この記事ではAudible(オーディブル)について以下のことがわかります。
Audibleの使い方
Audibleのおすすめ本
Amazonのオーディオブックサービス『Audible』とは、2015年7月にAmazonが日本でスタートさせたプロが朗読する本を聴けるサービスです。
オーディオブックサービスとは本を朗読してくれるサービスのこと。なので、私たちは聴くだけなので、散歩中、電車内、運転中など、いつでもスマホとイヤホンさえあれば“本を聴くこと”ができます。
Audible対象書籍には、ベストセラーや有名ビジネス書、小説などもラインナップに入っています。なので、おそらく聴きたい本が見つからないといったことは起きにくいでしょう。
今回はそんなAudibleについて世界一わかりやすく解説します。
目次
Amazon『Audible(オーディブル)』とは
まずは簡単にAudibleのサービス内容を表で見てみましょう。
サービス名 | Audible(オーディブル) |
サービス開始日 | 2015年7月14日 |
提供会社 | Amazon |
料金 | 月額1,500円(税込) |
無料お試し期間 | 基本的に1〜2ヶ月 ※たまにキャンペーンで無料期間が伸びていることもあり |
配信数 | 12万冊以上(うち和書は約1万冊) |
カテゴリー(ジャンル) | 27カテゴリー |
対応再生速度 | 0.5〜3.5倍 |
ルール | ・毎月1冊は無料で貰える(毎月1コイン授与) ・コインを使ったあとは30%OFFで追加購入できる ・Audibleが厳選したポッドキャストが聴き放題 ・聴き始めて気に入らなかったら他の作品と交換できる ・使わなかったコインは翌月に持ち越される(有効期限は6ヶ月) |
プライム会員有無 | プライム会員ではなくても申込可能 |
対応デバイス | ・PCのブラウザ ・AudibleアプリをダウンロードできるWindows10、スマホ、タブレット、Alexaならなんでも利用可能 ※Macはブラウザのみ対応 |
公式ページ | https://www.amazon.co.jp/ |
Audibleの特徴
Audibleの特徴は以下になります。
12万冊以上の配信数
Audibleページには配信数は12万冊以上と記載されていますが、和書に関しては約1万冊、用意されています。
多くの声優や有名人が朗読
プロの声優や朗読家、ナレーターはもちろん、俳優やタレントも朗読に参加しています。お気に入りの“声”を見つけるのもAudible特有の楽しみの一つ。
たまに著者本人が朗読しているときもあっておもしろい。
臨場感がある
Audible本には声だけではなく、たとえば、ドアを開ける音、セミの鳴き声、横断歩道の音響装置などの環境音も含まれています。さらに、章ごとに「まとめ」がある本では、BGMが流れたりとかなり作り込まれているので、初めて聞いたときは驚きました。
そのおかげで映画を観てるように感情移入して本を聴くことができます。
自動課金システム
一旦、契約すると無料期間の30日間が終了後、自動で毎月1,500円が課金されるようになります。更新したくなければ、次回更新日までに手動で解約する必要があります。解約方法は後述の『Audibleの使い方』で説明しています。
また無料期間内で解約すると完全に無料で聴くことができます。
※たまにキャンペーンで無料期間が伸びてることもあり
カテゴリーが幅広い
文学・ビジネス書・自己啓発書を中心に27ものカテゴリーを用意しています。また新刊・旧刊問わず揃っており、なかには「子供向け」もあって本嫌いのお子様にもおすすめです。
」「旅行・観光」「ボーイズラブ」「ティーンズラブ」「官能・ロマンス」「アダルト」
様々なデバイスに対応
Audibleを利用するにはAudibleアプリをダウンロードするだけでOK。このアプリはWindows10版、スマホ版、タブレット版があるので、MacのPC以外なら利用できます。
※iOS版アプリがないので、Macで聴きたい場合はブラウザから聴きます
コイン制
Audibleはコイン制を導入しており、毎月Audible対象書籍ならどれでも交換できるコインを1枚もらえます。
なので実質に1,500円でどんな本でも1冊購入できます。さらに値段の上限がなく例えば、1コインで5,000円の書籍を購入してもOKなので、コインではなるべく高い本を購入しましょう。
その他のルールとして、聴いてみて期待に沿う本ではなかった場合、本を返品したらコインが返却され、また新しい本を購入できます。それも返品できる期間は365日もあります。
これなら聴き放題と同じだと思われる方も多いですが、あくまで“期待に沿う本ではなかった場合にのみ返品してください”とAmazon側からアナウンスされています。
実際、1コインで8回くらい返品を繰り返したら、返品できなくなったと聞きます。あくまでも常識の範囲で行ってください。
またその月に付与されたコインを使わなければ、最大6ヶ月まで持ち越しできます。
30%OFFで買える
付与してもらったコイン以上に本を聴きたければ、すべてのAudible対象本を30%OFFで購入できます。
聴き放題対象外の書籍も、もちろん30%OFFになっています。
休会制度がある
毎月1コインを貰っても、忙しくて聴く時間がなければ、コインが貯まっていき、いずれは有効期限切れに...。
そんな場合、休会制度が使えます。休会すると月額費を払わずにコインを消化できます。もちろんコインの付与はありませんが、どうしても忙しいときに使えます。
ちなみに12ヶ月に1度しか使えない制度です。
退会しても購入したものはずっと聴ける
退会すると手元のコインはなくなりますが、過去に購入したタイトルはずっと聴くことができます。もし退会するなら、コインをすべて消費してから辞めましょう。
ポッドキャストが聴き放題
書籍を聴く以外に、短めのコンテンツを集めたポッドキャスト(旧Audible Station)を聴き放題で利用できます。ジャンルはビジネス、コメディー、落語、オリジナルコンテンツなど多岐に渡っています。
また2020年11月19日にAudibleの戦略発表会で、ポッドキャストの日本向けオリジナルコンテンツを強化していくことを発表していたので、今後より充実していくことが予測できます。
Audible対象本だけが聴ける
Audible本にしようとしたら一度、プロが全ページを朗読する手間があるので、まだAudible未対応の本もあります。
一覧ページにあるAudible対応の本には『Audible版』という記載あります。
作品詳細ページでAudible対応の本は『Audible版』という記載あります。
Audibleのメリット・デメリット
こちらでは私がAudibleを実際に使って感じたメリット・デメリットをご紹介します。
2 気に入らなければ交換できる
3 本が30%OFFで買える
4 英語の勉強になる
5 複数端末で聴くことができる
6 再生スピードの調整ができる
7 目が疲れない
1時間を有効活用できる
Audible最大のメリットはいつでもどこでも聴けることです。散歩中、ジョギング中、家事中、満員電車の中など本を広げて読むが厳しい状況でも、Audibleなら耳にイヤホンを指すだけでOK。場所を選ばないので、いつでも聴けます。
私自身は車移動が多いので、ドライブ中に聴けることが一番ありがたいですね!
2気に入らなければ交換できる
ネットで本を買って読んでみたけど思ったのと違うかったという経験はだれしもがあるはず。そして一度、購入すれば紙書籍、電子書籍どちらとも返品はできません。しかし、Audibleは365日の有効期限の間なら、いつでも返品できます。もちろん、返品したらコインが返ってくるので、また新しい本を購入できます。
※返品回数の上限は決まっていませんが、常識の範囲で行ってください
3本が30%OFFで買える
コインをすべて使用後、本を聴きたければ、定価の30%OFFで好きな本を追加購入できます。
4英語の勉強になる
Audibleにはたくさんの洋書があります。これを聴くことにより、リスニング力を大幅に鍛えることができます。またAudible特有の便利な機能として、スピード調整、早送り、巻き戻しもできます。
5複数端末で聴くことができる
私はスマホを2台持ちしており、両方にAudibleアプリをダウンロードしているので、どちらでも聴くことができます。
6再生スピードの調整ができる
慣れてくるとより早く聴きたくなってきます。そういった場合、0.5〜3.5倍まで再生スピードを調整できます。
ちなみに速く聴くことを「速聴」と言います。速聴には脳の力を向上させる作用があり、論理的に話す力や読書スピードが向上すると言われています。
7目が疲れない
長時間、読書をすると目が疲れますがAudibleは耳しか使わないので大丈夫。
次にデメリットは以下になります。
2 自動課金される
3 図表が見れない
1聴き放題ではない
AmazonのKindle Unlimitedのような、いわゆる「し放題」サービスではありません。あくまでコイン制なので、コインを使い終われば購入にはお金がかかります。
ただし、ポッドキャストは聴き放題。ジャンルも幅広い。私は「癒しの自然音」を仕事中にかけています。
2自動課金される
無料期間だけ試したい方は30日以内に手動で解約手続きをしないと自動課金されます。解約方法は後述の『Audibleの使い方』で説明しています。
3図表が見れない
実用書などでは本の中に図表があることもしばしば。テキストデータではないので、こういった図表を見ることはできません。
Audibleに向いてる人・向いてない人
以下を参考に、あなたがAudibleに向いてるか判断できます。
ながら作業をしながら聴きたい方
普段から調べ物をよくする方
仕事などでアイデアやヒントを得たい方
趣味を見つけたい方
月に1冊聴くか怪しい方
月額課金がどうしても嫌な方
Amazon『Audible(オーディブル)』の使い方
こちらではAudibleの登録方法、解約方法、休会方法、検索方法、返品方法について解説します。
Audibleの登録方法
1.まずは以下のAudible公式ページへアクセスしてログインしてください。
» Audible公式ページ
2.次に『今だけ2か月無料体験を試す』をクリックします。
※「2か月無料体験」は記事作成時のキャンペーンなので、キャンペーン終了後は違う文言に変わります
スマホの場合は以下の画面。
3.再度、『今だけ2か月無料体験を試す』をクリックします。
4.次にクレジットカードを登録していない方は、カード情報を入力して『カードを追加』をクリックします。
5.次にログインしていない場合はログインします。Amazonアカウントがない方は『Amazonアカウントを作成する』をクリックして作成してください。
6.次に登録したクレジットカードの請求先住所を入力して『この住所を使用』をクリックして作成してください。
7.次に『無料体験を試す』をクリックします。クレジットカードの登録がお済み出ない方は登録してください。
これですぐに無料お試しがスタートします。
6.あとはAudibleアプリをダウンロードするだけでAudibleを楽しむことができます。
Audibleの解約(退会)方法
【注意点】退会すると所持しているコインがなくなります。すべてコインを消費してから解約しましょう
1.まずは以下のAudible公式サイトへアクセスします。
» Audible公式サイト
2.次にログインしていなければ、画面右上にある『サインイン』をクリックしてログインします。
※ログインはAmazonと同じアカウントでできます
3.次に画面上部にある『〇〇さん、こんにちは!』の上にカーソルをのせると、『アカウントサービス』が表示されるのでクリックします。
4.次に『退会手続きへ』をクリックします。
5.次に『このまま退会手続きを行う』をクリックします。
6.次に『退会理由』のどれかにチェックして『次へ』をクリックします。
7.最後に『退会手続きを完了する』をクリックすると退会完了です。
Audibleの休会方法
1.まずは以下のAudible公式サイトへアクセスします。
» Audible公式サイト
2.次にログインしていなければ、画面右上にある『サインイン』をクリックしてログインします。
※ログインはAmazonと同じアカウントでできます
3.次に『お問い合わせ』をクリックします。
4.次に『アカウントについて』→『休会について』を順に選択し、『Eメール』をクリックします。
4.次に『件名』『ご質問・ご意見』に休会したい意思を入力し、『Emailを送信する』をクリックすると休会手続きが完了です。あとはサポートからの返信をお待ちください。
【件名:例】
休会について
【ご質問・ご意見をご記入ください:例】
いつも楽しく利用させて頂いています。
今回、3ヶ月の休会をお願いしたいので手続きお願い致します。
どうぞよろしくお願い致します。
Audibleの本の検索方法
本の検索はAudibleのサイトで行うのが一番わかりやすいです。こちらでは、Audibleとスマホ・PCのブラウザでの検索方法を解説しています。
※Audibleアプリ上でもできますが、iOS(iPhone、Mac)版アプリだと購入ができません
Audibleでの検索方法
1.まずは以下のAudible公式サイトへアクセスしてログインします。
» Audible公式サイト
2.次に検索ボックスに希望のキーワードを入力して『虫眼鏡マーク』をクリックします。
3.そうするとキーワードにヒットしたAudible対象の書籍のみが表示されます。気に入った本があれば、『カートに入れる』から購入できます。
スマホのブラウザでの検索方法
1.まずは以下のAmazon公式サイトへアクセスしてログインします。
» Amazon公式サイト
2.次に画面左上の『≡』をクリックします。
3.そうすると左端にメニューが開くので『すべてのカテゴリー』→『本・コミック・雑誌&Audible』→『Audible・オーディオブック』を順にクリックします。
↓↓↓
↓↓↓
4.そうするとAudible専用ページが開きますので、検索ボックスに希望のキーワードを入力して『虫眼鏡マーク』をクリックします。
5.そうするとキーワードにヒットしたAudible対象の書籍のみが表示されます。
※スマホ版の場合、PC版と違ってAudible専用ページの検索ボックスはAudible対象のみで検索してくれます
PCのブラウザでの検索方法
1.まずは以下のAmazon公式サイトへアクセスしてログインします。
» Amazon公式サイト
2.次に画面左上の『≡』をクリックします。
3.そうすると左端にメニューが開くので『Audibleオーディオブック』→『すべてのオーディオブック』を順にクリックします。
↓↓↓
4.そうするとAudible専用ページが開くので、左のカテゴリーから好きなジャンルの本が探せます。
キーワードで検索したい場合は...
1.画面上部の検索ボックスの『すべて』をクリックします。
2.そうするとカテゴリーメニューが開くので『本』をクリックします。
3.次に検索ボックスに希望のキーワードを入力して『虫眼鏡マーク』をクリックします。
そうすると検索結果が表示されます。このままでAudible対象と対象外の本がごっちゃ混ぜな状態です。
4.次に左サイドバーのフォーマット項目にある『Audible版』をチェックすると、キーワードにヒットしたAudible対象の書籍のみに絞り込まれます。
Audibleの本の返品方法
1.まずは以下のAudible公式サイトへアクセスします。
» Audible公式サイト
2.次にログインしていなければ、画面右上にある『サインイン』をクリックしてログインします。
※ログインはAmazonと同じアカウントでできます
3.次に画面上部にある『〇〇さん、こんにちは!』の上にカーソルをのせると、『アカウントサービス』が表示されるのでクリックします。
4.次に『購入履歴(返品)』をクリックします。
5.次に返品したい商品の『返品する』をクリックします。
6.次に返品する理由をチェックして『返品する』をクリックすると返品が完了します。
Amazon『Audible(オーディブル)』でおすすめの本10選
こちらではAudibleでおすすめの本をご紹介します。
Audible(オーディブル)の使い方まとめ
今回はAmazonのオーディオブックサービス『Audible(オーディブル)』についてご紹介しました。
特に最近ではコロナ禍において、多くの人々がライフスタイルの中にAudibleを取り入れたことにより、日本での有料会員数がコロナ前に比べて約2倍と急成長しています。
また技術面では、バイノーラル録音や、5.1chのサラウンド音源も「今後、要望があれば取り組んでいく」と社長が記者会見で発表していました。
この機会に、まだまだ伸びしろが未知数のAudibleをぜひ、お試しください!
P.S.
Amazonの多くサービスでは無料期間が設定されてあり、だいたいは無料期間で契約を終了させると完全に無料で使うことができます。
・Amazonの全セール一覧9種類と時期
・Amazonの会員制プログラム『Amazonプライム』とは
・Amazonの本読み放題『Kindle Unlimited』とは
・Amazonのオーディオブック『Audible』とは
・Amazonの音楽聴き放題『Amazon Music Unlimited』とは
・Amazonの割引コイン『Amazonコイン』とは