【保存版】英語スピーキングの勉強法、上達のコツ、教材・アプリとは

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【保存版】英語スピーキングの勉強法、コツ、おすすめ教材・アプリとは

この記事を読めば、英語スピーキングを学び、以下のことができるようになります。

英語を使って自由に会話ができる
海外旅行で不自由しない 
海外で働くことができる

英語4技能(話す・聞く・読む・書く)の中でも、多くの方がいつか“話せること”を目標にしながら英語を勉強していると考えられます。そういった需要があるおかげか、年々オンライン英会話の登録者数は上がってきているとのこと。

しかし、TOEICで高得点を取っても、難関大学の試験をパスしても英語を話せないという人は多くいらっしゃいます。中にはオンライン英会話を続けてるけど、うまく話せないという人もいらっしゃいます。

なので今回は本当に必要な英語スピーキングの勉強法、上達のコツ、おすすめ教材・アプリをわかりやすく解説します。

この記事を読めば、今日から正しいスピーキングの勉強方法が身につき、あなたが世界に羽ばたく日が近くなるかもしれません。

英語スピーキングが大切な理由

英語スピーキングが大切な理由
スピーキングの重要性は私から説明しなくても、みなさま重々承知だと思います。

英会話ができるようになれば、プライベート、仕事、旅行すべてにおいて、あなたの見識が広がり、見える世界も変わってくるでしょう。

にもかかわらず、なぜ日本人は英語を話せないのか?
日本人は義務教育で6年間も英語教育を受けているのになぜ?

それは、日本の学校教育における英語の授業は、スピーキングよりリーディングに偏重しているからです。話すことより読むこと重視なんですね。わかりやすく言えば、筆記テストで良い点を取るための英語です。

正直、そんな英語ではいつまで経っても話すことはできません。実際、皆さんの周りで6年間も授業を受けたのに、ペラペラになった方はいませんよね?

もし、いたというなら、その人は十中八九、プライベートな時間で努力をしているはずです。

なので、もし会話がしたければ、スピーキング用の勉強法を身につけ、トレーニングを継続しなければいけません。

英語スピーキングの上達のコツ7選

英語スピーキングの上達のコツ7選

【コツ1】定型表現や定番フレーズを覚える

英語を話すとは、知っている単語と英文法を組み合わせて自分の意思を伝えること。書くのは簡単ですが組み合わせるのが一番難しい。

ですが、初心者だとそもそも自分の作成した英文がネイティブにとって自然な英文かも怪しいですよね。それなら先によく使われる定型表現や定番フレーズから先に覚えましょう。

コツとしては、自分に関係のある定番フレーズから覚えること。趣味、仕事、プライベートなど、あなたに関係するものなら何でもOK。そうすることで、あなたの身近のことについては、あらかた話せるようになります。

特にビジネス英会話には日常英会話以上に多くの定番フレーズが使われます。

【コツ2】あなたの身近にある単語から先に覚える

英単語も同じで、あなたの身近にある単語から先に覚えていきましょう。単語帳を使っても良いですし、あなたが作成した文章の中の単語を少しずつ覚えていく方式でも良いでしょう。

ただし、早く話せるようになりたい方は、日常英会話に必要な2,000〜3,000語だけは学習しながら覚えていってもいいと思います。

【コツ3】シャドーイングを繰り返す

超天才でもないかぎり、一回聞いただけのフレーズを覚えられるわけがありません。

話したいフレーズを最低30回はシャドーイングオーバーラッピングをしましょう。シャドーイングとオーバーラッピングについては後述で説明しています。

【コツ4】リズムで覚える

フレーズの覚え方は、リズムで覚えましょう。

英語には日本語にはないリズム感があります。これは実際に音読をして慣れていくのが手っ取り早いです。その際、音声変化(リエゾン)も学習しておきましょう。

リズムさえ掴めたら、あとは口さえ慣れれば話せるようになります。

【コツ5】文を簡略化させる

あなたが作成した文章が長く瞬間的に口に出せない場合は、できるだけ意味を崩さないように簡略化させることで話すことのハードルを下げます。

たとえば、
「今度、若者の間で流行っている新作のディズニー映画を観に行きたいけどさ、一人だと気まずいから一緒に観に行かないかな?」

「今度、一緒に新作のディズニー映画を観に行こうよ!」

もし、簡略化させるのが難しいのなら似たような意味に言い換えてもOKです。
「英語上級者でも会話で言葉がつまることは起こりえる」

「英語上級者でも会話は難しい」

【コツ6】いつでも英語を話せる環境に身を置く

いくら自主練だけしても、実際に外国人に向かって話さないとスピーキング力の向上は望めません。

実践するのにおすすめなのがオンライン英会話です。月々5,000円ほどで25分のレッスンが毎日受けられるスクールもあります。

インターネットが発達した今の時代だからこそできることです。正直、短期留学するくらいならオンライン英会話一本で学習することをおすすめします。

【コツ7】日本語で考えることをやめる

最後にやるべきことは頭の中で日本語で考え、それを翻訳して英語にするという作業を排除すること。

だいたいの学習者は、まず日本語で言いたいことを考えてしまいます。そうすると口に出すまで、どうしても時間がかかってしまう。

なので、日本語に翻訳するプロセスをできるだけ排除していき、英語は英語のまま考え、そのまま口に出すというプロセスに慣れていきましょう。リスニングにおいても日本語に翻訳せずに英語だけで頭の中にイメージできるレベルを目指します。

といっても初心者には難しいので、英語に慣れてきた頃に徐々に取り入れることをおすすめします。

具体的な英語スピーキングの勉強法

具体的な英語スピーキングの勉強法

こちらでは具体的にスピーキング力を高めるためには、どういった学習をすればいいのかを解説します。

【ステップ1】最低限の文法&単語を身につける

文法も単語も知らなければ、まず聞き取れませんので、スピーキング学習を始める前に最低限の文法と単語を覚えましょう。

どちらも中学レベルでOKです。文法に関しては1ヶ月程度でできますので、サクッと文法から終わらせちゃってスピーキング学習に進みましょう。

文法のおすすめ入門テキストはこちら。今まで出会ってきた文法本で一番わかりやすかったです。Amazonでもベストセラーなので信頼はできるかと。まずはこの参考書を1ヶ月以内に終わらして次に進みましょう。

上記の本を終え、もっと英文法を極めたければ以下の本をおすすめします。

時吉 秀弥(著), 出版社:明日香出版社

できるだけお金をかけずに学習したければ以下記事のテキストをおすすめします。Kindle Unlimitedに入れば、ほとんどのテキストが30日間無料で読めます。

 
次に単語帳に関しては、日常会話で必須と言われている2,000〜3,000語を覚えればOKです。ただし、単語は1ヶ月でマスターするのが厳しいので、英文法の学習が終わった時点でスピーキングの学習をスタートさせましょう。なので、単語学習はスピーキング学習と平行して行う形になります。

あと単語を覚える際、実際に口に出してみて発音も覚えてしまいましょう。発音はGoogle翻訳やWeblio辞書でわかります。そのとき、スマホに録音して、ちゃんと発音されているかチェックしましょう。

おすすめの単語帳はこちら。おすすめポイントは、初級者が覚えるべき3,000語が網羅されているところ、ステップアップしたければシリーズ本を買えば、最終的に12,000語までをマスターできるところの2点ですね。

アルク英語出版(著), 阿川 イチロヲ(著), 小石 裕子(著)

できるだけお金をかけずに学習したければ以下記事の単語帳をどうぞ。Kindle Unlimitedに入れば、ほとんどの単語帳が30日間無料で読めます。

【ステップ2】音声変化(リエゾン)を学ぶ

単語の発音を知っていても、文章で聴いたとき「あれ?発音が違くない?」と思うことが誰しも感じたことがあるはず。たとえば、「I miss you.」は「アイ・ミス・ユー」ではなく「アイ・ミシュー」と聴こえますよね。

実はネイティブは、音声変化という連結、脱落、同化、弱形、ラ行化の5つからなる発音ルールをもとに英語を話しているんです。だから単語ごとに発音する日本語英語の耳のままだと聞き取れないわけです。

たとえば、missの末尾の「s」とyouの語頭の「y」が続いた場合は、連結して発音するルールがあるので「アイ・ミシュー」となるわけです。

この音声変化のルールを知らないといくら聞いても理解できませんので、音声変化のおすすめのテキストをお伝えします。

以下の書籍で学習すると間違いなくスピーキング力はUPします。はじめの1ヶ月、文法学習と平行して学習すると良いと思います。

【ステップ3】リスニング力を身につける

外国人と会話をするなら、自分だけが話すわけにはいきません。ちゃんと相手が話してる内容を理解して、返答していく作業が必要になってきます。

やはり、スピーキングと同時にリスニング力は絶対必要になってきます。

以下の記事を参考にリスニング学習を取り入れてみましょう。

【ステップ4】定型表現や定番フレーズを覚える

次にある程度、定型表現や定番フレーズ、あいづちの種類を覚えます。

定型表現とはたとえば、
「What’s up?(よ!)」
「Never mind.(何でもないよ)」
「Absolutely.(その通りだよ)」

など決まった場所で使える定番の言い回しのことです。

こういったある程度決まった表現を数多く覚えることで会話スピードが格段にUPします。またビジネス英語の1/3は定型表現で占められているという統計もあります。

その際、脳への定着のため音読やシャドーイングは必ずしてください。

定番フレーズならネイティブが書き下ろした以下の本がまず初めにおすすめです。

スティーブ ソレイシィ(著), ロビン ソレイシィ(著), 出版社:アルク
スティーブ ソレイシィ(著), ロビン ソレイシィ(著), 出版社:アルク

【ステップ5】文章を作る

文法と単語、定番フレーズをある程度覚えたら、いよいよ自分で文章を作成するステップに入ります。

文章を作り方の手順は次の通り。

1日本語で日頃の日常、今日あったことなどを短文で書く
※この際、本の例文にあるような自分とはまったく関係ないことではなく、自分が実際に体験したことを書くことが需要。そうすることで、本当にあなたの伝えたい英文を作る能力を身につけることができる
2日本語文をネットで調べながら英訳する
→「DMMなんてuKnow?」「英語 with Luke」「HiNative」などのネイティブが監修したサイトを使うとなお良い

また以下を意識して書くとより効果的です。
・読み手が読みやすいか意識する
・自然な英訳になるよう意識する
・英文は結論から先に書き、そのあとに理由や原因を書く
・曖昧な表現は避ける

はじめのうちは、短めの一文からスタートすることがおすすめです。

【ステップ6】音読する

自分の文章を作成したら、それを音読します。

音読といってもいろんな種類があります。ここではシャドーイングとオーバラッピングの方法を取り入れた勉強法をご紹介します。

シャドーイングとは、英語の音声データを聴き、その音声に1〜2語(または0.5〜1秒)遅れて音声データとまったく同じ言葉を発音する練習法のこと。

オーバラッピングとは、英語の音声データを聴き、その音声とぴったりと合わせて発音する練習法のこと。

シャドーイングとオーバラッピングを取り入れた音読の手順は次の通り。1つの文章を覚えるときの流れです。

1音声をリスニングする(発音やリズム感を要チェック)
※作成した文章の音声化は、スマホまたは翻訳サイトの読み上げ機能がおすすめ
2正しく発音できているかスマホの音声入力でチェックする
※スマホには音声で入力する機能があります。この機能を使って英語の文章がちゃんと認識してくれるかをチェックできます
3文章を見ながら、オーバーラッピングする×30回
4慣れたら文章を見ずにシャドーイングする×30回
5独り言で実際に使う場面をシミュレーションする×40回

以上のように1つの文章につき、最低100回は声に出すことが大事。声に出すほど身に付く実感をまずはつかんでください。

より詳しいシャドーイングの方法は以下を参考にどうぞ。

【ステップ7】オンライン英会話で添削

最後にオンライン英会話で、文章が合っているか添削していもらいます。

オンライン英会話では授業が始まったら毎回、自己紹介のあとレッスンが始まるので、自己紹介とレッスンの間に添削をお願いしましょう。

生徒からの積極的な姿勢に嫌な素振りを見せる講師はほぼいません。もし、いたら教えるのが仕事ですからクレームものです。

現段階において、どの方法よりもオンライン英会話での添削が一番安上がりで正確な方法です。

初心者の方はとりあえず以下の記事で良さげなスクールの体験レッスンをすべて受けて、自分の合うスクールを決めましょう。けして一ヶ所だけで決めないのがコツ。

 

オンライン英会話をいろんな切り口で比較したいなら以下を参考にどうぞ。料金、単価の安さなど24の比較項目を用意。

英語スピーキングのおすすめ教材・アプリ

こちらでは、ここまで紹介した勉強方法と並行しながら学習するとより効果的な教材・アプリをご紹介します。もっとスピーキングを極めたい方におすすめです。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
本書は、英会話にとって必要不可欠な「瞬間的に頭の中で英作文を作り、反射的に口に出すことができる能力」を身につけることができるテキストです。

かなり有名な本なので知っている方も多いのではないのでしょうか。

そのまま日本語文を英文に直すだけとシンプルな内容ですが、この本で学習しておけば、ふと言葉を投げかけられても瞬時に返すことができるようになります。

あと慣れてきたら単語を自分に関係するものに置き換えてシミュレーションすることで、より自分の英語として身につけることができます。

新ゼロからスタートシャドーイング 入門編

新ゼロからスタートシャドーイング 入門編
本書はシャードイングの基礎から始められるテキストです。自分で文章を作成してシャドーイングするのが基本ですが、どういう風な文章で作成して練習すればいいかわからないときに参考になります。

まずは単語のシャドーイングから始まり、次に短文→会話文→長文とステップアップできます。

さらに単語もビジネス、動物、気象、数字、政治経済などいろんな範囲をカバー。長文も難しい単語はなく、初心者でも自信が付きやすい構成になっています。

スタディサプリENGLISH日新日常英会話コース

スタディサプリとは、リクルートが提供している英語4技能(話す・聞く・読む・書く)を総合的に鍛えることができるアプリで、コースは新日常英会話、ビジネス英語、TOEIC対策、パーソナルコーチの4種類があります。

その中でおすすめなのが新日常英会話コース。大きな特徴は、日常英会話に必要な英語力をストーリー仕立てで学べるので、かぎりなくストレスフリーで英語を習得することができる点です。

英文法が苦手でも、ストーリーから楽しく勉強したい人におすすめします。
» スタディサプリEnglish【新日常英会話コース】公式ページを見る

ビジネス英会話をご希望の方は以下がおすすめ。
» スタディサプリEnglish【ビジネス英会話コース】公式ページを見る

英語スピーキングの勉強法、上達のコツ、教材・アプリまとめ

今回は、英語スピーキングの勉強法、上達のコツ、教材・アプリについて解説しました。

スピーキングができると自在に外国人とコミュニケーションが取れるのはもちろん、間違いなく自分の視野が広がり、世界中でいろんな挑戦ができるようになります。

ですので、この記事がきっかけにあなたの人生が変わることを願っています。

最後に以下にまとめて終わります。

スピーキングの7つのコツ 定型表現や定番フレーズを覚える
あなたの身近にある単語から先に覚える
シャドーイングを繰り返す
リズムで覚える
文を簡略化させる
いつでも英語を話せる環境に身を置く
日本語で考えることをやめる
具体的な英語スピーキングの勉強法 最低限の文法&単語を身につける
音声変化(リエゾン)を学ぶ
リスニング力を身につける
定型表現や定番フレーズを覚える
文章を作る
音読する
オンライン英会話で添削

 


ほかの英語学習に関しては「英語学習全般まとめページ」をご覧ください。

この記事の著者:ETweb編集部
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