低温調理器という調理器具が最近話題です。低温調理器がどういった場面で役に立つかというと素材に旨味を閉じ込めたり、肉を柔らかくしたいとき。
実は肉や魚(タンパク質)は高温度で加熱することにより、食感に大きな変化が表れます。50℃から変化が始まり、60℃を超えるとタンパク質が硬くなり始め、68℃を超えると水分を失ってパサつき始めます。皆様もフライパンで加熱して肉が固くなったことは一度や二度ではないですよね。
それを防止するには低温調理器で肉なら68℃以下、生魚なら45℃以下で長時間、加熱する必要があります。そうすることにより肉が固くなる前に加熱ができるわけです。
このように便利な低温調理器は現在、各メーカーが販売しています。そんな中でも今回は国内シェア率No.1のBONIQ(ボニーク)という低温調理器を購入したら絶対に作るべきレシピ6選をご紹介します。
実際に100レシピ以上も試した私が作ってよかったものだけを厳選しているので、ぜひBONIQを購入した方はお試しください。
なお、私はBONIQ2.0を利用しています。2.0について詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。
目次
低温調理器BONIQ(ボニーク)で絶対作るべきレシピ6選
では、さっそく一つ一つご紹介していきます!
鶏むね肉のオニスラのせ
こちらはBONIQのガイドブックに載っている公式レシピの一つです。味付けはゴマ油としょう油だけなのにめちゃくちゃウマいし鶏肉はぷるんと柔らかい。はじめて食べたときは本当にBONIQを買ってよかったと感動しました。
オニオンは紫玉ねぎや新玉ねぎが甘くておすすめ。なければ普通の玉ねぎでも大丈夫。
鶏むね肉はスーパーで売っている安物でOKです。
※この鶏肉は2割引きのちょっと古いものですが、なるべく新鮮な食材で作ってください
低温調理後の身はこんな感じ。ほんのり赤みがあり、水分たっぷりでジューシーさがわかりますね。
ちょっとわかりにくいですが指で押すと超プニプニです。
完成品はこちら。1つ200円くらいの鶏むね肉が高級中華の味になりました。
詳しいレシピはBONIQに付属のガイドブックに載っています。
牛ステーキ
これは「元々やわらかいA5松坂牛を低温調理するとどうなるか!?」という実験記事を書くために作ったもの。
この実験では松阪牛とオージービーフを低温調理してみたのですが結果、牛肉はそこまで激変しませんでしたが、松阪牛がかなり柔らかくなりましたね。オージービーフはフライパンで焼いただけの方が私は好みでした。
伊勢丹で100g5000円の松阪牛と100g194円のオージービーフ。買うのが怖かった笑
完成品はこちら。松阪牛は脂がすごいので途中でくどくなるのでご注意を。ただし、ご飯との相性は抜群です。
チャーシュー
全国1億人のチャーシューファンの皆様。断言できます。自宅で本格チャーシューを手軽に作りたいなら間違いなくBONIQはおすすめです。
スーパーでよく見かける豚バラブロックでOKです。
低温調理後にバーナーで炙ると香ばしくなり、よりチャーシュー感が増します。
ガスバーナーは一台あれば、ご家庭で魚やチーズをすぐに炙れたり、BBQで炭に火をつけたりとすごく便利です。私が使用しているものは以下になります。
低温調理後の身はこんな感じ。美味しいトンカツ屋のほんのりピンク色に染まったカツみたい。ピンクが怖い方はもうプラス2時間ほど温めてください。
完成品はこちら。柔らかくてジューシーで、ぶっちゃけラーメン屋のチャーシューより美味しかった。
あと中央にあるのはサムジャン。豚肉にめちゃ合います。サムジャンを豚肉に付けて、サンチュやサニーレタスに包んで食べるとこの世の至福を感じられるでしょう。
ぜひ、レシピは動画で見てみてください。
» 詳しいレシピと動画はこちら
ローストビーフ
こちらもBONIQを購入したら作ってみたかったもの。正直、鶏肉や豚肉ほど変化はありませんが、肉のウマさを存分に味わえるローストビーフが完成します。
スーパーで売っている牛肉ブロックを購入します。一般的には、ローストビーフには牛モモ肉を使用しますが、ロースやヒレ肉でもOKです。
低温調理後の身はこんな感じ。かなりジューシーで肉汁が溢れるのでキッチンペーパーで拭き取る必要があります。
完成品はこちら。ワサビ醤油だけでもウマい!! 牛肉の味がしっかりします。
サーモンのコンフィ
BONIQは肉料理だけではなく魚料理も作れちゃいます。魚料理でおすすめはサーモンのコンフィ。ほろほろのサーモンはプロのフレンチ並のウマさです。
スーパーで売っているサーモンの柵でOKです。
完成品はこちら。超ホロホロでまるでレストランで食べてるかのようです。
フォークでサクッと切れるほど柔らかい。
ふわふわつるつる だし巻き卵
こちらは購入前に動画を見て、ぜひ作りたかった料理。見た目はツルツルのだし巻き卵です。見た瞬間、「こんな卵焼き見たことない!作ってみたい!」と思いました。
卵3つとダシ、しょう油、塩だけでできます。
完成品はこちら。食感は茶碗蒸しのような感じですが、味はだし巻き卵です。普通のだし巻き卵より、こっちのがオシャレですよね!
ぜひ、レシピは動画で見てみてください。
» 詳しいレシピと動画はこちら
おすすめのBONIQ機種
こちらでは私のおすすめBONIQ機種をご紹介します。
2017年にクラウドファンディングを経て世に出たBONIQは、現在「初代BONIQ」「BONIQ 2.0」「BONIQ Pro」の3機種を販売しています。
この中でご家庭用に圧倒的におすすめは「BONIQ 2.0」です。
※初代BONIQの販売は終了しました
理由として、コンパクトであり初代BONIQのような値段の安さ、BONIQ Proに似た高い機能性が備わっているから。もちろん飲食店や大家族で使用したい場合はBONIQ Proを選ぶべきですが、一般家庭用はBONIQ 2.0で十分です。
低温調理器BONIQの役立つページ
●オプション・アイテム
» 真空パック機 販売ページ
●役立つサイト
» BONIQ公式レシピサイト
» ホームユーザー向けBONIQオンラインラウンジ
※購入後、登録可能
» 飲食店・プロユーザー向けBONIQオンラインラウンジ
※購入後、登録可能
低温調理器BONIQ(ボニーク)で絶対作るべきレシピ6選まとめ
今回はBONIQでおすすめの作るべきレシピ6選についてご紹介しました。
最後にまとめると以下になります。
・だいたいの食材が柔らかくなる
・プロの味がだれでも簡単につくれる
・肉料理以外のレシピも多い
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