【食レポ】新大久保のスーパー韓国広場で「薬食(ヤクシク、약식)」を買ってみた

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【食レポ】韓国系スーパー韓国広場で韓国式おこわ「ヤンシク」を買ってみた

前に新宿で用事があった際、ついでに職安通り沿いの韓国系スーパー韓国広場にも寄りました。
新宿と新大久保の間にある職安通り沿いのスーパー韓国広場
場所は新宿と新大久保の間にあり、韓国のお菓子やお惣菜などの食材を販売しているスーパーです。店内は広めですし、日本のスーパーでは見たことない大きな肉の塊が売っていたりと見ていて楽しいですよ!
新大久保韓国広場の店内
で、いろいろ物色していたら韓国の伝統的な餅菓子である「薬食(ヤクシク、약식)」という食べ物を見つけました。

もち米を使った韓国式おこわで韓国ではデザート感覚で食べられています。

価格は500円でちょっと高めですね。日本で買う韓国お惣菜は基本的に韓国で買うより高い(汗) まー他では買えないので希少価値もあいまって高いんでしょう。

韓国伝統の餅菓子の薬食(ヤクシク)とは?

薬食(ヤクシク)の歴史

韓国料理には薬食同源という考えが根付いています。薬食同源とは食べるものは全て薬になるという考え方。この薬食同源の考え方を地で行く料理がヤクシクです。

ヤクシクの歴史は大変古く、韓国の歴史書である三国遺事によるとA.D4世紀の新羅の時代まで遡ります。

当時の新羅国の王様、炤知王(ソジ王)は、小正月に災いを知らせてくれたカラスのお陰で命拾いをしました。王はカラスに感謝して、カラスが好むナッツなどで作った黒いおこわ(ヤクシク)を小正月にカラスに捧げるようになったとされています。

時が経つにつれてヤクシクはカラスではなく人間が食べるものになり、現在の韓国でも小正月には欠かせない料理の一つとされています。

使われてる材料

松の実、黒砂糖、栗、なつめ、もち米、シナモン

いざ、実食!!

さっそく家に持ち帰って食べてみました。

パッケージはこんな感じ。
【食レポ】韓国系スーパー韓国広場で韓国式おこわ「ヤンシク」を買ってみた
ふたを開けるとツヤツヤと黒光りして美味しそう!!
新大久保韓国広場で買ったヤクシク(약식、薬食)
食べてみると赤飯よりは粘り気があり、ほとんど餅みたい。栗が甘くて美味しく、松の実のコリコリとした食感が心地よく食欲を刺激します。

味は黒砂糖が入っているため甘みが強く、ご飯というより餅菓子に近い。うん、これおやつだね。

個人的になつめはいらないかな(笑) 酢豚にパイナップルが入ってる感じでどうしても好きになれなかったです。家庭で作る際は、なつめがなければレーズンでも代用できます。

量的には適切だったけど最後、甘すぎて飽きてしまいました。もう少し甘みを抑えたら最後まで飽きずに楽しめたはず。あと私はシナモンが嫌いなので、どうしてもシナモンの味が気になって結構しんどかったです。

薬食(ヤクシク、약식)まとめ

糖分が高いのでお腹が減ってるときはバクバク食べてしまいそうです。ただ甘いものやシナモンが苦手な人には相当キツいと思います。

お菓子とご飯の両方の要素を兼ねてますが、どちらかというとお菓子に近い感じ。だけど、おはぎまでいかない感じですね。

とても優しいお味で健康にもいいので、お子さんにもオススメですよ。

●訪問した店舗の情報
店名:韓国広場
住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-31-11
電話番号:03-3232-9330
営業時間:AM8時~AM0時
定休日:年中無休
その他:他では手に入らない韓国の食材がいっぱい♪



この記事の著者:ETweb編集部
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