仮想通貨&NFT界隈でよく聞く「PFP」とは?購入方法・有名作品を解説

仮想通貨&NFT界隈でよく聞く「PFP」とは?購入方法・有名作品を解説

この記事はPFPについて以下のことを知りたい方に向けた記事です。
仮想通貨&NFT界隈でよく聞く「PFP」について知りたい
PFPの購入方法を知りたい
世界&日本の有名PFPコレクションを知りたい

現在、NFT市場で一番取引量が多いのは「PFP」というNFTコンテンツです。PFPとは「profile picture」の略で、名前の意味通り、SNSのアイコンに使われるNFTアートのこと。なので、正方形のアイテムが多いのも特徴です。

PFPの人気は、世界シェアNo.1のNFTマーケットプレイス「OpenSea」の取引ランキングを見れば一目瞭然。トップ10の内、7コレクションはPFPが占めているんです。(2022年9月時点)
PFP OpenSea top10

今回は、そんなPFP系NFTの特徴や購入方法を図解付きで徹底解説します。また、世界&日本の有名作品の紹介や、注意すべきNFT関連のトラブルや詐欺と対策法についてもご紹介しています。

 

仮想通貨&NFT界隈でよく聞く「PFP」とは

※ここからはNFTの基礎知識がないと理解しづらいです。NFTについて、あまりよく分からない人は以下の記事を読んで、NFTについて学びましょう

 

2021年から仮想通貨&NFT界隈をにぎわしてる「PFP」とは、SNSのプロフィールに設定するために作られたNFTのことを指します。名前も「profile picture(プロフィール・ピクチャー)」の略で、そのままの意味ですね。

近年は海外セレブを中心に、このPFPをSNSのアイコンにするのが流行っており、そこからバズって、今やNFT取引の主力商品にまでなっています。

たとえば、現在「inBetweeners」というNFTコレクションをTwitterのアイコンにしているジャスティン・ビーバー。彼は業界でも有名なNFTマニアで、1億5,000万円でBAYCというNFTコレクションを購入して話題になりました。
inBetweeners NFTコレクション ジャスティン・ビーバー

このようにジャスティン・ビーバー以外にも、ネイマール(サッカー選手)やマドンナ(歌手)、マシュメロ(DJ)などのセレブが、こぞってPFPをアイコンにしたことで大ブームになりました。そのおかげで高価なPFPでは一点あたり数千万円の値がついているものもあります。

では、PFPの売買目的はなんでしょうか。

それは、ある者はステータスを求めたり、ある者は投資目的であったりと多様な目的で購入されているのが現状です。現状、機能的な面ではSNSのアイコンにするくらいしか使用用途はありません。

PFP系NFTの特徴

それでは、PFP系NFTの特徴を確認してみましょう。これを見れば、なぜ高値で取引されているのか理解できます。

投資商品として魅力的
コミュニティーに所属する意識が芽生える
日本でも盛り上がりを見せている

 
それでは、1つずつみていきましょう。

投資商品として魅力的
現在、一点あたり数千万円で取引されているPFPもザラにあります。そういったPFPはステータスが欲しい海外セレブや金持ちを中心に購入されています。一種のブランドのような扱いですね。

NFTはコレクションと呼ばれるグループに分けられており、たとえば人気のCryptoPunksコレクションは1万点のみと流通数も限定されているのでレア度が高く、価値が販売当初の何百倍にもなる現象が起きています。

コミュニティーに所属する意識が芽生える
PFPをSNSのアイコンにすることによって、「私はこのコレクションのファンだ」「私はこのコレクションのコンセプトに共感している」といった意識が芽生えます。

思想の強いPFPではその意識がより高く、たとえば「WoW(World Of Women)」をアイコンにしていると「この人は、女性の社会進出に関心があるんだな」と思われるでしょう。

また、NFTプロジェクトは基本的にDiscordで交流されているので、コミュニティーに所属する意識が強いのも特徴です。なので、同じPFPを持っているユーザーからフォローされやすいので、フォロワーが増えやすくなります。

日本でも盛り上がりを見せている
NFTの市場規模は海外に比べ、めちゃくちゃ小さいですが日本にもいくつかPFPコレクションは存在しています。日本では海外より1年遅れて、2022年から新興プロジェクトがいくつか立ち上がっているので、これから盛り上がるか見ものです。

日本最大規模の「CNP(CryptoNinja Partners)」は、2022年5月時点で流通総額は3,000ETH(約6.6億円)、ホルダー数は4,700名を突破したとのことです。
CryptoNinja Partners pfp nft

 

PFP系NFTの購入方法

ここではPFP系NFTの購入方法をご説明します。

PFP系NFTを購入するNFTマーケットは、初心者の方はOpenSea(オープンシー)がおすすめ。世界最大の取引量で、手数料も安いためです。

売買までの流れは以下の通り。

1 コインチェックの口座を開設
2 コインチェックでイーサリアムを購入
3 イーサリアムをMetaMaskへ送金
4 OpenSeaでアカウントを作成
5 OpenSeaでPFP系NFTを購入

では、これらを順にご説明します。

STEP1.コインチェックの口座を開設

OpenSeaではイーサリアム(ETH)という仮想通貨でNFTの売買を行っています。

そのため、どこかのイーサリアム取引所で口座を開設しておく必要があります。当サイトのおすすめは断然コインチェックです。

コインチェックとは、国内でもトップクラスの知名度・人気を誇る仮想通貨取引所のこと。一部上場企業のマネックスグループ傘下であるため安定した経営をしている業者です。もちろん私も利用しています。

コインチェックの口座開設方法については以下を参考にどうぞ。

STEP2.コインチェックでイーサリアムを購入

次にOpenSeaで売買する際に利用するイーサリアムをコインチェックで購入します。

まず日本円をコインチェック口座に入金します。コインチェックにログインして左サイドバーの『ウォレット』→『日本円の入金』から入金可能。その際、銀行振込が一番手数料が安いのでおすすめ。
コインチェック 日本円の入金

次に左サイドバーの『販売所(購入)』→『ETH』を選択すればイーサリアムが購入できます。入金額はOpenSeaで欲しいNFTを見つけて、そのNFTの金額よりちょっと多め(ガス代など手数料を考慮)を入金すればOK。検索方法は後述で説明しています。
コインチェック 販売所(購入)

STEP3.イーサリアムをMetaMaskへ送金

次に購入したイーサリアムをMetaMaskに送金します。

MetaMaskとはOpenSeaでイーサリアムを使うために必要な専用の財布(ウォレット)のこと。

OpenSeaでは現金払いできないので、MetaMaskを利用します。商店で例えるなら現金は対応できないので電子マネーで支払いしてくださいね的なイメージです。

MetaMaskは公式サイトで無料でダウンロードできます。

またブラウザのこだわりがなければChromeの拡張機能で追加するのがおすすめ。Chromeウェブストアから追加できます。

STEP4.OpenSeaでアカウントを作成

次にいよいよOpenSeaでアカウントを作成します。

OpenSea公式サイトにアクセスすると、以下の画面が表示されるので赤枠で囲ったアイコンをクリックします。
OpenSea(オープンシー) ログイン

次に『MetaMask』をクリックし、MetaMaskと接続させます。ここは手順通りに行えば大丈夫。
OpenSea MetaMask 接続

手順の最後に『Accept and sign』をクリックしたら接続完了です。
OpenSea MetaMask 接続完了

その後プロフィールページに飛ぶので、プロフィールを設定しておきましょう。プロフィールページ右の『・・・』→『Settings』から変更できます。
OpenSea Setttings

プロフィールの入力項目
・Username:お好きな名前
・Bio:自己紹介
・Email Address:メールアドレス
・Social Connections:自身のTwitter、Instagram
・Links:自身のウェブサイトのURL
・Profile Image:アイコン画像
※推奨サイズ:350px × 350px、100MB以下
・Profile Banner:プロフィールページの背景
※推奨サイズ:1400px × 350px、100MB以下

STEP5.OpenSeaでPFP系NFTを購入

次に実際にPFP系NFTを購入します。

OpenSeaのトップページ上部にある『検索窓』に欲しいPFPコレクション名を入力してエンターをクリックします。
※ニセモノもあるため、できればコレクションの公式TwitterやDiscordで紹介されているURLからアクセスしてください
OpenSea 検索窓

※OpenSeaのNFT取引ランキングから選びたい人はこちらにアクセスしてください。

そうするとコレクションのページが開くので、欲しいアイテムをクリックします。
PFP opensea

欲しいPFP系NFTを見つけたら商品ページに入り、『Buy now』をクリックすると購入できます。
※OpenSeaではNFT購入時にガス代という手数料がかかるので、支払い額は『商品の額+ガス代』の合計金額になります
PFP opensea buy now

あとは設定したいSNSのアイコンに購入したPFPを設定するだけです。

PFP系NFTコレクション一覧

ここでは、世界と日本で人気を集めているPFP系NFTコレクションをご紹介します。

世界のPFPコレクション一覧

Crypto Punks(クリプト・パンクス)
PFP Crypto Punks(クリプト・パンクス)
Crypto Punksは、2017年6月にミント(NFTを生成すること)された24✕24ピクセルの8ビットスタイルのデジタルキャラクター画像のことです。総発行枚数は10,000個で、あまりに人気すぎて好きなアイテムを選んで購入することは困難となっています。

また、世界最古のNFTアートということで希少価値はとっても高く、世界中のNFTコレクターにとって「持っているだけでステータスがある」と認識されているコレクションです。

Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)
PFP Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)
Bored Ape Yacht Clubは通称「BAYC」と呼ばれ、2021年4月にミント(NFTを生成すること)された猿をモチーフにしたデジタルキャラクター画像のことです。総発行枚数は10,000個で、2022年9月時点の最低価格は76.9ETH(約10万3000ドル)。

コレクティブルNFTの代表格であるBAYCは海外のセレブがこぞって、SNSのアイコンにしたことから人気が爆発しました。現在でもトップクラスの人気を誇り、OpenSeaのランキングでも常に上位を争っています。
※コレクティブルNFTとは、パーツの組み合わせで自動生成されたNFTのこと

ちなみにBAYCの猿が突然変異したというコンセプトのMAYC(Mutant Ape Yacht Club)という兄弟コレクションもあり、こちらも大人気。

Azuki(アズキ)
PFP AZUKI(アズキ)
Azukiは、2022年1月にミント(NFTを生成すること)された日本のアニメ風のデジタルキャラクター画像のことです。総発行枚数は10,000個で、2022年9月時点の最低価格は11.4ETH(約1万5000ドル)。

Azukiは、PFP系NFTとしては後発ですが、2022年9月時点ではトップクラスの人気を誇るコレクションです。

日本アニメ風の作画ですが、日本初のNFTではなく、世界中に散らばったテクノロジー界で実績豊富なメンバーによって運営されています。

メンバー全員が実名を明かしていないこともあって、信用を集めにくいことが懸念されましたが、今じゃBAYCを追い抜くような人気を誇っています。

日本のPFPコレクション一覧

CryptoNinja Partners(クリプト・ニンジャ・パートナーズ)
PFP CryptoNinja Partners(クリプト・ニンジャ・パートナーズ)
CryptoNinja Partners(CNP)は、2022年5月にミント(NFTを生成すること)された日本のアニメ風のデジタルキャラクター画像のことです。2022年9月時点の最低価格は0.915ETH(1,222ドル)。

ちなみに流通総額が日本No.1のCNPは、1枚600万円で売買成立した実績があります。

Shinsei Galverse(新星ギャルバーズ)
PFP Shinsei Galverse(新星ギャルバーズ)
Shinsei Galverseは、2022年4月にミント(NFTを生成すること)された昭和アニメ風のデジタルキャラクター画像のことです。2022年9月時点の最低価格は0.0927ETH(123ドル)。

絵のタッチはセーラームーンのような女性ヒーローアニメを彷彿とさせます。「昭和アニメ風のギャルが、人々と文化に平和をもたらすべく活動する」というのがコンセプト。

好き嫌いが分かれそうな作風ですが、まだ値段も安いので今がチャンスかもしれませんね。

onigiriman's cute girl Collection(オニギリマンズ・キュート・ガール・コレクション)
pfp onigiriman's cute girl Collection(オニギリマンズ・キュート・ガール・コレクション)
onigiriman's cute girl Collectionは、2021年9月にミント(NFTを生成すること)された可愛い女の子のデジタルキャラクター画像のことです。2022年9月時点の最低価格は0.22ETH(293ドル)。

日本でトップクラスのNFTクリエイターの「おにぎりまん」氏が思う「かわいい」を詰め込んだ女の子を描いているのが特徴です。

注意すべきNFTの詐欺・トラブルの対策法

注意すべきNFTの詐欺・トラブルの対策法
ここでは、実際に起こっているNFTの詐欺・トラブルと対策法をご紹介します。

ラグプル

ラグプルとは、プロジェクトの開発者がNFTを売るだけ売って、資金が集まったらプロジェクトごと消滅させ、資金を持ち逃げする詐欺のことです。

対策法としては「新興プロジェクトの場合、Discordなど盛り上がっているかチェックしたり、高頻度で公式Twitterがツイートされているかをチェックする」など。

偽サイト、偽アプリ

偽サイトとは、偽のNFTマーケットに誘導し、シードフレーズと秘密鍵の入力を求める詐欺のことです。同じように偽アプリも、仮想通貨系のアプリをインストールするとシードフレーズと秘密鍵の入力を求められます。

対策法としては「公式TwitterやDiscordに載っているURLからアクセスする」など。

偽サポート

偽サポートとは、SNSで「私がサポートします」とメッセージが送られてきて、サポートページを開くとシードフレーズと秘密鍵の入力を求められる詐欺のことです。

対策法としては「怪しいメッセージは無視する」「サポートページは絶対開かない」など。

偽プレゼントキャンペーン

偽プレゼントキャンペーンとは、「仮想通貨が当たりました!」などのプレゼント当選DMを送り、プレゼントを受け取るのと交換にシードフレーズと秘密鍵を求める詐欺のことです。インフルエンサーのアイコン&プロフィールを真似たニセモノアカウントから送られてくることが多い。

対策法としては「突然のプレゼント当選キャンペーンを信じてはいけない」など。

セルフGOX

セルフGOXとは、自分の不注意などで、所持するシードフレーズや秘密鍵をなくしてしまうこと。

対策法としては「PolygonをETHに戻してから取引所へ送金する」「OpenSeaのコラボレーター機能を利用する」「誤送金に気を付ける」など。

マルウェア詐欺

マルウェア詐欺とは、相手のパソコンに悪意あるコンピューターウイルスを忍び込ませ、資産を盗むことです。

対策法としては「怪しいファイルをダウンロードしない」「怪しいアプリをインストールしない」など。

仮想通貨&NFTにおけるPFPまとめ

今回はPFP系NFTの特徴や購入方法をご紹介しました。

最後にPFP系NFTをまとめると以下になります。
・海外セレブを中心に大流行
・高額なPFPでは数千万円で取引されている
・世界では2021年、日本では2022年に多くリリースされている

 

関連ページ

・コインチェック 公式サイトhttps://coincheck.com/ja/




この記事の著者:ETweb編集部
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