なにかにチャレンジすることは素晴らしいことです。
だけど大人になってからはチャレンジすることを諦めたり、闇雲に何かに挑戦して失敗している人が多い気がします。おそらく何かに挑戦して最終目標を達成している人はごく稀な気がします。
ではどうしたら成功率は上がるのでしょうか。今回はその辺りをみなさまと一緒に考えていきたいと思います。
チャレンジできない大人
私と同年代の30代以上になると、シガラミ(結婚、子供、会社)が増えだすため、したいことがあっても諦める人が多いです。
おおかたの理由はこう。
「なにごとに対しても好奇心がない」
「どうせやってもすぐに諦めて長続きしないから」
「子供がいるので失敗できないから」
おそらくこのどれかと同じ考えを持っている方もいるのではないでしょうか。私にも長続きしないからという理由で何にも挑戦しない時期がありましたし。
子供のときはみんなチャレンジしている
もしあなたが失敗するから何にも挑戦したくないと思っているのなら、今までの人生を振り返ってほしいです。
産まれてすぐ泣くことに挑戦し、1歳で自立歩行に挑戦し、その後も文字を読むことやいろんな遊びに挑戦していたことを。そしてそのほとんどすべてを達成しているからこそ、”現在の自分を形成している”ということを。
歩いたり、言葉を発したり、自転車に乗れたりは、息を吸ったり何かを見るみたいに元々できていたことではない。挑戦し達成したからできたことです。したがって誰しもが、たくさんのチャレンジをして目標を達成するという体験は子供のときにいっぱいしているのです。
残念ながらそういった子供のときの成功体験を大人になると忘れている人が多い。もし臆病になってしまっている自分がいることに気づいたら、ぜひ子供時代を振り返ってみてください。
子供と大人の違い
ではなぜ大人はマイナス思考なことばかり考えて自分の可能性にフタをしてしまうのでしょうか。子供にあって大人にないものはなんだろうか考えてみました。
好奇心が旺盛
とにかく子供は好奇心の塊みたいなものです。なので子供は周りをよく観察してるので興味を持つことを見つけるスピードが大人に比べて桁違いに早い。
それに何かに行き詰まると、できないと考えるよりも「なぜ?なぜ?」と疑問ばかりが浮かび、その疑問をすぐに解決しようとします。また聞くことが恥ずかしいことではないとわかっているので、疑問点があれば遠慮なくだれかに聞いたりもできます。
大人になっても同じ原理で、例えば自宅から会社まで行く間もよく観察して歩けば、疑問に思うことや興味があることに出会えるかもしれない。このように常に好奇心をもって観察していれば、本当にしたいことも近い将来見つかると思います。
ポジティブに考える
子供は失敗してもへっちゃら。そもそも失敗とも感じていないのかもしれない。チャレンジすること自体を「楽しかったな」と自然に感じることができるので再チャレンジもすぐにできます。
大人なら過去になにかに挑戦し挫折したというトラウマを抱えていて、なにもできなくなっている人もいるでしょう。そういった場合でも「楽しかったし、この経験はほかでも活かせるからプラスになったな」と思えるくらいのポジティブ思考になると次の挑戦の障壁もかなり低くなります。
なりたい自分をもっている
子供は憧れを持っている子が多い。ヒーローや職業、身近でいえば親や学校の先生が手本になりどんな自分になりたいかを明確に持っています。その憧れを模倣する遊びもよくする。ヒーローごっこやおままごとなどです。
大人になるとそんな想像力はなくなり、数値だけの計画や目標を闇雲に立てるだけの人が増えます。
まずはなりたい自分の姿または、こうなりたい憧れの人を想像してみましょう。無機質な計画や目標よりも、なりたい姿を最終目標に設定している分、気合いも継続するし達成率もUPします。
なんでもできると思っている
子供のころはなんでもできると思ったことはないでしょうか。私は自分の可能性や伸びしろに制限はなく無限にあるとさえ思っていました。
要するに何に対しても自信があったということ。実際そのマインドは大切。ちょっとでも自信がないと成功することも失敗で終わる場合もあります。チャレンジする前は「できないことはないよ、やればなんでもできる」くらい思っておきましょう。
心が折れない
子供はなかなか心が折れません。興味さえ持ち続ければ、達成するまで粘るしぶとさを持っています。
本当に無理なことを粘っても時間の無駄です。ここで話してるのは切り上げ時を設定しつつも、できるところまでちゃんとやり抜くということ。やり抜くのは難しいことだけど、心が折れないためにもあまり失敗したことを意識しすぎるのはよくないです。
チャレンジしたいことを見つけて成功率を上げるための子供的思考5選まとめ
要するに子供時代の考え方を大人になっても実践すれば何でもチャレンジできるし、成功率も上がると私は思います。
最後に、チャレンジしたいことを見つけて成功率を上げるための子供の考え方について要約しておきます。ぜひ実生活に取り入れてみてください。
・失敗したときこそポジティブに考える
・計画・目標より先に将来どういう自分になりたいかを明確に想像する
・自分の可能性や伸びしろをチャレンジする前に勝手に決めつけない
・失敗したことをあまり意識しすぎない