先日、西新宿に用事があった際に、成子天神社にも寄って、参拝してきました。
こちらは1,100年を超える歴史を持つ『天神様のお社』です。また七福神の立像が境内のあちらこちらにあり、七福神巡りもできます。
今回はそんな成子天神社を参拝しましたのでご紹介します!
成子天神社のご紹介
平安時代の延喜3年(903年)、菅原道真が死去し嘆き悲しんだ家臣が道真の像を大宰府から持ち帰り祀ったのが始まりです。
そして平和と文道の神としてお祀りし、成子天神社が設立されました。現在も学問の神様・道真公を祀っており、合格祈願をする参拝者も多くいます。
ちなみにこちらの社殿や神社施設はものすごく綺麗です。実は2011年から開始された『成子天神社再整備プロジェクト』にて、社殿やその他の神社施設が建て替えられたんですね。昔から見慣れた地元の人はちょっと寂しかったんじゃないでしょうか。
参拝レポート
7月の夏真っ盛りの中、行ってきました。
成子天神社の入口。いざ境内へ。
長い参道には恵比寿像。
参道の先にある真新しい鳥居。綺麗すぎてちょっと残念に思うのは僕だけでしょうか。
鳥居を通ってすぐに手水舎。まずは身を清めます。
楼門も綺麗。事情を知らないと、つい最近、設立された神社なのかなと思っちゃいます。
楼門入って右に神輿庫があり、立派な神輿が展示されています。
参道を進むと撫牛。自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分をなでたあと、その牛の身体の同じ部分をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るという言い伝えがあります。
撫牛の前には夫婦公孫樹があります。イチョウの樹です。
そして撫牛の隣には学問の神様だけあって、合格祈願の絵馬がたくさん。
参道の先にある拝殿に到着!!
賽銭箱。
社号額。
色鮮やか。
拝殿から境内を見下ろしたらこんな感じ。施設が新しいのと開放感があるので神社特有の薄暗くて荘厳な感じはないですね。強いて言うなら都会の中の公園のようなイメージ。
力石。その名の通り、力比べに使われた石。新宿区の有形民族文化財です。
力石の説明。
鳴子稲荷社。宇迦之御魂神を祭祀。
大神宮。天照皇大神を祭祀。
大鳥神社。日本武尊命を祭祀。黒の社殿は斬新。
神楽殿。神楽を奏するための建物です。
水神宮。水波能女命を祭祀。
もちろん水もでます。
寿老人像。
弁財天像。
富士塚。富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の塚です。
新宿 成子天神社まとめ
成子天神社は学問の神様だけではなく、七福神巡りもできる隠れたスポットです。西新宿の散歩ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに今回、全部の七福神の写真を撮ることができなくて残念に思っています(笑)
●訪問した名所の情報
名称:成子天神社
住所:東京都新宿区西新宿8-14-10
電話番号:03-3368-6933
営業時間:24時間
定休日:なし
行き方:
・東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅から徒歩2分
・都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅から徒歩8分
・JR線「新宿」駅から徒歩11分
・西武新宿線「西武新宿」駅から徒歩12分
●神社巡りするなら以下の本が参考になります