石垣島旅行記 4日目「波照間島をレンタルバイクで爆走編」

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波照間島 レンタルバイク

石垣島旅行1日目を読んでいない方はこちらから。


石垣島旅行4日目もAM7:00に起床。本日は波照間島と時間があれば竹富島を観光する予定です。

ただこの予定、高確率で崩れる可能性があるんですよ・・・。波照間島に行った方は知っていると思うんだけど、石垣島−波照間島のフェリーはよく欠航するんです。外海を航行する便なので晴れていても少しでも波の高い日は問答無用に欠航になったりします。

なので石垣島旅行で波照間島を予定に入れてる方は、当日まで行けるかわからないというモンモンとした状況に置かれるんですね。

さぁ、今回は計画通りに観光できたのでしょうか。見ていきましょう!

石垣港離島ターミナルへ

実は石垣島に来てから毎朝、波照間便の運航状況を確認していました。でも3日目まで・・・
すべて欠航していました(涙)

また「この航路は人気なので当日の朝、早めにチケットを買わないと売り切れもありえる」とネットに書いてあったので、ホテルの朝ごはんを食べてすぐに石垣港離島ターミナルに向かいました。

波照間航路のカウンターへ向かうと・・・
なんと午前便は運航していました! めちゃ嬉しい! 私が行く日だけ運航してるなんて奇跡だと思いました。

だがしかし午後便はすべて未定になっている(汗) 5日目の昼の飛行機で帰る予定なので帰れなくなるのはすごくつらい。。

なのでカウンターのスタッフに午後便について聞いてみました。

「う〜ん、今日は波も低いし多分運航すると思いますよ」とのこと。3分くらい悩んだけど・・・帰れなくなったらなったで日本で一番美しいと言われている波照間島の星空も見れるし行っちゃえとポジティブに考え、午前便を購入しました。

波照間島へ

定刻通りにフェリーに乗船開始。ほぼ満席状態でした。さすが人気航路!

フェリーでもう一点不安がありました。波照間航路は他の離島航路と違って外海を航行するため、ものすごく揺れるんです。なので酔い止めを飲んでおきました。結果、そこそこ揺れたけど酔い止めを飲んでいたおかげでまったく酔いませんでした。

本を読んだり、スマホを見たりは酔いやすいので禁物ですよ。

レンタルバイクで波照間島一周スタート

1時間後、波照間港に到着。着いてみて思った感想。

この島なんもないやん!

波照間港フェリーターミナル以外は緑が広がってるだけ。ほんとなんもない。そして暑い。

とりあえずレンタルバイクを予約していたので、近くのレンタル屋らしきほったて小屋に行くと陽気なおっちゃんがいました。んで予約した旨を伝えてバイクをゲット。

今回お世話になる二人乗りできる90ccのバイク。サウザンドハテルマ号と名付けました。
波照間島 レンタルバイク
いざ出発!

とりあえずニシ浜に向かいます。ニシ浜は過去にトリップアドバイザーが選ぶ「日本のベストビーチ2012」で1位を取っているビーチ。今でもTOP3に必ず入る綺麗なビーチです。

港から5分くらい走っているとニシ浜ビーチに到着。ちょっとした坂を下るんだけど、坂からニシ浜の方へ目を向けると見事なくらい綺麗なビーチのパノラマが見れます! 予想のはるか上をいく綺麗さ!

これぞ波照間ブルー!
波照間島 ニシ浜ビーチ
このときばかりは来てよかったと感動しました。写真だとちょっと伝わりにくいのが残念。

しばらく眺め、「後でまた来るよ」と言い残して波照間島一周ツーリングスタート。

バイクで走ってるとめちゃくちゃ気持ちいい。なんもないことがこんなに気持ちいいなんて!
波照間島 道路
たまにヤギがいたり、馬がいたりとこの島には、ものすごくゆっくりとした時間が流れています。

ヤギ牧場。波照間島にはいたるところにヤギがいます。
波照間島 ヤギの牧場
ヤギのアップ。人懐っこくって人の後を追っかけてきます。このヤギは照子と名付けました。
波照間島 ヤギのアップ
風車で発電中。この風力発電は島で必要な電力の1/5をまかなっているそうです。
波照間島 風車
サトウキビ畑が広がる風景。沖縄って感じがしますね。
波照間島 サトウキビ畑
両側をサトウキビ畑に挟まれた道路をしばらく走行中、ふと思いました。

ん? これってもしかして道に迷った・・・?

なにもなさすぎて道に迷ってしまった(笑) サトウキビ畑に挟まれた道路ばかりなんで目印がないんですね。ほとんどがこんな道路。
波照間島 道路
まーいいや、と思いテキトーに走り続けました(笑)

途中面白そうな場所はバイクを止めて散策してみました。

お約束の「日本最南端平和の碑」。
波照間島の日本最南端平和の碑
星空観測タワー。ここには自動販売機があり、飲み物を補給できました。
波照間島 星空観測タワー
断崖絶壁が広がる高那崎。写真の中に人がいるけど、崖のギリギリまで行くもんだから落ちないでよと祈ってました。
波照間島 高那崎
私も結構ギリギリまで行きましたが(笑)
波照間島 高那崎の海
高那崎の陸地は岩がゴツゴツしていて歩きづらかった。クロックスなどはちょっと危険です。
波照間島 高那崎 陸地
なんかの遺跡?
波照間島 遺跡
だいたい一周が終わったところで再びニシ浜へ。
波照間島 ニシ浜 海水浴
シャワーがあるので泳いでみました。海水浴している人がいっぱい。
波照間島 ニシ浜ビーチ 海水浴
しばらく海水浴を楽しんでから波照間港へ。早速カウンターに向かうと無事運航するとのことです! ほんとよかった!

フェリーに乗るための長蛇の列。波照間島の人気度がわかりますね。
波照間島 フェリー 人気

竹富島へ

石垣島に戻ってくると、すぐに竹富島へのフェリーに乗りました。その際、離島ターミナルで石垣島の隠れた名物らしいオニササを買ってフェリーの中で食べてみました。
石垣島名物オニササ
ささみフライとのりたまおにぎりをドッキングさせただけなんだけど妙にうまい。もう1つ買っとけばよかった(笑)

10分くらいで竹富島に到着。近すぎる。

港から中心街まで距離があるので水牛車ツアーに申し込み。水牛車ツアーのスタッフは港の駐車場にいるので参加したい旨を伝えるだけです。予約の必要はありません。申し込みをするとワゴン車で中心街にある会社事務所まで運んでくれます。

水牛車ツアーを催している会社は新田観光と竹富観光センターの2社のみだけです。水牛車のルートがちょっと違うだけなので、基本どちらを選んでもいいです。

ちなみに私は、離島ターミナルでフェリー往復分と水牛車セットのチケットを購入しました。

中心街にある事務所に着くと何時出発のツアーに参加するか聞かれるので、遅めの時間を選択しました。なぜかと言うともうすでに夕暮れだったので明るい内に竹富島を散歩したかったからです。

いざ散歩スタート。中心街はじゃり道になっています。沖縄の原風景を大切にしようという住民の心意気を感じます。
竹富島 じゃり道
たまに水牛車が通ったり。
竹富島の水牛車
途中、竹富島の有名店、そば処 竹の子がすいていたので食事しました。

その後、竹富島の集落が一望できるなごみの塔へ。階段がものすごく急で怖い。
竹富島  なごみの塔
上からの景色は圧巻です。
竹富島 集落
※なごみの塔は老朽化やマナー違反で2016年9月から登頂禁止になっています。本当に素晴らしい景色なので早く対策をして頂き、再開してほしいと願っています。

中心地を周るだけなら30分で十分ですね。ただ時間がなくてコンドイビーチが見れなかったのは残念。次回リベンジします。

事務所に戻って水牛車ツアーに参加。運よく最前列をゲット。
竹富島 水牛車
水牛はのんびりと走るのでスピードは遅いです。たまに立ち止まったり、糞尿をしたりします。でもこれでいいんです。スタッフの三線(さんしん)とともにゆっくりとした時間が流れます。
竹富島 水牛車 三線
ツアーが終わってすぐ石垣島に帰ってきました。そして自家製ジェラートで有名なミルミル本舗 本店へ。石垣島の空港でも買えるんだけど、どうしても本店に行きたかったんです。
石垣島ミルミル本舗 本店
本店に行きたかった理由はずばり"夕日が綺麗"だからです。
石垣島ミルミルからの夕日
今まで見た中でも最高の夕日でした。あとミルミルのお庭には可愛らしいホルスタインがいました。

その後、予約していたうさぎや 石垣店へ。沖縄伝統楽器の生演奏と沖縄料理を楽しめるお店です。
うさぎや 石垣店 三線の生演奏
生演奏は迫力があり感動。また2015年は桐谷健太さんの「海の声」がヒットしていたので、必ず演るんだろうなと思っていたら予想通り演奏してくれました(笑)

あとはホテルに帰って就寝。ベッドにつくと一瞬で意識が飛びました(笑)

波照間島をレンタルバイクで爆走編まとめ

私にとってこの日が一番不安でした。行きが欠航するのは全然大丈夫なんです。

問題は帰り。もし行けたとしても午後便が欠航になって帰れなくなり、翌日も午前便が欠航になったら、5日目の昼に取ってあった飛行機に乗れなくなります。

それは運でしょ、となるとこなんだけど問題はそういった状況が石垣島-波照間航路では高い確率で頻発するというところ(悲)

今回は私のミスで波照間島観光を旅行の後半に持ってきてしまいました。よく計画倒れにならなかったなと思います(汗)

こういったヒヤヒヤを味わいたくなければ波照間観光は旅行前半に持ってきましょう。

あと波照間島をバイクで走行中、レンタル自転車の人が結構いました。この暑さの中だと大変そうだな〜と思っていました。数に限りはあるけど、車の免許があるならバイクを予約した方が無難です。バイクの方が時間を有効活用できますし。

波照間島自体は私が今まで行った離島の中でNO1です! ゆっくりと流れる時間。自然の音しか聞こえない道。人懐っこいヤギ。なんにもない幸せを目一杯感じることができますよ!

ただ・・・ものすごく暑く、日陰が少ないので水分は多めに持っていった方がいいです(笑)

●レンタルバイクを申し込んだショップ
店名:オーシャンズレンタカー
住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間401-2
電話番号:0980-85-8787
行き方:波照間港から3分。

●水牛車ツアーを申し込んだショップ
店名:竹富観光センター
住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富441
電話番号:0980-85-2988
行き方:竹富港から送迎あり

●訪問した店舗の情報
店名:そば処 竹の子
住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富101-1
電話番号:0980-85-2251
営業時間:
・ランチ 10:30~16:00(そばがなくなり次第終了)
・ディナー 19:00〜21:00(L.O.20:30。夜は不定期営業)
定休日:不定休(HPに休日の記載あり)
行き方:フェリーで竹富島へ
その他:沖縄の古民家で営業している。

●訪問した店舗の情報
店名:石垣島ミルミル本舗 本店
住所:沖縄県石垣市新川1583-74
電話番号:0980-87-0885
営業時間:10:00〜日没まで
定休日:無休
行き方:美崎町から車で10分
その他:ジェラートが有名。

●訪問した店舗の情報
店名:うさぎや 新館
住所:沖縄県石垣市大川250
電話番号:0980-87-0704
営業時間:17:00~24:00 (L.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
定休日:無休
行き方:美崎町にある
その他:沖縄音楽と沖縄料理のお店。


●石垣島旅行するならこの一冊で十分です




この記事の著者:ETweb編集部
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