近年、沖縄の離島人気が高まっています。本州から石垣島と宮古島への直行便が就航しているのも大きな理由の一つでしょう。
直行便は乗り継ぎ便に比べて料金は高くなるが、現地に早く着くので時間の節約になります。しかし今回はあえて直行便を使わず、乗り継ぎの時間を有効活用して浮いたお金で沖縄本島も楽しむ方法をご紹介します。
同じ航空会社の乗り継ぎ便なら受託手荷物を航空会社に預けたままなので楽ですしね(^^)
※本州〜那覇と那覇〜離島の航空会社が違う場合は、那覇で受託手荷物を引き取らなければなりません。また航空会社によって受託手荷物の扱いが違いますので、旅行前に利用する航空会社にお問い合わせください。
石垣島旅行記についてはこちらから。
乗り継ぎ便の航空券を取得する
乗り継ぎ便の航空券を取得する方法は、自分で直接取得する方法とツアーに申し込む方法の二通りあります。
・自分で直接取得するメリット
自分で航空券を取得すると自分の都合に合わせて一から計画できます。自由気ままに観光したい方にオススメです。
・自分で直接取得するデメリット
本土〜那覇、那覇〜離島までの航空券と現地で宿泊する宿を自分で取る手間がかかります。また値段もツアーより高くなりやすいです。
・ツアーに申し込むメリット
自分で取得よりも安くつく場合が多いし手間がはぶけます。
・ツアーに申し込むデメリット
飛行機の便があらかじめ決まっているので、自分の希望する予定には合わない可能性があります。また添乗員がいるツアーでは行動に制限がでてきます。
・融通がきくツアーがオススメ
私は、今までスカイツアーズという旅行会社のツアーに2回行きました。スカイツアーズだと満席ではなければ、その日の乗り継ぎする飛行機を自分の予定に合わせて自由に選ぶことができました。
旅行会社によってはネット申し込みで乗り継ぎする飛行機が選べなくても、電話や店頭で調整してくれる所もあるので魅力的なツアーを見つけたら電話して相談してみるのもいいでしょう。
ただし直行便を使うツアーだと、直行便自体がツアーの目玉なので融通がきかないケースが多いです。
最低3時間は必要
あまりに乗り継ぎ時間が少ない場合は観光できません。目安として最低3時間は必要です。
3時間だと国際通りでご飯を食べ、少しくらいショッピングもできます。
最低6時間なければレンタカーを借りてまで観光する意味はありません。
時間別のおすすめルート
実際に私が乗り継ぎ時間で観光したルートをご紹介します。
・【3時間以上】首里城〜国際通りでショッピングコース
レンタカーを使わないコースです。首里城観光だけなら3時間で大丈夫です。首里城を観光したあと国際通りでお土産を買いたいならば、4時間あればしっかり選べます。ゆいレールのみの移動になるので、レンタカーを借りる手間がかかりません。
・【6時間以上】沖縄南部ドライブコース
朝に那覇空港でレンタカーを借りて、沖縄南部の観光スポットを巡るドライブコースです。
私はレンタカーを9時間借りて、ニライカナイ橋→知念岬公園→カフェくるくま→おきなわワールド→ひめゆりの塔→瀬長島で離着陸の飛行機見物の順に観光しました。
南部には他にもガンガラーの谷、斎場御嶽(せーふぁうたき)、奥部島、平和記念公園など見どころもたくさんあるので好みに合わせてチョイスしてみてください。
・【8時間以上】美ら海水族館コース
朝に那覇空港でレンタカーを借りて、美ら海水族館までドライブするコースです。
水族館だけはなく水族館までの道のりもオススメの一つです。許田インターから水族館までの道のりは、エメラルドグリーンのキラキラした海沿いを走るので南国気分を満喫できます。
帰りは道の駅「許田」でランチとお買い物もできます。
注意点としては、帰りの道は那覇に近づくにつれて渋滞が激しくなるので、時間に余裕を持って移動をした方がいいでしょう。なので時間短縮のため往路復路ともに名嘉地インター〜許田インター間まで高速道路を使うことを推奨します。
注意点は?
乗り継ぎ時間での観光を最大限楽しむための注意点をまとめました。
・時間配分を考える
乗り継ぎ時間での観光の時間配分を出発前に計画しておくことが大切です。行き当たりばったりで行動して時間が足りなくなり飛行機に乗れなくなるのは最悪です。
また観光途中でも時間が足りなそうだなと感じたら、次に訪問するスポットをバッサリ切り捨てるなどしなければなりません。
下記に必要最低限、考慮すべき時間を記します。
・到着ロビーへ出る時間・・・約20分
・レンタカーを借りて出発するまでの時間・・・約1時間
※レンタカー会社によって時間が違います。また空港から遠いレンタカー会社は時間がかかる傾向にあります。
・空港到着時間・・・出発時間の1時間半前
※航空会社ごとに決まっている保安検査場の通過時間を確認してください。
乗り継ぎ時間から上記の時間を引いた時間が自由時間ですので、その自由時間で観光できる場所を選びましょう。
・那覇空港では一般客と同じく到着ロビーを目指す
那覇空港に着いたら、一般のお客さんと同じく到着ロビーに出てください。
・本島の機内手荷物は
同じ航空会社の乗り継ぎの場合だと受託手荷物は預けたままになります。もし間違えて本島観光に必要なものを受託手荷物として本州で預けてしまった場合は、那覇空港で取り出せるが貨物室からいちいち持ってくる必要があるため時間をくいます。
限られた乗り継ぎ時間を有効活用するには、必要なものを出発前に確認して手荷物として飛行機に持ち込んでおくとスムーズです。
・乗り継ぎでも時間厳守
乗り継ぎの場合でも利用する航空会社ごとに決まっている保安検査場を通過する時間、搭乗口に到着する時間は厳守してください。私はいつも余裕をもって出発時間の1時間半前には戻れるように計画しています。
那覇乗り継ぎ便で離島に行く前に沖縄本島も楽しむ方法まとめ
いかがでしたしょうか?
ちゃんと時間があれば結構遊べますよね!
私と一緒に行った連れが沖縄に行くのが初めてで沖縄本島でも観光希望だったことがこれを考えたキッカケです。いろいろ考えたあげく離島への乗り継ぎ時間で本島観光することを考えつきました。
うまく調節すれば1回のツアーで往路復路の計2回、沖縄本島で遊べちゃうし、初めて沖縄に行く人が一緒なら喜ばれますよ!
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