夫です。
しかし、Webカメラがあることによって映像を通して、講師は、表情や所作などから生徒の理解度をうかがい知ることができます。そして生徒側もボディーランゲージによって、伝わりにくい表現も伝わりやすくなります。
こういったことから特に初心者のうちはカメラがあると大変、役に立ちます。特にお子さまは分からない質問をされると黙ってしまう傾向にあるので、カメラは必要だと感じます。
また最後にはETweb編集部おすすめのウェブカメラも紹介しているので最後までよろしくお料カスタマーサービス、アフターサービ願いします!
目次
内蔵カメラじゃダメなの?
パソコンによってはカメラが内蔵されているものもあります。特に最近のノートパソコンの多くはインカメラが付いてます。
そしてWebカメラはそこまで画質は高くなくても大丈夫です。むしろあまりにも高画質だと、回線速度を圧迫して、カクカクした映像になったり、動きが止まったりしててしまう可能性があります。
もし内蔵カメラがなければ、100〜200万画素の安いカメラを用意しましょう。
オンライン英会話に適したWebカメラの選び方まとめ
でも、Webカメラは種類がたくさんあり、どれを選んでいいかわからないと思います。
しかし、ご安心を。
実はオンライン英会話専用で使いたいなら選び方はいたって簡単なんです。
Webカメラの選び方はたった6つだけ! なので下記で紹介する6つを満たすWebカメラを探しましょう。
4,000円以内に絞る
中には高性能なカメラもあります。上を見れば、300万画素だったり、マイク内蔵であったり。そういった高性能なものは10,000円超えたりと値段が高めに設定されています。
しかしオンライン英会話ではそこまで高性能な機能は間違いなく必要ありません。なので基本4,000円以内に収まるもので問題ありません。
クリップタイプを選ぶ
カメラのタイプにはクリップタイプとスタンドタイプの2種類があります。
クリップタイプは、ディスプレイに挟んで固定するタイプです。折り畳めるので持ち運びに便利ですし、クリップをディスプレイに挟むだけなので固定が簡単。
スタンドタイプは、パソコンの横に固定するタイプです。固定場所を選ばないので、たとえば大人数の会議など画角を広く取りたいときに向いています。
オンラインレッスンはマンツーマンなのでクリップタイプで問題ありません。装着も簡単ですしね。
100〜200万画素を選ぶ
画素数とは、動画の精細さを表している数値のことです。数値が高いほどきれいな映像が撮れます。
画素数は100万画素あれば、なめらかな映像を送れると言われています。200万画素はホワイトボードなど細部を鮮明に映したい場合に向いています。
また300万画素までいくと、きれいに撮れますが回線速度を圧迫されるので、通信環境によっては動画がフリーズやカクカクする原因にもなります。なので予算があっても高ければいいとは言い切れません。
オンライン英会話で使うのであれば、100万〜200万画素で十分です。
60〜110度あたりの画角を選ぶ
画角とは、カメラで撮影した際、実際に写る範囲のことです。
オンライン英会話で使うだけなら、60〜110度あたりの画角帯で十分です。
もし広範囲を映したい場合やお子さんが二人でレッスンを受ける場合は、110度以上の画角がある方がいいでしょう。理由は子供は動くので、よく画面から外れてしまいますので。
フレームレートは15〜30fpsを選ぶ
フレームレートとは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数のことです。動画はすべての映像を撮ってるわけではなく静止画の集まりを連続して流してるだけ。パラパラ漫画があたかも動いてるように見えるのと同じです。
たとえば30fpsなら1秒間に30枚の静止画を使ってますよ〜という意味です。ちなみに現在のテレビは30fpsを基本に作られています。
オンライン英会話で使うなら15〜30fpsで十分です。
マイク内蔵型でなくてもいい
最近のWebカメラにはマイクを内蔵してるものもあります。
テレビ会議ならカメラのマイクでもいいです。しかし、英会話レッスンでは音質が悪ければ、うまく聞き取れない原因になるので、オンライン英会話では音質は命です。
やはり音質が一番いいのはヘッドセットなので、Webカメラに内蔵マイクが付いてても使わずに、必ずヘッドセットを用意しましょう。
オンライン英会話でおすすめWebカメラ5選
では上記6つの条件を満たしたおすすめヘッドセットを厳選してみましょう。
【1位】EMEET Webカメラ「C960」
いま一番おすすめはEMEET社のWebカメラ「C960」。こちら実はamazonのベストセラーカメラでよく売り切れているので買えたらラッキーなアイテムです。
お値段も手頃でありながら画質も鮮明で滑らか。また360°集音の高音質デュアルマイクを搭載することにより、周りの声をしっかり拾いながら、ノイズも摩擦・ノイズを減らすことができます。
アフターサービスとして12ヶ月の保証もついているので誰でも安心して購入できます。もし売っていたら買いの一品です。
まとめるとこちらのWebカメラは安価だけど超高機能なWebカメラになります。
【2位】ELECOM Webカメラ「UCAM-C750FBBK」
第2位はエレコム社のWebカメラ「UCAM-C750FBBK」。
安心のエレコム社のWebカメラだけあって安定性は抜群! オンライン英会話以外にもZoom、YouTubeライブやFacebook Live、ニコニコ生放送、Twitchなど別アプリでも動作確認済みとのこと。
大きな特徴として撮影画角が55度までなので、プライベート部分の背景を映したくないときに使えます。画素数は100〜800万画素まで選択できますが、オンライン英会話だけなら500度で事足ります。
まとめるとこちらのWebカメラは安定したメーカーが開発した一人用Webカメラになります。
【3位】Logicool Webカメラ「C505」
第3位はロジクール社のWebカメラ「C505」。
ワイドスクリーンのHD720p/30fpsの解像度、60°の広い視野角、固定フォーカス、周囲の明るさに合わせて自動で映像の明るさを調整する自動光補正などの機能を搭載しているハイスペックカメラが、なんと2,000円台と、かなり格安で買うことができます。
大きな特徴は高画質なのに非常に滑らかな映像です。フレームレートが30fpsなので従来のカメラによくあったカクカク感はありません。また3m離れた場所の会話をはっきりキャッチできるので、外部マイクを使用せずに複数人でのビデオ通話ができます。
まとめるとこちらのWebカメラはお手頃だけど高スペックなWebカメラになります。
【4位】BUFFALO Webカメラ「BSW305MBK」
第4位はバッファロー社のWebカメラ「BSW305MBK」。
こちらのカメラの特徴は、なんといっても開閉自在のプライバシーシャッターを搭載していること。もし、万が一カメラが付けっぱなしやハッキングによる盗撮が行われてもシャッターが隠してくれます。女性でも安心ですね!
また、フルHD、200万画素、フレームレート30fpsなので機能的にも問題なし!
まとめるとこちらのWebカメラはプライバシー管理を徹底したい人向けのWebカメラになります。
【5位】Logicool Webカメラ「C920n」
最後はお値段張りますが、コンピューターデバイス大手メーカーのロジクールが誇る最上位モデルのWebカメラ「C920n」。
こちらは1,500万画素、最大1920X1080の高解像度、30fpsのフレームレートはもちろん、自動で光を調整していくれる補正機能、三脚対応といたれりつくせりの高性能カメラになります。抜群の耐久性もあるので長期の利用もできます。さすがはロジクールといった感じの一品ですね。
保証もなんと2年とどのカメラよりも長いのが自信の表れです。質だけで選ぶなら間違いなくこちらをおすすめします。
まとめるとこちらのWebカメラは高機能&多機能なハイエンドWebカメラになります。
オンライン英会話でカメラを使ってレッスンを受けるメリット
オンライン英会話では基本的に生徒側はカメラを使わなくても大丈夫です。しかし、カメラを使った方がいろいろとメリットがあります。ここではそのメリットを3つ説明します。
ジェスチャーで伝えることができる
英語学習を始めたてだと、どうしても伝えたい言葉がすぐに出てこず、詰まってしまいます。そういった場合、カメラがあるとジェスチャーで言いたいことが伝わることもしばしばあります。あとは“Good”を意味するサムズアップや、ハイタッチなどを使って喜怒哀楽の感情を簡単に伝えることもできます。
ピンチでも講師が察してくれる
たとえば言葉に詰まって困惑していたら、講師が表情を読み取ってヒントをとっさに与えてくれたりと、講師が生徒の気持ちを察して行動することができます。こういった言葉以外の情報をもとに相手の心情を読み取るコミュニーケーション方法を“ノンバーバルコミュニケーション”といいます。
実は人間は93%がこのノンバーバルコミュニケーションを使ってコミュニケーションをしていると言われているのです。ということはカメラをオフにすると、残り7%の言葉しか使うことができないので、うまく伝わらないことも多々あります。それに加え、英語がしどろもどろなら、よりコミュニケーションが難しいものになります。
講師と仲良くなれる
ノンバーバルコミュニケーションができるということは講師と仲良くなれるチャンスが増えます。仲良くなると、より親身に教えてくれたり、レッスン時間を延長してくれたりと多くのメリットを受けることができます。
よくよく考えてみると顔なしより顔出ししているほうが、お互いどんな人かわかるので仲良くなりやすいですよね。
Webカメラについてよくある質問
最後にWebカメラについて、よくある質問にお答えします。
1.接続ミス → USBをさし直してみる。
2.スカイプ以外のソフトが邪魔をしてる → 邪魔してるソフトを終了させる。常駐ソフトの場合は、次回から常駐させないようにする。
3.カメラが壊れている → 買ったばかりの場合は初期不良の可能性が高いので購入店舗に連絡する。
まとめ
今回はオンライン英会話に適したWebカメラの選び方について説明しました。
最後にまとめて終わりたいと思います。
クリップタイプを選ぶ
100〜200万画素を選ぶ
70〜110度あたりの画角を選ぶ
フレームレートは30fpsを選ぶ
マイク内蔵型でなくてもいい
紹介カメラ
1位:EMEET 「C960」
2位:ELECOM 「UCAM-C750FBBK」
3位:Logicool 「C505」
4位:BUFFALO 「BSW305MBK」
5位:Logicool 「C920n」
ぜひWebカメラ選びに悩んだときに参考にしてみてください。
では今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
※ただし、今回紹介したアイテムの中には、テレワークの普及によって値段が変わったり、売り切れることもあるので注意してください
ヘッドセットにについては『ヘッドセットの選び方とおすすめは』をご覧ください。
P.S. もし、まだオンライン英会話に迷ってる方は、下記の比較記事がおすすめです。
STEP 2 オンライン英会話の料金相場
STEP 3 オンライン英会話と通学型英会話の違い
STEP 4 オンライン英会話のメリット・デメリット
STEP 5 オンライン英会話の効果的な使い方
STEP 6 オンライン英会話の選び方
STEP 7 無料体験レッスンまでの手順
STEP 8 オンライン英会話の完全比較表
STEP 9 オンライン英会話の事前準備と必要なもの
STEP 10 レッスンで使える定番フレーズ集
STEP 11 ヘッドセットの選び方
STEP 12 Webカメラの選び方
STEP 13 オンライン英会話についてよくある質問