この記事は、画像・イラスト生成AIについて知りたい方に向けた記事です。
・画像・イラスト生成AIってなに?
・どんなアプリやツールがあるの?
・画像・イラスト生成AIを使う上で注意することは?
2022年、Midjourney(ミッドジャーニー)をはじめとする画像・イラスト生成AIが注目を集めました。
画像・イラスト生成AIは、入力したキーワードをもとにAIが自動で画像やイラストを生成する仕組みのことです。AIを使用することで、誰でもかんたんにクオリティの高い画像を入手することが可能です。
とはいえ「どんな画像・イラスト生成AIがある?使い方は?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、画像・イラスト生成AIの特徴とアプリ・ツール7つを紹介します。AIは近年大きなトレンドとなっているため、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
画像・イラスト生成AIとは
画像・イラスト生成AIとは、ユーザーが入力したキーワードや文章をもとに、自動で画像やイラストを生成するAIのことです。
例えば「Cat reading a book(本を読むネコ)」と入力し、AIに指示すると、以下のような画像を生成します。
写真で撮ったような猫や、イラストの猫など幅広い種類の画像を生成することが可能です。
キーワードを入力してから生成までにかかった時間はおよそ10秒。たったこの短い時間で、クオリティの高い画像を入手できます。
資料に使う画像を探したい方、細かいタッチの絵を描きたい方におすすめのAIといえるでしょう。
しかしながら、2023年現在では著作権等の問題の議論が行われている状況で、使用用途が制限される可能性もあります。今後使用する場合は、権利問題についてもチェックしておくことをおすすめします。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの特徴
画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの特徴は以下のとおりです。
・画像のクオリティが高い
・無料で利用できるツールも多い
順番に確認していきます。
キーワード入力だけで画像を作成できる
画像・イラスト生成AIは、キーワードを入力するだけですぐに画像やイラストを生成することが可能です。
例えば「ねこ、りんご、野球」などの1単語でも問題ありませんし、「キャッチボールをする男性2人」など複数の単語でもOKです。
「本を読んでいるネコ」などあまり見かけないシチュエーションのキーワードでも、AIが文章から判断し画像を生成してくれます。さまざまな発想をもとに文章を入力することで、ユニークな画像を取得できるといえるでしょう。
画像のクオリティが高い
生成される画像のクオリティが高い点も特徴です。
イラストレーターや絵師の方が描いているような画像やイラストを、AIが生成してくれます。人間が描いたものか、AIが生成したものか区別がつかないほどのクオリティです。
ユーザーはAIを活用することで、かんたんに高クオリティの画像を取得できます。そのためイラストに興味を持つ方が増えることが予想されるでしょう。
しかしその一方で、AIに仕事を奪われることを危惧するイラストレーターや絵師の方々も多いようです。今後のAIの活用方法について注目が集まります。
無料で利用できるツールも多い
画像・イラスト生成AIには、無料で使用できるものも多いです。
例えば、世界的に有名な画像・イラスト生成AI「Midjourney」では、25枚まで無料で生成できます。生成する数量に制限はありますが、お試しで使用する分には問題ないといえるでしょう。
有料プランの場合、それぞれのツールやアプリによりますが、月額を支払うことで無制限で画像を生成できるようになります。業務に使用する場合や、趣味で多くの画像を生成したい場合などに、有料プランを検討してみるのをおすすめします。
画像・イラスト生成AIアプリ・ツールおすすめ7選
ここではおすすめの画像・イラスト生成AIアプリ・ツールを7つ紹介します。
Midjourney(ミッドジャーニー)
名称 | Midjourney(ミッドジャーニー) |
開発 | デイヴィッド・ホルツ氏率いるAI研究チーム |
公式サイトURL | https://www.midjourney.com/home/ |
・Discordを通して利用できる
・月額の有料プランもあり
Midjourney(ミッドジャーニー)は、2022年7月に公開された画像・イラスト生成AIです。世界的に有名な画像生成AIで、Discordコミュニティには、100万人以上の参加者がいます。代表的なAIツールといえるでしょう。
キーワードや文章を入力することで、AIが自動でオリジナルイラストを生成してくれます。10秒ほどで生成できるため、ストレスなく高クオリティのイラストを手に入れることが可能です。
Midjourneyは、Discordを通じて利用できる仕組みとなっています。利用を検討している方は、ぜひ以下の公式サイトリンクからチェックしてみてください。他の利用者の様子を見ると使い方をイメージしやすいでしょう。
» Midjourney公式サイト
また、Midjourneyについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
名称 | Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン) |
開発 | Stability.Ai |
公式サイトURL | https://stability.ai/ |
・無料で利用できる
・商用利用も可能
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)は、AIの開発を行う企業Stability.Aiが手掛ける画像・イラスト生成AIです。オープンソースのツールで、2022年8月から無償公開されており、誰でも利用できます。
生成された画像やイラストを商用利用できる点は、Stable Diffusionの特徴の一つです。クオリティの高い画像を生成できるため、これまでイラストレーターが行ってきた仕事を誰でも行うことができるといえます。
とはいえ、AIに対して的確な指示をしないと想像したイラストは生成できないため、注意してください。また、商用利用に関しては規制が入る可能性もあるため、今後の動向をチェックする必要があるといえるでしょう。
DALL・E2(ダリ)
名称 | DALL・E2(ダリ) |
開発 | OpenAI |
公式サイトURL | https://openai.com/dall-e-2/ |
・OpenAIのアカウントがあればすぐに利用可能
・商用利用も可能
DALL・E2(ダリ)は、テキスト生成で有名な「ChatGPT」を開発したOpenAI社が手掛ける画像・イラスト生成AIです。2022年7月に一般公開され、誰でも無料で利用できます。
以前はDALL・Eがリリースされていましたが、2022年にバージョンアップを行い、DALL・E2に名称を変更しました。
DALL・E2には、GPT-3と呼ばれる自然言語処理モデルが搭載されており、ユーザーの入力した文章を的確に読み取り、画像やイラストを生成することが可能です。
生成された画像・イラストは商用利用することもできるため、魅力的なツールといえるでしょう。
OpenAIのアカウントを保有していればDALL・E2だけでなく、同社の開発するChatGPTも使用できるようになるため、利用してみることをおすすめします。
AI PICASSO(エーアイピカソ)
名称 | AI PICASSO(エーアイピカソ) |
開発 | 冨平 準喜氏 |
公式サイトURL | https://www.aipicasso.app/ |
・スマホで利用できるAI
・いらすとやとコラボしている
AI PICASSO(エーアイピカソ)は、日本の大学院生であるToshiki Tomihira氏がリリースした画像・イラスト生成AIです。
2022年8月にiOSユーザー向けに公開されました。同年9月にはAndroidユーザーも利用可能になっています。
AI PICASSOはいらすとやとコラボしており「AIいらすとや」サービスを開始しています。そのため、ユーザーが入力したキーワードをもとに、いらすとや風の画像を生成することも可能です。
また、本アプリはStable Diffusionをもとに開発されている点も大きな特徴です。今後は画像編集機能を重点的にアップデートすることを発表しています。
にじジャーニー
名称 | にじジャーニー |
開発 | Midjourney |
公式サイトURL | https://nijijourney.com/ja/ |
・アニメ・キャラクターの画像生成に強い
・ライセンスフリーである
にじジャーニーは、Midjourneyをベースに作られた画像・イラスト生成AIです。2次元イラストに特化しており、MidjourneyのようにDiscordを通して利用できます。
1日に25枚までなら無料で生成することが可能です。ユーザーが気軽に利用できる点が魅力といえるでしょう。
にじジャーニーは、アニメ調の絵柄やキャラクターの生成に強く、2次元画像が欲しい際には、にじジャーニーを利用するのをおすすめします。
Canva(キャンバ)
名称 | Canva(キャンバ) |
開発 | Canva |
公式サイトURL | https://www.canva.com/ |
・日本語に対応
・新機能としてAIのツールが導入された
Canva(キャンバ)は、無料で利用できるオンラインデザインツールです。テンプレート集から好みのものを選んでアレンジするだけで、デザインの知識がない方でもクオリティの高いデザインを作成できます。
デザインツールとして有名なCanvaですが、2022年9月よりAI画像生成機能が導入されました。Text to Imageと呼ばれる機能を使用すれば、テキストをAIが読み取り、画像へ変換してくれます。
・写真
・手書き風
・3D
・ペイント風
から生成する画像を選択することが可能です。
AIの生成した画像を使って、デザインに取り組む方にうってつけのツールといえるでしょう。
お絵描きばりぐっどくん
名称 | お絵描きばりぐっどくん |
開発 | Nishino |
公式サイトURL | https://vgu.community/house/varygoodkun/drawing |
・2日で20万人以上が登録
・Stable Diffusionをもとに作成されている
お絵描きばりぐっどくんは、LINEを介してAIによる画像生成を行えるAIです。LINEでメッセージを送るだけで、誰でも手軽に利用することができます。
本アプリはAI PICASSOと同様に、Stable Diffusionをもとに開発されている点が特徴の一つです。そのため、ユーザーの入力したキーワードに応じて、クオリティの高い画像を生成できます。
2022年8月に提供が開始され、これまでに国内で200万人を超えるユーザーが利用しました。YouTuberのヒカキン氏が取り上げたこともあり、人気の高いアプリといえるでしょう。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールのメリット
ここでは、画像・イラスト生成AIアプリ・ツールのメリットを3つ紹介します。
画像・イラストの制作時間を節約できる
まずは、時間を節約できる点がAIのメリットです。
画像やイラスト、絵を制作するには時間がかかります。しかしAIを活用すれば、制作の時間を大幅に短縮することが可能です。
例えば、業務の資料にかんたんな画像を制作したい場合でも、検索して拾ってくる必要はありません。AIに欲しい画像を伝えるだけで、すぐに手に入れることができます。
画像・イラストを制作する時間を削減し、その他に時間を充てることができれば作業の生産性向上はまちがいないといえるでしょう。
複雑なイラストでもすぐに描ける
複雑なイラストでも、AIであればすぐに描ける点もメリットの一つです。
例えば、頭の中で想像はできているけど、絵に描くことが難しいイラストの場合にAIが役立ちます。文章やキーワードを投げかけることで、AIがすぐにイラストを描いてくれます。
ユーザーは最小限の労力で魅力的なイラスト・画像を描くことが可能です。イラストの作成に費やされるコストと時間を削減でき、生産性の向上につながるといえるでしょう。
絵が苦手な人でもクオリティの高い絵を描ける
AIを活用すれば、絵の制作が苦手な人でもクオリティの高い絵を描くことが可能です。
これまで高クオリティの絵を描くことは、イラストレーターなど一部の人のみができることでした。しかしAIの登場により、誰でもかんたんに制作できるようになっています。
そのため、絵を制作するユーザーが増え、界隈の盛り上がりに期待できるでしょう。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの使い方
画像・イラスト生成AIの使い方は基本的に「キーワード」や「文章」を入力するだけでOKです。
例えば、Midjourneyを使って「Sunset on the beach」と入力して生成された画像は、以下のとおりです。
日本のアプリやツールであれば日本語の指示で問題ありません。
しかし海外のツールであれば、英語表記の方がよりクオリティの高い画像を用意してくれます。翻訳アプリを使って英語に変換し、AIに指示するとよりイメージに近い画像を手に入れられるでしょう。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールを使用する際の注意点
ここでは、画像・イラスト生成AIアプリ・ツールを使用する際の注意点を確認していきましょう。
細部まで描けない場合がある
画像・イラスト生成AIは細部までしっかりと描けない場合があります。
特に人間の手や指の数などが雑に描かれ、指の本数が6本のイラストができあがるといった感じです。
人間のイラストレーターが描く分にはこのような問題は起きにくいですが、AIを使用するとそこそこの確率で起きてしまいます。
そのため、生成された画像・イラストにおかしな点がないか十分に確認する必要があるといえるでしょう。
著作権の問題がある
AIで生成された画像やイラストの著作権が明確に決められておらず、問題となっています。
そもそも画像・イラスト生成AIは、Web上にある作品データを学習し、それらをもとに画像を生成しています。
著作権で保護されている画像についても学習の対象となっている場合があり、「AIで生成した画像は著作権侵害である」との声が挙げられているのが現状です。
実際に、画像生成AI「Stable Diffusion」で生成された画像が、著作権侵害で提訴された事例がありました。
画像生成AI「Stable Diffusion」をGetty Imagesが著作権侵害で提訴、これで2回目の法的手続きhttps://t.co/393q7KDkdH
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) February 7, 2023
一方で「学習データをもとに新たな作品をつくっているだけなので著作権の侵害には当たらない」と主張する声もあり、2023年2月時点では、権利の問題が解決されていません。
使用用途には十分に注意してAIを活用する必要があるといえるでしょう。
規制される可能性がある
先ほど解説したように、生成した画像・イラストの権利問題について明確に決められていません。
そのため、今後著作権等の問題により、画像・イラスト生成AIの使用が規制される可能性があります。
・商用利用NG
・SNS上の公開もNG
・個人での利用のみOK
といったようになる可能性も否定できません。
実際に訴訟問題にも発展しているケースもあるため、今後の動向をチェックする必要があるといえるでしょう。
これからAIの使用を検討している方は、利用方法などに十分に注意してください。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの評判
画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの良い評判・悪い評判を確認していきましょう。
画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの悪い評判
AIイラストは確かに綺麗だ。でも、その絵を描く目的が足りなさすぎる。絵は表現したいものの視覚的表現だ。その裏側の表現したいものはなんだろう。それがないと価値が少ないのではないか。
— あるふ (@alfredplpl) February 6, 2023
AIイラストを認められない理由
・時間掛けて上がって来たイラストレーターの価値を崩壊させ始めた
・イラストをAIなんじゃ?と疑心暗鬼になる環境を作った
・許諾取ってないけどデータ混ぜてるから解からないだろうと無許可で他人のデータ学習させている
トレパク、自作発言以上の環境破壊じゃない?— 桜河ゆう(イラスト仕事募集中) (@yuu100) February 5, 2023
文章・画像生成AIは著作権侵害か 訴訟に発展も
小説や広告のキャッチコピー、ニュース記事、動画、イラスト、コードなどあらゆる種類の創作物の制作方法が、生成系AIによって一変しかねない#AI #人工知能https://t.co/tWojdqQvOP— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) February 8, 2023
https://twitter.com/Riru_UruUru/status/1624738227570741249
さらに問題なのが、画像生成AIはディープフェイクも作れるので実在児童の肖像に意図的に似せたフェイクポルノさえ作れてしまう。
AI生成で氾濫したフェイク児ポの中に実在児童のディープフェイク混ざってたらどうすんの? っていう。
表現の自由とか言える領域じゃないですよ。— A qu (@aqu2_qu) February 10, 2023
・無許可で他人のデータをAIに学習させている
・著作権侵害の可能性がある
・訴訟の問題が実際に起こっている
・フェイク画像が出回る可能性がある
AIで生成した画像やイラストには、権利の問題や価値について悪い評判が寄せられています。著作権については、実際に訴訟問題となっており、AIの使用には賛否が集まっているようです。
また、フェイク画像など、不適切な使われ方もすることが予想され、まだまだ課題が多いといえるでしょう。
画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの良い評判
https://twitter.com/DZproductsAI/status/1624624453102735360
現時点の画像生成AIって、絵を描かないもしくは描けない&でもイラストは好き っていう人からすればほぼ『完璧』なクオリティが出せてるし。ハッキリ言って自分で絵を描く人のためのツールではないから、これ以上性能あげるメリットもないのでは
— たべこ双耳峰 (@violetvein) February 4, 2023
すごい!この画像生成AIとChatGPTを組み合わせれば絵本とか漫画がすぐにできちゃいますね。
— せるじ先生@英語ブログ.2030年にFIRE (@serujiteacher19) February 12, 2023
ネトフリの画像生成AI使ったアニメ真っ当だったやん!
正直に微量でも使ったこと言うしそれさえ取り除けばかなり理想的やん!
今後の提言も非常に好感
最初のネトフリジャパンの広報が問題やな
むしろこれ推すべきでは!?
https://t.co/Vn9EYDIcqw— 吴庆文 (@L_macchiato) February 8, 2023
#画像生成AI を試してみた
雰囲気的に #Midjourney が合いそうなので挑戦これはすごい
これは人類社会を変えるサービス地道に絵を描く人はいなくなるのでしょうね
音楽もそうなるのだろう「何が見たいか」だけが人の才能の尺度となる
いやぁ、これはすごい
絵を描くのが不得意な人は必見ですね
— チェアハウス:Midjourney と出逢ったマルチメディア・アーティストG3, (@chairhousedialy) February 11, 2023
・絵を描かない人でもクオリティが担保されている
・絵本や漫画をすぐに作成できる
・NetflixがAIで作成したアニメが評価されている
・社会を変えるサービスになるうる
AIを活用することで、多くのユーザーがかんたんにクオリティの高い絵を描けるとして、高い評価を得ています。それによって、イラスト界隈にもユーザーが集まり、市場の盛り上がりにも期待できるでしょう。
実際に企業での活用も進んでおり、NetflixがAIのみで作成したアニメーション動画を公開しました。かんたんに画像・イラストを作成できるようになれば、今後の業務の生産性向上に期待できます。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールの将来性や今後の見通し
画像・イラスト生成AIの将来性や今後の見通しについて、以下3点から解説します。
・著作権などの権利問題
・フェイク画像などの問題
順番に見ていきましょう。
イラストレーターの仕事を奪う可能性
真っ先に考えられるのが、イラストレーターの仕事を奪う可能性です。
AIは、人間よりもすばやく高クオリティの画像・イラストを用意できます。時間で比較すると、人間の何倍ものはやさで画像を生成できるといえるでしょう。クオリティについても多少粗い部分はあれど、申し分ありません。
そのようなAIが台頭すれば、イラストレーターの立場も危ういことが想定されます。イラストレーターに発注しなくても、AIに指示してイラストを描いてもらえれば、ユーザーも手っ取り早く、コストを抑えて欲しい画像を手に入れることが可能です。
AIは今後も進化を続け、さらに高性能になることが予想されます。そうなれば、必然的にイラストレーターの需要は少しずつ減っていくと考えられるでしょう。
著作権などの権利問題
現時点では、AIが生成した画像・イラストは著作権侵害であると問題視されています。
実際に、訴訟問題にまで発展しており、今後画像生成AIをつかったアプリやツールが制限されることも考えられます。誰かが描いた絵をもとに新たな作品をつくるAIは著作権侵害である、と明確に規定された場合は、今後AIの活用方法は限られてくるでしょう。
そもそも、多くのイラストレーターや絵師の方が、AIの生成した画像・イラストの価値を疑問視している状況です。AIのイラストはどれも似ていて、オリジナリティがないと言われるケースもあります。
権利の問題や絵のオリジナリティなど、課題の部分が多く、一般に浸透するまでには時間がかかることが予想されます。
フェイク画像などの問題
さまざまなイラストをすばやく生成できる点がAIの魅力ですが、フェイク画像など危険な使われ方も増えていくことが予想されます。
フェイク画像の危険性は主に以下のとおりです。
・悪用された場合のネガティブなインパクトが大きい
・政治的行為において利用されるケースがある
・詐欺やフィッシングなどに利用される可能性もある
画像やイラストの生成が誰でもかんたんにできるようになったことは喜ばしいことです。しかしそのようなAIの誕生によって起こるリスクや危険性も大きいといえます。
大衆を扇動する道具に使ったり、詐欺行為等に使用されたりするなど、社会に悪影響を与えることも考えられるでしょう。
今後は、画像やデータの真偽を見極めるユーザーのリテラシーが問われる時代となりそうです。
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画像・イラスト生成AIアプリ・ツールのまとめ
今回は、画像・イラスト生成AIの特徴やおすすめのアプリ・ツールを紹介しました。
2022年から、AIは注目度が高まっています。常に進化を続けており、アプリやツールは頻繁にアップデートされている状況です。一般に普及するもの時間の問題といえるため、はやめにAIアプリ・ツールをチェックしておくのをおすすめします。
最後に本記事の要点をおさらいしましょう。
・Web上にある画像データを学習しているAI
・人間とAIのどちらが描いたものか区別がつかないほどクオリティが高い
・複雑なイラストでも数十秒ですぐに生成できる
・無料で利用できるアプリやツールもある
・著作権やフェイク画像など注意点・課題も多い
もし、AIを自作で作ってみたい人は、3ヶ月で初心者からAIエンジニアになれるはオンラインAIプログラミングスクール「Aidemy Premium」がおすすめ! 今なら無料オンライン個別相談で詳しく話聞けちゃいます!
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なお、AIについてより理解を深めたい方は以下の記事をご覧ください。