この記事はMidjourney(ミッドジャーニー)について以下のことを知りたい方に向けた記事です。
MidjourneyとはどんなAIか知りたい
Midjourneyでどんなアートが作れるか知りたい
Midjourneyの登録方法を知りたい
現在、Tiwtterで大盛り上がりを見せている「Midjourney(ミッドジャーニー)」というウェブサービスが話題になっています。
Midjourneyとは簡単に説明すると、描きたいイメージのキーワードや文章を入れるだけで、1分ほどでイラストが完成する画像生成AIサービスのこと。なんで大ウケしたかというと、Midjourneyが作成したイラストが神がかったクオリティーだったからです。
そこで今回は、もう少し深掘りしてMidjourney(ミッドジャーニー)の特徴や使い方を徹底解説します。
なので、この記事さえ読めば、Midjourneyの使い方を完全理解できます。
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目次
AIアート生成Midjourney(ミッドジャーニー)とは
Midjourney(ミッドジャーニー)とは、キーワードや文章を打ち込むだけで、AIが連想してオリジナルのイラストを描いてくれるサービスのことです。作成されたイラストが「神絵すぎる!」とSNSで注目を集めています。
※ちなみに打ち込むキーワードや文章は英語でも日本語でも大丈夫ですが、英語の方が精度が高いです
このMidjourneyを開発したのは、NASAの技術者として勤務経験のあるデイヴィッド・ホルツ氏(David Holz)がリーダーを務める11名ほどのAI研究チームです。デビッド・ホルツ氏はハードウェア周辺機器会社のLeap Motionを共同設立し、NASAラングレー研究所で大学院生研究員を2年ほど務めた人物。学生時代は物理、数学、デザインの勉強をしてきたとのこと。彼のTwitterアカウントはこちら。
大きな特徴は「AIが作成していること」と「条件付きで商用利用できること」。なので、SNSのプロフにすることにもできるし、自社の商品やゲーム内で利用するといったこともできます。
※年商100万ドル以上の企業が商用利用する場合、Corporate($600/年)に加入する必要があります
2022年7月13日より、Discordというチャットツール経由でオープンβ版(お試し版)が公開されており、だれでも無料で利用することができます。
※無料版は25枚まで作成できません。継続して利用する場合は、月額$10か$30の有料サブスクプランに入る必要があります
ちなみにTwitterやInstagramで「#midjourneyart」と打ち込めば、Midjourneyで作成された絵をたくさん見ることができます。
Midjourneyの概要は下記の表をご覧ください。
サービス名 | Midjourney(ミッドジャーニー) |
サービス内容 | AIアートジェネレーターサービス |
サービス開始日 | 2022年7月13日にオープンβ版公開 ※これ以前はクローズドβ版で運用されていた |
開発者 | デイヴィッド・ホルツ(David Holz)が率いるAI研究チーム |
開発場所 | アメリカ |
料金 | ●FreeTrial(無料版) ・25枚まで生成 ●Basic($10/月) ・200枚/月まで生成 ・DMでイラスト生成できる ・制限を超えた場合の増額もオプションで可能 ・生成イラストは一般的な商用利用条件でのみ利用可能 ・公開しないでイラスト生成(オプション+$50/月) ・生成回数を60回追加(オプション+$4) ●Standard($30/月) ・イラスト生成が無制限 ・DMでイラスト生成できる ・生成イラストは一般的な商用利用条件でのみ利用可能 ・公開しないでイラスト生成(オプション+$50/月) ・生成回数を60回追加(オプション+$4) ●Corporate($600/年) ・法人向け ・イラスト生成が無制限 ・DMでイラスト生成できる ・生成イラストは企業向け商用条件で利用可能 ・公開しないでイラスト生成(オプション+$50/月) ・生成回数を60回追加(オプション+$4) |
有料プランの支払方法 | クレジットカード、デビットカードのみ |
使用ツール | Discord(ディスコード) |
公式サイトURL | https://www.midjourney.com/home/ |
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Midjourney(ミッドジャーニー)の登録方法
それでは実際に利用するために、まずはMidjourney(ミッドジャーニー)の登録方法をご説明します。
1.まずはDiscordというチャットツールをダウンロードしてアカウントを作成してください。MidjourneyはDiscord内でのみ利用できるためです。
» Discord公式サイト
2.次に以下のMidjourney公式サイトへアクセスしてください。
» Midjourney公式サイト
3.次に『Join the beta』をクリックします。
4.次に『招待を受ける』をクリックします。
5.次に『Discord.appを開く』をクリックします。
6.DiscordのMidjourneyのホーム画面が開いたら登録完了です。
Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方
次にMidjourney(ミッドジャーニー)の使い方をご説明します。
1.Discordにアクセスし、左サイドバーにある『Midjourneyアイコン』→『NEWCOMER ROOMS』をクリックすると、『newbies-(数字)』が表示されます。どれでもいいので『newbies-(数字)』をクリックしてチャットルームに入ります。
2.次に画面下部の入力フォームに『/imagine』と入力すると、真上に『/imagine prompt』と表示されるのでこれをクリックします。
3.次にAIに作ってほしいイラストを連想したキーワードまたは文章を『/imagine prompt』の後ろに入力します。
※入力するキーワードや文章は英語でも日本語でも大丈夫ですが、英語の方が精度が高いです
今回はテストとして『tokyo night young girl』と入力しました。
英語に自信のない方は、「DeepL」という翻訳ツールで日本語→英語に変換してみてください。
4.そうすると1分ほどでAIが自動で4枚のイラストを提示してきます。
イラストの下のボタンの数字は、左上の画像が1、右上の画像が2、左下の画像が3、右下の画像が4と連動しています。U1〜U4をクリックすると改めて高解像度なイラストの生成ができ、V1~V4は指定したイラストを元に再度4枚の画像を生成できます。
以下は「V3」ボタンをクリックし、再生成した画像です。
気に入った画像があれば、「U○」ボタンをクリックし、高解像度なイラストを作成してもらいます。SNS上の画像はほとんどが高解像度加工された画像です。
5.完成したイラストはどんどん流れていくので、あとで探す場合は右上にある『受信ボックス』→『言及』を順にクリックし、見たい画像の『ジャンプ』をクリックすれば、指定イラストを表示してくれます。
ほしいイラストが完成したら、イラストの上で右クリックして『画像を保存』すればOKです。
Midjourneyの使い方は以上になります。無料で25回作成できるので、ぜひお試しください。
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Midjourney(ミッドジャーニー)の有料プランの申込方法
26枚以上作成したい場合は有料プランを申し込む必要があります。
有料プランは以下の3種類あります。
・200枚/月まで生成
・DMでイラスト生成できる
・制限を超えた場合の増額もオプションで可能
・生成イラストは一般的な商用利用条件でのみ利用可能
・公開しないでイラスト生成(オプション+$50/月)
・生成回数を60回追加(オプション+$4)
●Standard($30/月)
・イラスト生成が無制限
・DMでイラスト生成できる
・生成イラストは一般的な商用利用条件でのみ利用可能
・公開しないでイラスト生成(オプション+$50/月)
・生成回数を60回追加(オプション+$4)
●Corporate($600/年)
・法人向け
・イラスト生成が無制限
・DMでイラスト生成できる
・生成イラストは企業向け商用条件で利用可能
・公開しないでイラスト生成(オプション+$50/月)
・生成回数を60回追加(オプション+$4)
では、有料プランの申込方法をご説明します。
1.Discordにアクセスし、左サイドバーにある『newbies-(数字)』が表示されます。どれでもいいので『newbies-(数字)』をクリックして入ります。
2.次に画面下部の入力フォームに『/subscribe』を入力してエンターします。
3.そうすると、すぐにMidjourney Botが申込みリンクを書き込んでくれるので、『Open subscription page』をクリックします。
4.次に『うん!』をクリックします。
5.そうすると、ブラウザの申込みページが開くので、希望するプランの『Subscribe』をクリックします。
※年商100万ドル以上の企業が商用利用する場合は『Enterprise Plans』を選択してください
6.次に『クレジットカードまたはデビットカード情報』を入力し、『申し込む』をクリックします。
以上で有料プランへの申し込みは完了です。
ちなみに有料プランでも生成されたイラストは公開されます。もし、公開したくない場合はプライベートプラン($50/月)に入る必要があります。プライベートプランは有料プラン加入者のみが入ることができます。
プライベートプランへの申込みはチャットボックスに『/private』と打ち込むと、Midjourney Bot案内を書き込んでくれるので、その指示通りに申し込むだけです。
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Midjourney(ミッドジャーニー)の有料プランの解約方法
次に有料プランの解約方法についてご説明します。
1.申込みと同じ方法で有料プラン申し込みページに飛び、『Cancel Plan』をクリックします。
2.次に2つの解約オプションから1つ選び、『Confirm cancellation』をクリックします。
・Cancel at end of subscription period・・期間終了時に解約する
・Cancel immediately with refund・・すぐに解約して返金を受ける
以上で有料プランへの解約は完了です。
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他のAI画像生成サービス
最後にMidjourney以外のAI画像生成サービスをご紹介します。
Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)
Stable Diffusionとは、2022年8月22日にオープンソース化された画像生成AIです。Midjourneyと同じく英語入力で画像を生成します。
Midjourneyは水彩画っぽく作るのに対して、Stable Diffusionは写真っぽい印象の画像を生成してくれます。何枚生成しても今のところ無料です。
DALL・E2(ダリ・ツー)
DALL・E2とは、入力したテキストから連想されるアート風なイラストを生成してくれる画像生成AIです。さらにテキストだけではなく、アップロードした画像から複数のバリエーションも生成することもできます。
イーロン・マスクなどの実業家も開発に参加していることで注目を集めています。
AIピカソ
AIピカソとは、AIが自動でイラストを生成してくれるアプリです。スマホでサクッと使えるイラストが作れるのが売り。手軽に作りたい人はぜひお試しください。
上記で紹介したStable Diffusionのシステムを利用しており、日本語と英語でキーワード指定可能です。
mimic(ミミック)
mimicとは、最小15枚・最大100枚のイラストをアプロードするだけで、AIが画風を真似したイラストを生成してくれる画像生成AIです。
クリエイターの個性が反映されることを得意としているので、酷似したイラストができることから、リリース直後炎上してしまい、1日で公開停止してしまいました。
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Midjourney(ミッドジャーニー)のまとめ
今回はMidjourney(ミッドジャーニー)の使い方についてご紹介しました。
簡単にアカウント登録ができ、すぐに好みのイラストが作成できましたね!
最後にMidjourneyをまとめると以下になります。
・簡単に登録できて、すぐに作れる
・高解像度の画像も作れる
・26枚以上作成する場合は有料プランに入る必要がある
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なお、文章作成AIについては以下の記事でまとめています