メタバースビジネス・事業の活用事例15選

メタバースビジネス・事業の活用事例15選

この記事はメタバースについて以下のことを知りたい方に向けた記事です。

・メタバースビジネスや事業ってどんなものがあるか知りたい
・メタバースビジネスを行っている企業は?
・メタバースビジネスのメリット・デメリットを知りたい

近年、メタバースが多くのメディアで取り上げられ、注目を集めています。メタバースとはインターネット上にある3次元の仮想空間のことです。

メタバース市場が今後拡大すると予測されている中、さまざま領域の企業がメタバースやメタバースと関連深いWeb3領域でのビジネスチャンスを探しています。

そこでこの記事では、メタバースをビジネスや事業に活用する方法実際の活用事例15選を解説します。記事を最後まで読めば、メタバースでビジネスを行っていく上での良いヒントが見つかるはずです。

メタバースとは?

メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことです。3DCG技術を活用して作られた3次元の仮想空間にPCやスマホからアクセスし、自身の分身となるアバターを操作してさまざまな活動を行います。

メタバースと聞くと「VRゴーグルを装着して、ゲームや他のユーザーとのコミュニケーションを楽しむもの」というイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、メタバースはそれ以外にも、ビジネスをはじめとするさまざまな活用方法があります。実際に、メタバースをビジネスや事業に活用する企業も増加しており、メタバースでの活動の幅が広がっています。

以下の見出しで、メタバースをビジネス・事業に活用する方法を詳しく確認していきましょう。

なお、メタバースについて意味や定義からより深く学びたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

メタバースをビジネス・事業に活用する方法

メタバースをビジネスや事業に活用する方法は主に以下のとおりです。

メタバースをビジネス・事業に活用する方法・ユーザー同士の交流
・イベント開催による集客
・バーチャルショッピング
・教育プログラムやセミナーの実施
・オフィスのバーチャル化
・メタバース上での不動産事業
・広告の出稿
・NFTアイテムの販売

それぞれ順番に解説します。

ユーザー同士の交流

笑顔で話している男女

ユーザー同士の交流はメタバースの醍醐味と言えます。ユーザーは、場所を問わず好きな時間にメタバースにアクセスし、交流を楽しむことが可能です。

また、VRゴーグルを活用すれば、没入感の高いコミュニケーションを体験できます。

例えばメタバース上にショップを展開した場合、店員と客のコミュニケーションをスムーズに行えるようになり、現実世界と遜色ない買い物体験が実現できるでしょう。

イベント開催による集客

瓶ビールをもちながら乾杯している男女

メタバースでは、イベントを開催し集客することが可能です。

メタバース上であれば、リアルで行うイベントよりも多くのユーザーを招待でき、さまざまな体験を提供できます。

例えばFortninte(フォートナイト)では、2020年8月に米津玄師氏のメタバースライブが行われ、推定視聴者数は50万人を突破しました。普段のライブでは見ることのできない位置からのカメラワークや、ダンサーたちが客席に入り込んで踊るパフォーマンスなど、メタバースならではの楽しみ方を提供しています。

メタバースでのイベントはメリットも多いため、今後採用する企業も増えていくでしょう。

バーチャルショッピング

複数の紙袋をもつ女性

メタバース上にショップを展開することで、バーチャルショッピングを行うことが可能です。

例えば、三越伊勢丹ホールディングスが運営する「REV WORLDS(レヴワールズ)」は、仮想新宿が舞台となっており、ユーザーは好きなアバターファッションを設定し、散策やショッピングを楽しめます。

事例はまだ少ないものの少しずつ増えているため、バーチャルショッピングは今後の主流になっている可能性もあるでしょう。

教育プログラムやセミナーの実施

セミナーを行う女性

メタバースでは、教育やセミナーを行うことも可能です。

コロナ禍の影響でオンライン授業が注目されましたが、メタバースで行えばさらに密度の濃いコミュニケーションを取ることができます。

また、セミナーについてもメタバース上であれば数万人単位で収容できるため、業務の効率化につながるでしょう。

オフィスのバーチャル化

オンライン会議をしている男女

バーチャルオフィスとして利用できる点もメタバースの特徴の一つです。

例えば、バーチャルオフィスツールとして有名なoViceは、アバターを活用して通話やチャットを楽しむことが可能で、会社のテレワークにも活用されています。画面共有などの基本的な機能も備わっているため、問題なく仕事に取り組むことが可能です。

自宅から気軽に打ち合わせや相談ができ、現代においてかなり重宝されているツールと言えるでしょう。

メタバース上での不動産事業

ミニチュアの家の模型

土地の概念があるメタバースサービスも存在します。NFT化された土地を保有することで、その土地の上でさまざまな事業を行うことが可能です。

例えば、以下のとおりです。

・土地を貸し出して不動産収入を得る
・ゲームや動画などのコンテンツを作成し、その利用料を得る
・土地のNFTを売買する

メタバース市場の流れや、事業の工夫次第では、現実世界の不動産事業にも匹敵するビジネスを展開できる可能性もあるでしょう。

広告の出稿

車通りがよく目立つ広告が貼られているにぎやかな街

メタバース上では広告の出稿も可能です。

前述した土地のNFT上に建物を建設し、そこで広告を打ち出せば、メタバース上で集客することもできます。

ユーザーが集まりやすい場所の土地を保有することで、大きな収益を期待できるでしょう。とはいえ、現実世界と同様に優良な土地は高価なため、購入するには少々ハードルが高いと言えます。

NFTアイテムの販売

売買のやりとり

NFTアイテムの販売もメタバースで行えます。

NFTアイテムを作成するツールはメタバースサービス内で用意されている場合もあり、気軽に作成可能です。

企業がビジネスで活用する場合には、著名人や有名企業とのコラボレーションによる限定NFTなどを発行する方法が効果的でしょう。また、NFTアイテムを保有することで、特典が付与されるといった活用方法も一般的に行われています。

メタバースビジネス・事業の活用事例15選

ここでは、メタバースビジネス・事業の実際の活用事例15選を確認していきます。

Oasis TOKYO(オアシストーキョー)

oasis tokyo
名称Oasis TOKYO
運営コインチェック株式会社
ブロックチェーンイーサリアム
ゲーム内通貨SAND
稼ぐ要素あり
公式サイトURLhttps://coincheck.com/ja/article/493

Oasis TOKYOは、国内取引所コインチェックが運営するメタバース都市です。2035年の近未来都市が舞台となっており、世界的に有名なメタバースサービス「The Sandbox」で構築されています。

ユーザーは、Oasis TOKYO内に建設されている美術館や商店街、ステージなどのイベント施設を利用したり、アーティストや他のユーザーと交流したりして楽しむことが可能です。

また、さまざまなファッションブランドや著名人とのコラボレーションが計画されており、すでに水原希子氏や小嶋陽菜氏や太田雄貴氏などとの企画が予定されています。

REV WORLDS(レヴ・ワールズ)

REV WORLDS メタバース
名称REV WORLDS
運営株式会社三越伊勢丹
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://www.rev-worlds.com/

REV WORLDSは、三越伊勢丹が運営する2021年3月リリースされたスマホ向けメタバースサービスです。仮想新宿が舞台となっており、24時間どこからでも仮想都市にアクセス可能です。

実際にメタバース上には仮想伊勢丹新宿店が出店されています。ユーザーは好きなアバターファッションを設定し、散策やショッピングを楽しむことが可能です。

メタバース上にさまざまブランドのショップが展開されれば、利用ユーザーの増加に期待でき、よりよいユーザー体験を提供できるでしょう。

Horizon Workrooms(ホライズン ワークルーム)

Horizon Workrooms
名称Horizon Workrooms
運営Meta
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://www.meta.com/jp/ja/work/workrooms/

Horizon Workroomsは、Metaがビジネス向けに開発したメタバースプラットフォームです。チームメンバーがメタバース空間に集まり、一緒に作業したり会議したりできます。

メタバースの会議室内は、非常にリアルに再現されており、作業の生産性を高めるツールとして注目度が高まっています。例えば、チームメンバーのいる場所によって声の大きさが自動調整されるため、同じ空間に一緒にいるかのような体験を味わうことが可能です。

Web上の会議やミーティングなどが浸透しつつある現代において、Horizon Workroomsは、作業の生産性を高めるとともに、チームの一体感を生む重要なツールとして発展していくでしょう。

The Sandbox(ザ サンドボックス)

The Sandbox メタバース
名称The Sandbox
運営Animoca Brands
ブロックチェーンイーサリアム
ゲーム内通貨SAND
稼ぐ要素あり
公式サイトURLhttps://www.sandbox.game/jp/

The Sandboxは、ボクセルアートのアバターや建物などを組み合わせて遊ぶ代表的なメタバースプラットフォームです。2012年5月にリリースされ、世界的に有名なプロジェクトとなっています。

LAND(ランド)と呼ばれるメタバース上の土地を保有すると、以下のようなさまざまな活動が可能です。

・建築物の建設
・広告の出稿
・コンテンツを販売

AdidasやGUCCIなど、有名企業がLANDを保有し、オンライン上のイベント開催やショップの設置を検討している点も、The Sandboxの魅力の一つです。

Decentraland(ディセントラランド)

Decentraland メタバース
名称Decentraland
運営DAO(自律分散型組織)
ブロックチェーンイーサリアム
ゲーム内通貨MANA
稼ぐ要素あり
公式サイトURLhttps://decentraland.org/

Decentralandは、2015年からプロジェクトが開始された世界的に注目度の高いメタバースプラットフォームです。

The Sandboxと同様に、メタバース上の土地(LAND)を保有すると、広告出稿やコンテンツ販売などさまざまなビジネスを行うことができます。

また、Decentralandはさまざまな企業と提携していることでも有名です。

・コカ・コーラ
・サザビーズ
・JPモルガン(J.PMorgan Chase & Co.)

上記のような大企業とも提携しているため、今後のアップデートが楽しみなプロジェクトといえるでしょう。

Cluster(クラスター)

cluster メタバース
名称Cluster
運営クラスター株式会社
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://cluster.mu/

Clusterは、2017年にリリースされた国内で人気のVRソーシャルアプリです。

Clusterでできることは主に以下のとおり。
・ワールドの作成
・イベントの開催・参加
・ユーザー同士の交流

仮想空間に自分のワールドを作成し、さまざまなイベントを開催できます。数千人規模のイベントにも対応しているため、ビジネスにおいて重要な「集客」において効果的です。また、セミナーや教育プログラムの開催にも適していると言えるでしょう。

ClusterはVRモードにも対応しているため、より没入感を体験したい方はVRヘッドセットを用意して参加してみるのもおすすめです。

VRChat(ブイアールチャット)

VR Chat メタバース
名称VRChat
運営VRChat Inc.
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://hello.vrchat.com/

VRChatは、2017年にリリースされたVRメタバースアプリです。ユーザー同士で交流したり、イベントに参加したりとメタバース上で深いコミュニケーションを取れます。

30,000人超えのユーザーが同時接続できるため、音楽ライブやセミナーといったイベント開催に適しています。

またユーザーがコンテンツを作成できるのも大きな特徴です。例えば、自作したアバターを使用したり、ワールドを自由にカスタマイズしたりできます。アバターの着せ替えに使用できるコラボアイテムなどを企業が作成すると、ユーザーの体験の幅が広がっていくでしょう。

XR World(エックスアールワールド)

XR World メタバース
名称XR World
運営株式会社NTTドコモ
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://official.xrw.docomo.ne.jp/

XR Worldは、2022年3月にリリースされたNTTドコモが手掛けるマルチデバイス型メタバースです。ワクワクと驚きにあふれたバーチャル空間ならではのコミュニケーションが楽しめます。

例えば以下のような活動が可能です。
・メタバース内を散策する
・音楽やライブ映像を楽しむ
・他のユーザーとイベントに参加する
・ボイスチャット・テキストチャットなどでコミュニケーションをとる

無料で利用できる上に、スマホ・パソコンでかんたんに遊べるため注目度が高まっています。

また、イベントが充実している点もXR Worldの魅力の一つです。コラボイベントを開催すれば、ユーザー体験の向上につながるでしょう。

Metapa(メタパ)

Metapa メタバース
名称Metapa
運営凸版印刷株式会社
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://metapa.app/

Metapaは、2021年12月にリリースされたメタバースショッピングモールです。リアルとバーチャルが融合した新しい買い物体験を味わえます。

Metapaでは以下のことが可能です。
・友人や家族などグループでショッピングする
・バーチャル上でユーザーの行動を分析する
・VRやARで商品の設計や使用イメージを確認する

ユーザーのショッピングにおける行動から分析できる点は、事業を行う上で大きなメリットとなるでしょう。

MetaLife(メタライフ)

Meta Life
名称Metalife
運営株式会社ベンド
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://metalife.co.jp/

MetaLifeは、バーチャルオフィスやオンラインイベント会場として利用できるメタバースサービスです。

かわいらしいドット絵のデザインのため、親しみやすく、オンライン会議をはじめさまざまなビジネスシーンで活用されています。テレワークによる孤独感を解消できたり、作業の生産性を高めたりすることが可能です。

テレワークやオンライン会議などが選択肢として挙げられる現代では、かなり有益なツールといえるでしょう。

なお、MetaLifeは2022年8月のリリースからわずか4ヶ月で利用者が50,000人を突破し、注目を集めています。Panasonicやバッファローなどの大手企業にも導入されており、今後の成長が期待できるサービスです。

ANA GranWhale(グラン ホエール)

ANA Granwhale
名称ANA GranWhale
運営ANA NEO株式会社
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://www.ana-neo.com/

ANA GranWhaleは、VRで再現された世界中の名所を旅して楽しめるメタバースサービスです。総合プロデューサーは「ファイナルファンタジー」作品を手掛けたことで知られる田端瑞氏が務めています。

本メタバースは以下の3つの空間で構成されています。

・Skyパーク:テーマパーク
・Skyモール:ショッピングを楽しめる場所
・Skyビレッジ:未来の街

メタバース内での散策や買い物、名所の観光などさまざま体験を味わえます。VRゴーグルにも対応しているため、没入感の高いメタバース旅行を楽しめるでしょう。

メタストア

meta store
名称メタストア
運営株式会社ハコスコ
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://meta.hacosco.com/

メタストアは、だれでも簡単にメタバース空間にお店を持てるECメタバースサービスです。

メタバース上のストアは1からデザインすることが可能で、初心者向けにストアのテンプレートも用意されています。事業のイメージをメタバースストアで自由に表現できるため、顧客エンゲージメントを高めたい事業者の方におすすめのサービスです。

また、ストアだけでなく学校や職場のようなコミュニティや、ショールームや展示イベントなどにも活用できる点もメタストアの魅力の一つと言えます。

LifeWear Exhibition(ライフウェア エキシビション)

Lifewear Exhibition
名称LifeWear Exhibition
運営株式会社ユニクロ
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://www.uniqlo.com/lifewearday/jp/

LifeWear ExhibitionとはユニクロがUNIQLO TOKYOにて開催する、あらゆる人の生活をより豊かにする、シンプルで上質なふだん着「LifeWear」を伝える展覧会です。

本イベントは実店舗で開催されますが、2022年にはバーチャル店舗でも開催されています。バーチャル店舗はイベントの特設サイトからアクセスすることが可能で、360度カメラで撮影されたUNIQLO TOKYOを疑似体験できます。

ユニクロは店舗とECを一体化するサービスを拡充することを目指しているため、今後のアップデートに期待できるプロジェクトです。

oVice(オヴィス)

oVice
名称oVice
運営oVice株式会社
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://ovice.in/ja/

oViceは、アバターを使ってオンライン上での交流を楽しめるメタバースサービスです。「オンラインでのコミュニケーションを最大化」することを目指して開発されました。

自分のアバターに近い声は大きく、遠くの声は小さく聞こえる仕組みが導入されており、バーチャルオフィスやオンラインイベント等に活用されています。

また、バーチャル空間のカスタマイズや外部サービスとの連携も可能で、自由度の高い点がoViceの魅力です。テレワークにおけるコミュニケーション不足を解消し、業務の効率化を図るツールとしてユーザーからの評価も高いです。

バーチャルマーケット

Virtual Market
名称バーチャルマーケット
運営株式会社HIKKY
ブロックチェーン-
ゲーム内通貨-
稼ぐ要素なし
公式サイトURLhttps://winter2022.vket.com/

バーチャルマーケットとは、メタバース上にある会場でアバターなどの3Dデータ商品やリアル商品を売買できる世界最大のVRイベントです。世界中から100万人以上のユーザーが来場したことで、ギネス記録にも認定されています。

バーチャルマーケットの楽しみ方は以下のとおりです。
・作品を出展する
・出展したユーザーの作品を見る
・企業の出展を楽しむ
・イベントに参加する
・VTuberや著名人の配信を見る

上記のようにさまざまな楽しみ方で、バーチャル空間を体験できます。はじめての方向けに「初心者案内デー」なども設けられており、初心者でも安心して利用できる点も大きな特徴です。また、VRゴーグルにも対応しているため、没入感の高い体験を味わえます。

メタバースビジネス・事業のメリット・デメリット

この見出しでは、メタバースビジネス・事業のメリット・デメリットを確認していきます。

メタバースビジネスのデメリット

メタバースビジネスのデメリットは以下のとおりです。

メタバースビジネスのデメリット
・開発や運用のコストがかかる
・安定的なネットワーク回線が必要
・トラブルやサイバー攻撃等のリスクがある

それぞれ解説します。

開発や運用のコストがかかる

1つ目のデメリットとして、メタバースの開発や運用にコストがかかる点が挙げられます。

メタバースでビジネスを行うには、メタバース空間を準備しなければなりません。開発には専門的な知識・技術が必要となるため、ある程度のコストが必要となるでしょう。また、運用についても同様です。

安定的なネットワーク回線が必要

メタバースの運用には、安定的なネットワーク回線が必要です。

コミュニケーションに遅延が生じたり、スムーズに交流できなかったりすると、メタバースの魅力は半減されてしまいます。せっかくのビジネス機会が失われると言っても過言ではないでしょう。

没入感のあるコミュニケーションを体験するために、安定的なネットワークが必要と言えます。

トラブルやサイバー攻撃等のリスクがある

3つ目のデメリットとして、メタバース上でのトラブルやサイバー攻撃などのリスクがある点が挙げられます。

近年では、SNS等での誹謗中傷が問題視されており、メタバースでもそういったトラブルが発生する可能性は高いでしょう。また、サイバー攻撃などを受け、サーバーがダウンしてしまうリスクもあります。

企業側で明確なガイドラインの設定や、セキュリティ対策等の体制づくりが求められるため、メタバースビジネスの難易度は高いと言えます。

メタバースビジネスのメリット

メタバースビジネスのメリットは以下のとおりです。

メタバースビジネスのメリット
・イベント開催を効率化できる
・新たなビジネスを展開できる
・オンライン上でも円滑なコミュニケーションが可能になる

それぞれ解説します。

イベント開催を効率化できる

メタバースであれば、イベント開催を効率化できます。

・リアルイベントより収容人数を増やせる
・ユーザーはどこからでもアクセスできる
・普段のイベントでは見られない視点で楽しめる

上記のように、メタバースでのイベントはメリットが多いです。

普段のリアルイベントよりも多くのユーザーが参加できるため、企業側はビジネスを展開しやすいと言えるでしょう。

新たなビジネスを展開できる

メタバース上でしかできないビジネスを展開できる点もメリットです。

例えば、ショッピングをメタバース上で行うと以下のようなことが可能です。

・メタバース限定店舗の設置
・VRゴーグル等を使った新たなショッピング体験
・店員との円滑なやり取り

ユーザーはどこからでも上記のメタバース店舗へアクセスできるため、顧客の増加にも期待できるでしょう。

オンライン上でも円滑なコミュニケーションが可能になる

メタバースであれば、没入感のある円滑なコミュニケーションが可能です。

2020年のコロナ禍によってリモートワークが普及しましたが、そこでメタバースツールが活用されています。

メタバースツールを利用すれば、ビジネスミーティングやセミナーなどを場所を問わず開催することが可能です。その上、ユーザーはアバターを活用して参加できるため、同じ空間にいるような感覚を味わえます

コミュニケーションをより円滑にするため、近年ではメタバースツールを会議に導入する企業が増えているようです。

メタバースビジネス・事業の活用事例まとめ

今回は、メタバースをビジネスや事業に活用する方法と実際の活用事例15選を解説しました。

まだまだ小さいメタバース市場ですが、2026年には1兆円規模まで拡大することが予測されています。本記事の事例をもとに、自身のビジネスや事業に活かせる点を探してみるとよいでしょう。

メタバースへの参入を検討している方は、まずはメタバースを体験してみることをおすすめします。メタバースの始め方・作り方は以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。

本記事の要点は以下のとおりです。

本記事の要点
・メタバースは集客や教育などさまざまなビジネスを行うことが可能
・実際にメタバースを使ったビジネス・事業の事例は増えている
・メタバースを開発・運用するには費用がかかる
・安定的なネットワークが必要な点はメタバースのデメリット

なお、以下の記事も合わせて読めば、メタバースの知識をさらに深められます。



この記事の著者:ETweb編集部
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