稼ぐことできる?音声配信メディア・アプリ11選を徹底比較

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稼ぐことできる?音声配信メディア・アプリを徹底比較10選

この記事では以下のことがわかります。

音声メディア・アプリとは
音声メディア・アプリそれぞれの特徴
収益化できる音声メディア・アプリ

2021年に入り、Clubhouseが拡大しいくともに注目されるようになった音声配信メディアサービス。

多くの方はClubhouseだけに注目していますが、実は国内だけでも20社以上から音声を商品としてるサービスが提供されています。特に2020年になってからは、より活発になってきた感があります。

なので、今回はおすすめの音声メディア・アプリ11選を徹底比較してみました。

この記事さえ読めば音声メディアの特徴や、素人でも収益化できるサービスがわかります。

音声配信メディア・アプリとは

音声配信メディア・アプリとは、インターネット上で音声だけをユーザーに届けるサービスのこと。

届けられる音声コンテンツの種類は対談、ニュース、雑談、ポッドキャスト、朗読などジャンルが幅広く、各音声配信メディアごとに得意なジャンルも分かれています。
※ポッドキャストとはインターネット上に音声や動画などを公開し配信する仕組みのこと。また、その仕組みを利用して配信した番組自体のことを「ポッドキャスト」と呼ぶこともあります

近年、AirPodsなどワイヤレスイヤホンが普及したおかげで、家事や通勤中など、いわゆる“ながら聞き”するユーザーが増えたことで、音声コンテンツ業界が注目されています。

この記事では、現在日本でサービスインしている音声配信メディア・アプリの特徴をご紹介します。この中から、あなたに合った音声配信メディアを見つけ、あなたの“個性”を世の中に広めましょう。

収益化できる音声配信メディア・アプリの比較

まずはマネタイズできる仕組みがある音声配信メディア・アプリだけを一覧でご紹介します。

メディア名収益化の審査収益内容
Spoon×「スプーン」という単位で投げ銭システムあり。
himaraya一定のフォロワーがついた配信者のみ、有料コンテンツによる収益化が可能。有料チャンネルの開設は審査が必要だが、人気配信者の中には月間100万円も稼ぐ猛者がいる。
note×無料公開と有料公開が選べる。なので、だれでも簡単に有料コンテンツを公開し、収益化することができる。そして知名度もあり、SEOも強い。
Voicy企業からの「スポンサー」、リスナーからの月額課金機能「プレミアムリスナー」にて収益化可能。ただし、Voicyでパーソナリティ(配信者)側に回るには審査が必要で、その採用率はなんと1%という狭き門。なので、発信者はだいたい著名人や芸能人ばかり。ある程度のちメイドや実績がないと厳しい。
stand.fmLIVE配信での投げ銭機能や、承認制の月額課金チャンネル機能あり。ただし収益化には審査があり、配信者のSNSでのフォロワー数やツイート内容などをもとに審査される。
radiotalk×リスナーから配信者に応援する気持ちとして「さしいれ」という投げ銭システムあり。「さしいれ」はいろんな要素をもとに「ポイント」に替わり、「ポイント」は現金やLINE Pay、Amazonギフト券に換金できます。
Anchor×今はアメリカでのみしか収益化できない。アメリカでは企業やリスナーからのスポンサーシップで稼ぐことが可能。
Clubhouse×今後、収益化を実装予定。
REC.×今後、収益化を実装予定。

音声配信メディア・アプリごとの特徴11選

Spoon(スプーン)

Spoon(スプーン)
Spoonの特徴
Spoonは、2018年4月に日本でサービスが開始された若年層ユーザーが多い音声配信メディアです。

現在では日本以外にもアメリカ、韓国、インドネシア、ベトナム、サウジアラビアなど世界9カ国以上に進出しており、累計ダウンロード数が世界で3000万を超えたとのこと。

収益化もできるし実績面を見ても個人的に一番おすすめのアプリです。アプリ内でどういった配信があるか見てみて、あなたならどう活躍できるか探ってみましょう。それも日本人配信者が少ない今がチャンスです。

収益化については、「スプーン」という単位で投げ銭システムがあります。

Spoonを使って稼ぐ方法は以下の記事を参考にどうぞ。

Spoon (スプーン) - ラジオ・音声ライブ配信

Spoon (スプーン) - ラジオ・音声ライブ配信

Spoon Radio無料posted withアプリーチ

Clubhouse(クラブハウス)

Clubhouse
Clubhouseの特徴
Clubhouseは、2020年3月にサービスが開始されたアメリカ発の音声配信メディアです。

大きな特徴は、ルームという部屋を作り、そこでトークショーをしたり、雑談ができるというもの。音声を保存しない、だれでも無料で聴けるなどが受け、アメリカではもうすでに大流行しています。

フォロー機能もあったりとSNS要素が強いので“音声版Twitter”とも呼ばれているので、もしかしたらTwitterやInstagramに並ぶSNSになるかもと期待されています。

収益化については、まだ未対応で今後、実装されると言われています。

Clubhouseの特徴や使い方は以下の記事に詳しく書いています。

himalaya(ヒマラヤ)

himalaya(ヒマラヤ)
himalayaの特徴
日本版himalayaは、2017年9月にサービスが開始された中国発の音声配信メディアです。中国ではすでに累計6億以上のダウンロードを記録し、月間1億2,000万人以上のアクティブユーザーを抱えているとのこと。

他のメディアに比べ、「ビジネス」「趣味」「語学」「エンタメ」など、ジャンルが細かくカテゴライズされているので、気になるテーマが探しやすいのが特徴。配信者、リスナーともに日本人ユーザーもかなり多い。

アプリから音声配信もできるし、ポッドキャストやオーディオブックも聴くことができます。

収益化については、一定のフォロワーがついた配信者のみ、有料コンテンツによる収益化が可能。有料チャンネルの開設は審査が必要だが、人気配信者の中には月間100万円を稼ぐ猛者もいる。

Voicy(ボイシー)

Voicy(ボイシー)
Voicyの特徴
Voicyは、2016年9月にサービスが開始された著名人や芸能人の配信者が多い音声配信メディアです。著名人の個人ラジオチャンネルと思っていただければイメージしやすいと思います。

カテゴリーごとの規模が大きいのが特徴。たとえば、ビジネスのプロや芸能人などの「声のブログ」、4大マスメディアの記事が声で聴ける「メディアチャンネル」、企業が発信する「社外報(オウンドメディア)」など500以上のチャンネルを基本、無料で聞くことができます。

さらに採用率1%と言われている厳しい審査を突破してきた者だけが配信者になれるので質が良いのも特徴。

また、出資先が日本経済新聞社、毎日放送、文化放送、TBSなど大手なので今後に期待されているメディアでもあります。

収益化については、企業からの「スポンサー」、リスナーからの月額課金機能「プレミアムリスナー」にて収益化可能。

note(ノート)

noteの特徴
noteは、2014年4月にサービスが開始された、クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿する総合メディアプラットフォームです。メインとなるコンテンツはテキストですが、おまけで音声も投稿できますよ、というスタンスです。

投稿方法がシンプルで誰でも使いやすいのが大きな特徴。MP3、AAC形式の最大100MBまでの音声ファイルをアップロード可能です。また知名度も高く、noteで課金するのに抵抗ないユーザーが多いのも他にはないメリット。

収益化は、コンテンツ投稿時に無料にするか有料にするかを選べる。なので、だれでも簡単に有料コンテンツを提供することができます。

stand.fm(スタンドエフエム)

stand.fm(スタンドエフエム)
stand.fmの特徴
stand.fmは、2020年4月にサービスが開始されたアプリ上から簡単に配信できる音声配信メディアです。

インターフェースのデザインが優れており、使いやすいので、近年ユーザー数が伸びてきています。

大きな特徴の一つにレター機能というものがあり、レターを使って配信者とリスナーが交流できるなど面白い取り組みがされています。

収益化については、LIVE配信での投げ銭機能や、承認制の月額課金チャンネル機能あり。ただし収益化には審査があり、配信者のSNSでのフォロワー数やツイート内容などをもとに審査されます。

radiotalk(ラジオトーク)

radiotalk(ラジオトーク)
radiotalkの特徴
radiotalkは、2017年8月にサービスが開始された若年層に人気の音声配信メディアです。

スマホ一台で配信できたり、5人までコラボできたりとティーンズの心をくすぐる仕様です。

収益化については、リスナーから配信者に応援する気持ちとして「さしいれ」という投げ銭システムあり。「さしいれ」はいろんな要素をもとに「ポイント」に替わり、「ポイント」は現金やLINE Pay、Amazonギフト券に換金できます。

Anchor(アンカー)

Anchor(アンカー)
Anchorの特徴
Anchorは、2018年4月にサービスが開始されたSpotify系列の音声配信メディアです。

ポッドキャストにも対応しており、複数のプラットフォームへのマルチ配信が可能となっています。

同時に9チャンネルに自動でポッドキャスト配信してくれます。対応チャンネルは以下。
・Anchor(アンカー)
・Apple Podcast(アップルポッドキャスト)
・Breaker(ブレーカー)
・Castbox(キャストボックス)
・Google Podcast(グーグルポッドキャスト)
・Spotify(スポティファイ)
・Overcast(オーバーキャスト)
・Pocketcast(ポケットキャスト)
・Redo Public(ロードパブリック)

収益化については、日本はまだ未対応。

REC.(レック)

REC.
REC.の特徴
REC.は、2020年3月にサービスが開始されたUUUMが提供している音声配信メディアです。

YouTuberのマネージメント事務所として有名なUUUMが提供しているだけあって10代〜20代前半の若年層に人気です。

個人的に素晴らしいと感じたサービスが、2020年8月にリリースされた500冊以上の絵本読み放題アプリ「森のえほん館」のコンテンツ。

子供の寝かしつけにも使え、それも無料で聞くことができるので多くの家庭で普及されてほしいですね。

収益化については、まだ未対応で今後、実装されるとアナウンスされています。

ZATSUDAN(ザツダン)

ZATSUDAN(ザツダン)
ZATSUDANの特徴
Audibleは、2021年12月にサービスが開始されたプロフェッショナル同士のトークが聴ける音声配信メディアです。

具体的には、企業家やタレント、スポーツ選手、著名人など各業界のプロフェッショナル同士の雑談を聴いて楽しむサービス。

ホリエモンこと堀江貴文氏がプロデュースしています。

Audible(オーディブル)

Audible(オーディブル)
Audibleの特徴
Audibleは、2015年7月にサービスが開始されたAmazonが提供しているオーディオブックサービスです。

これまで紹介したラジオのようなサービスではなく、実際に販売されている本を朗読形式に聴くことができます。

朗読しているのは声優、プロのナレーターなので質はばっちり。また横断歩道の音、蝉の声など効果音もあり、まるで映画を観ているような臨場感があります。

現在、amazonが力を入れているサービスでもあり、今後、成長する業界ではないかと言われています。

関連ページ

・Audible 公式ページhttps://www.amazon.co.jp/

Audibleについては以下の記事に詳しく書いています。

音声メディアの種類

ひと口に音声メディアと言っても、いろんな種類がありましたね。ここでは音声メディアの種類をまとめてましょう。

音声配信サービス
個人や企業の配信者が音声を配信するサービスのこと。この記事で紹介しているメディアの多くはこちらです。

音声配信サービスの代表的なメディアは、Voicy、himalaya、Clubhouseがあります。

インターネットラジオ
インターネットを通してラジオ放送が聴けるサービスのこと。ネットラジオと略されます。

インターネットラジオの代表的なメディアは、radiko、ラジオクラウドがあります。

ポッドキャスト
インターネット上に音声や動画などを公開し配信する仕組みのことをポッドキャストと言うが、その仕組みを利用して配信されている番組自体のことを「ポッドキャスト」と呼ぶことが多い。

ポッドキャストの代表的なメディアは、Anchor、Apple Podcastがあります。

オーディオブック
プロのナレーター、声優、朗読家が本を朗読したものを聴くサービス。いわゆる耳でする読書。近年、盛り上がっています。

ポッドキャストの代表的なメディアは、Audible(オーディブル)やaudiobook.jpがあります。

音声配信メディア・アプリ11選まとめ

今回は、世の中を席巻している音声配信メディア・アプリ11選を徹底比較しました。

最後に音声配信メディアをまとめると以下になります。
・これから流行ると言われているサービス
・現在はほとんどが無料で聴ける
・スマホ一台でだれも配信できる

ぜひ、この中からぜひあなたに合ったサービスを見つけてくださいね!

では、今回は以上になります。

 
P.S. 以下の本が音声配信メディアについて一番わかりやすく説明していました

八木太亮(著), 江口立哉(著), 出版社:インプレス

Clubhouseについては以下の記事を参考にどうぞ。

この記事の著者:ETweb編集部
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