メタバース関連のおすすめ米国株10選

この記事はメタバースについて以下のことを知りたい方に向けた記事です。

・メタバース関連の米国株を知りたい
・おすすめの銘柄は？
・米国株投資におすすめの証券会社を知りたい

2021年に米FacebookがMetaへ社名変更したことをきっかけに、メタバースへの注目度が高まりました。加えて、メタバースへの参入を表明する国内外の企業や、メタバース関連株へ投資する投資家も増えてきています。

そこで気になるのがメタバース関連の米国株です。米国株は2010年頃から大きく成長し、投資家の中で最も注目されているといっても過言ではないでしょう。

とはいえ「メタバース関連のおすすめの米国株は？」と思っている方も多いのではないでしょうか？

この記事では、メタバース関連の米国株10選を解説します。拡大が期待されるメタバース領域の米国株を保有したい方は必見です。ぜひ最後までお読みください。

メタバースとは？

メタバースとは、インターネット上に構成される3次元の仮想空間のことです。現実世界と同じ時間軸で稼働しており、世界中のユーザーと相互にコミュニケーションを取ることができます。

実際にメタバースでできることは以下のとおりです。

・ユーザー同士の交流
・イベントの開催・参加
・バーチャルオフィスでの会議・共同作業
・ゲームの作成
・不動産売買
・NFTアイテムの売買

近年では実際に経済活動を行い、メタバース内でお金を稼ぐことも可能なサービスも誕生しています。加えて、メタバース領域へ参入する企業も増加傾向にあり、メタバースの注目度が高まっています。

メタバースについて意味や定義からより深く学びたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

メタバースのやり方・始め方・作り方【0から始める初心者向け】

メタバースの始め方がわからず悩んでいませんか？この記事では、メタバースのやり方・始め方・作り方を初心者に向けて解説します。0から始める方でも問題なく理解できるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。

メタバースが注目されている理由

メタバースが注目されている理由は以下が挙げられます。

・Facebookの社名変更
・市場規模の拡大
・企業がメタバース市場に参入

2021年10月28日にFacebookは社名変更を発表し、新たな社名を「Meta(メタ)」としました。社名変更することで、メタバース領域へフルコミットすることを表明しています。メタバースの可能性に期待が高まったできごとと言えるでしょう。

また、メタバースの市場規模は今後拡大していくことが予想されています。2030年には約80兆円規模まで拡大すると試算されており、企業がメタバースに参入する事例が増えています。

国内外問わずさまざまな企業の参入が増えており、今後もその流れは加速していくでしょう。企業が参入すれば、その分ユーザーもメタバースへ流れてくるため、今後はより注目度が高まっていくはずです。

メタバース関連のおすすめ米国株10選

ここでは、メタバース関連のおすすめ米国株10選を紹介します。

1.メタプラットフォームズ(META)

メタは、旧Facebook社が社名変更し、メタバース事業へ本格的に取り組んでいくことを表明している企業です。

Web2で成功を収めた企業の社名変更は、メタバース市場へ大きな影響を与えました。並々ならぬ覚悟をもってメタバース事業に取り組んでいることがうかがえます。

同社の手掛けるメタバースサービスHorizon Workroomsでは、チームメンバーがメタバース空間に集まり、一緒に作業したり会議したりすることが可能です。メタバースの会議室内は非常にリアルに再現されており、操作するアバターのいる場所によって他のメンバーの声の大きさが自動調整されるなど、最新の仕組みが導入されています。

メタバース関連の米国株へ投資を検討している方は、投資対象として真っ先に候補に挙げられる企業でしょう。

2.アップル(APPL)

アップルは、世界の時価総額ランキングで1位にランクインするWeb2の覇者とも言われる大企業です。iPhoneやMacbookなどのハードウェアだけでなく、iOSなどのOSの開発も行っています。

同社はAR/VRメガネ「Appleグラス」の開発を通じて、メタバース事業を展開しています。メガネ型のデバイスを設計し、ユーザーが日常的に身に着けられる製品を2023年以降に販売する予定です。

アップルが巨大な資本を投じてメタバースに参入すれば、市場はかなり盛り上がることが予想されるでしょう。

3.エヌビディア(NVDA)

エヌビディア(NVIDIA)は、アメリカのカリフォルニア州を拠点とする大手半導体メーカーです。人気グラフィックボードの「GeForce」シリーズを手掛けています。

また、メタバースアプリケーションの作成・運用のためのプラットフォーム「NVIDIA Omniverse(エヌビディア オムニバース)」を提供しており、メタバース領域へ事業を拡大しています。NVIDIA Omniverseでは、仮想空間上で複数のユーザーが、3Dモデルの編集・閲覧・共有することが可能です。

近年では、メタバース関連の企業としてエヌビディアも多くの注目を集めています。

4.マイクロソフト(MSFT)

マイクロソフトはアメリカの大手IT企業です。Officeなどのソフトウェアや、タブレットとしても活用できるノートPC「Surface」、家庭用ゲーム機「X box」などのハードウェアを開発しています。

また、メタバース事業においては、ビジネスツール「Mesh for Microsoft Teams」を手掛けています。

Mesh for Microsoft Teamsは、主に企業向けに作られており、オンライン会議や交流会においてより高い没入感を体験できるツールです。リモートワーカーのコミュニケーションが円滑に進み、作業の生産性を向上させるなどの効果が期待されています。

なお、Xboxにもメタバースの環境が導入されることが予定されており、老舗の大手IT企業であるMicrosoftが、今後どのようにメタバース事業を展開していくか注目が集まります。

5.ウォルト・ディズニー(DIS)

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、カリフォルニア州に本社を置く、世界的なエンターテイメント会社です。ミッキーマウスなどのキャラクターや、ディズニーリゾートなどを手掛けています。

2022年9月11日にディズニーは、自社のメタバース戦略を「次世代のストーリーテリング」と表現し、注目を集めました。

同社はVRやAR用のヘッドセットやメガネを使用しなくても、仮想空間を体験できるシミュレーターの特許を獲得しています。

現時点では、シミュレーターの活用に関する具体的な計画はないとしていますが、いつでもディズニーはメタバースに本格参入できる準備が整っていると言えるでしょう。

6.アルファベット(GOOGL)

アルファベットはGoogleとGoogleのグループ企業の持株会社です。検索エンジンで有名なGoogleや動画投稿サイトYouTubeなどのサービスを提供しています。

同社は、スマートグラスの開発に注力しており、ARメタバースの開発に取り組んでいます。2022年に公開されたスマートグラスのプロトタイプには、自動翻訳機能が導入されていることが明らかになり、話題を集めました。

Googleは、2022年に小型ディスプレイ技術を手掛ける米Raxium社を買収しており、今後もスマートグラスの開発をさらに進めていく見通しです。

7.ナイキ(NKE)

ナイキは、スポーツ関連のアパレルや靴アクセサリーなどを提供するアメリカの企業です。サッカーや野球などのスポーツをサポートしており、製品のデザインや質のよさから、ユーザーからも人気のブランドとなっています。

近年ではNFTやメタバース領域での活動が注目されています。

・2021年11月Robloxと提携し独自のメタバースエリア「NIKELAND」の設立
・2021年12月バーチャルスニーカーブランド「RTFKT」の買収

買収についてナイキのCEOは「今回の買収は、ナイキのDX(デジタルトランスフォーメーション)における新たな一歩だ」と説明しました。

今後ナイキが、メタバース上での活動を積極的に行っていく予定であることがわかります。

8.ロブロックス(RBLX)

Robloxは、ソフトウェアを開発している企業です。ゲーム制作が可能な「Roblox Studio」を開発したり、人気ゲーム「Roblox」を手掛けたり、近年注目を集めています。

2006年9月にリリースされたRobloxは、月間アクティブユーザーが1億5,000万人を達成したことでも話題となりました。ゲームを制作して遊んだり、アバターを自由に作成したりできるため、自由度が高く幅広い世代に人気です。

Robloxでもプログラミングやゲームデザインを学べることから、プログラミング教育に活用されている事例もあり、今後の成長が期待できる企業と言えます。

9.インテル(INTC)

インテルはアメリカに拠点を置く、世界最大手の半導体メーカーです。パソコンのCPUである「Core2」や「Core i」シリーズを提供しています。

2021年12月に同社は「メタバースの実現には現在の1,000倍のコンピューティング能力が必要である」と述べており、メタバース分野への対応を表明しました。

真に持続的で没入感のあるメタバースの実現に向け、さまざまな技術を開発しており、今後のさらなる成長に期待できる企業と言えるでしょう。

10.ユニティソフトウェア(U)

ユニティソフトウェアは、ゲーム制作用のシステム提供を行っているソフトウェア企業です。3Dコンテンツを作成できるプラットフォームを提供しています。

メタバースの作成・構築に使われるゲームエンジン「Unity」を提供している点が大きな特徴です。

メタバースにおいて、高度な映像体験はユーザーが仮想空間への没入感を高めるために、不可欠な要素と言えます。そのため、同社の技術が今後のメタバース市場の牽引に大きく貢献することが期待されています。

メタバース関連の米国株投資におすすめの証券会社

ここでは、メタバース関連の米国株投資におすすめの証券会社を4つ紹介します。

松井証券

松井証券は、格安な手数料が魅力の証券会社です。日本株を購入する場合、1日50万円まで手数料無料で購入できます。

チャートを読み取るためのシンプルなツールが導入されており、市場分析などをかんたんに行うことが可能です。

手数料を抑えたい方や、しっかりと市場分析したい方など幅広い層におすすめのネット証券と言えるでしょう。

松井証券で投資を始める

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、取引高No.1の証券会社です。実績のある証券会社のため、多くの投資家が利用しています。

また、東証プライム上場企業のGMOインターネットグループ株式会社のグループ企業が運営している点も特徴の一つです。セキュリティ体制も整っており、安心して取引できるでしょう。

初心者の方でも総合力の高いGMOクリック証券を利用すれば、メタバース関連企業への投資を問題なく始めることが可能です。

SBI証券

SBI証券は、初心者から上級者まで幅広い投資家に利用されているネット証券です。国内株式における個人取引シェアはNo.1を誇っています。

また、IPOの銘柄にも幅広く対応しているため、上場段階の株式を購入したい方にもおすすめです。

値上がり益を期待できるため、メタバース関連株との相性はよいと言えるでしょう。

楽天証券

楽天証券は、知名度も高く国内でも人気のネット証券です。新規口座開設は4年連続でNo.1を獲得しています。

口座開設は5分ほどで完了し、さらに楽天カードで投資を始められるため、初心者でも気軽に利用できます。

また、楽天ポイントでも投資可能で、普段から楽天を利用している方であればかなりお得な証券会社です。

メタバース関連のおすすめ米国株まとめ

今回は、メタバース関連のおすすめ米国株10選を解説しました。

メタバースは今後数年で大きく成長し、2026年には1兆円規模まで拡大することが予測されています。早いうちからメタバース事業に参入している企業に投資すれば、大きな利益を得られる可能性があるでしょう。

今回紹介したメタバース関連の米国株は、メタバース領域以外でもすでに実績を残している企業ばかりです。興味のある方は少額から一度購入してみることをおすすめします。

最後に本記事の要点をおさらいしましょう。

なお、以下の記事も合わせて読めば、メタバースの知識をさらに深められます。

メタバースのやり方・始め方・作り方【0から始める初心者向け】

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この記事の著者：ETweb編集部

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