不整脈(心房粗動)入院生活 準備編『経食道心エコー体験記』

不整脈(心房粗動)入院生活 準備編『経食道心エコー体験記』

先日、不整脈(心房粗動)の治療でカテーテルアブレーション手術をするために入院してきました。

その入院前に『経食道心エコー図検査』という心臓の裏側を見る検査をしたので今回レポートします。

カテーテルアブレーション手術を受けることになった経緯

日常生活の中、ある時、「あれ、心臓の鼓動が早いな」と感じました。特に苦しくはなく放置していたら、だんだんと胸にも圧力を感じ始め、心配になり病院に行ったら不整脈と診断されました。

病院では薬で不整脈を抑えようとしましたが、ムリだったため、その時は電気ショック(電気的除細動)で止めました。しかし、それから1ヶ月も経たずに動悸が再発。また病院に行き、電気ショックをしました。

これはマズイってことになり、薬で抑えることもできないし、医師からカテーテルアブレーション手術を勧められため手術を決心しました。

経食道心エコー図検査とは

経食道心エコー図検査とは、先端に超音波の機械が取り付けられた直径約1cmの管を口から挿入し、食道の側から心臓や大動脈を見る検査です。この検査では心臓の内部を裏側から観察するので通常の胸の上からの心エコーでは見えない部位を詳細に検査することが可能です。

外科的手術の適応や手術方法、薬物治療の方針が決められたり、術後や治療後の効果判定にも使われるので非常に有効な検査です。

私の場合はカテーテルアブレーション手術をする前に血栓の有無を確認するために行われました。万が一、血栓が認められた場合には、カテーテルアブレーションを行うことはできません。

経食道心エコーの注意点

経食道心エコーには下記のいくつかの注意点があります。

・手術当日は朝食はおろか水も飲めない
吐く恐れがあるため、朝食は取れません。水は内服薬を飲む場合のみ150mlまでなら許可されています。

・午後の活動が制限される
検査はだいたい午前中に行われることが多いようです。その検査で静脈麻酔をするため、検査後はフラフラになります。なので午後の外出は避けるように看護婦さんに言われました。

私は検査当日の夜にあった花火大会に誘われていたのですが、あまりにフラフラしたので断りました。

・車やバイクの運転や自電車での来院は禁止
これも静脈麻酔でフラフラになって大変危険ですので禁止です。

・検査後、最低30分は病院で休む
検査後、静脈麻酔の効果が和らぐまで最低30分は病院で休みます。

・検査後、最低30分は飲食できない
喉の麻酔が切れるまで最低30分は飲食できません。30分後、水を一口飲んでみて、飲めたら食事もOKです。

・検査後に喉の痛み・発熱・血痰などが出る場合がある
私は結構えづいたので喉が3日ほど痛かったです。

・検査当日は刺激物(カレー、唐辛子)は避ける
私は喉が痛くて食べる気も失せました。

経食道心エコー体験記

経食道心エコー図検査、当日。
朝の10時半に病院に行きました。

早速、点滴をするんですが、担当がたぶん研修医。なかなかルートを確保できない。3回刺し直してようやく確保。1ヶ所、皮下血腫ができました(笑)

そして車椅子に乗り、検査室へ。検査室の前に着くと、ちょうど私の前に検査してる人が終わったところでした。

看護婦さんの「起きてください、起きてください」という声が聞こえてきました。お、これはちゃんと麻酔が効いて眠ってるのかな?と思い、少し安心。

というのもこの検査が決まってから何人かの経食道心エコーの体験ブログを読んだのですが、麻酔が効いて眠った人もいれば、眠れず苦しい思いをした人もいるみたいだからです。

そして自分の番。ベッドに横になります。

心電図をつけたり、血圧を測ったりした後、合計3回、スプレーで喉に局所麻酔をします。喉に麻酔薬をしばらく溜めて吐き出します。

これがおもしろい。液体が触れたところは麻痺しています。まるで歯医者の麻酔をしたような感覚。口内はもちろん、吐き出すときに唇にも液体が触れたので唇も麻痺。

それと同時に鎮静剤を点滴から投入。

しばらくしてあることに気づく・・・

「あれ・・・あれれ?? 全然、眠くならない」

これはもしや覚悟するパターンじゃないかと(笑)

そして先生が管を持つ。胃カメラよりも太いと思いました。

そして口内へ。喉に達した瞬間、「オエッ」。でもその管を飲み込んでくださいと先生は言う。

むちゃだと思ったけど3回出し入れして、ようやく飲み込む。心臓付近までニュルニュルと入っていくとき何回もえづきました。苦しい。辛い。。

だけど管が目的地まで到達し、検査が始まったら、あまり苦しくなかったです。

咽頭反射は管を出し入れしているときの方が起こりやすいと気づく。なのでそのときはなるべく何も考えず、”無”の状態でリラックスしたら少しマシになりました。

そのまま30分ほど検査して、管を抜くときも何回かえづく。そしてようやく終了。鎮静剤が効いてないと思ってたのですが、早く時間が過ぎたので、たぶん多少効いていたのかと。真相は闇の中へ。。

先生から「特に異常はなかったですよ」とのこと。よかった〜。

そして、ベッドに移動して1時間爆睡。終わってから効きました(笑)

起きてから水を飲んで咽頭反射がなかったのでそのまま帰宅。帰りはかなりフラフラしました。確かに自分で運転は難しいですね。

本日のお役立ち

なんで眠らなかったんだろう(笑)
私の前にやった人は寝てたと思うのに。

本当に鎮静剤が効く人、効かない人いるっぽいですね。先生も言っていました。なのでやる人はある程度、覚悟して臨まれた方がいいと思います。

ま〜特に異常がなかったのでよかったとします。


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