【書評】歌舞伎町No.1ホストが教える選ばれる技術 by 信長 / 人に選んで頂くために必要なこととは?

【書評】歌舞伎町No.1ホストが教える選ばれる技術 by 信長 / 人に選んで頂くために必要なこととは?

人から選ばれるためにするべきこととはなんでしょうか?

これは女性に選んでもらってようやく成り立つホストに限った話ではありません。例えば、下記のことを思ったことはありませんか?
・他の店より多少値段が高くても、あの人がいる店で買おう。
・酒を飲みながら語るなら、あいつと飲むのが一番だな。
・特にかっこいい or 美人でもないんだけど、あの人と一緒にいると落ち着く。

おそらく多くの人は思ったことがあるのではないでしょうか。私自身、一緒にいて居心地のいい人は確かにいます。そういった居心地のいい雰囲気を出している人たちが当たり前のように日頃やっていることとはなんでしょうか?

こちらの本は、そのような「人に選ばれる技術」をホストとして現場で実践してきた方が書いた本です。

本の概要

著者の信長氏は歌舞伎町のホストクラブ「club Romance」で代表取締役を務めている現役のホストです。マルチな才能を持っており、ホスト以外にも作家、ラジオMCなど多彩の顔を持っています。

非常に読書家らしく、1000冊以上のビジネス書を読破していると本に書かれていました。おそらく圧倒的な読書量というバックボーンが自信と知恵を与え、今の地位に上り詰めたのだと思います。

内容は、人から好かれる技術あの人の一番になる技術自分の魅力の作り方読書術と項目がわかれています。目次を見たとき一見ホストにしか役に立たない内容なのかなと思ってましたが、読み進めていくうちに社会人や学生でも読む価値はあるなと感じました。

ただ私も結構、本を読む方なので、どこかで見たフレーズやワード、技術だなというのはいくつか散見しました。でもその技術をホストという特殊な現場で実践して成り上がっていく信長氏自身のストーリーは楽しく読めました。

相手の立場に立って考えること

本の序盤で「ホストという仕事におけるコミュニケーションの極意とは何ですか?」という問いに対して、信長氏は一言で答えていました。

それは相手の立場に立って考え、話し、行動することです

この一言がまさに人間関係の基本で、子供のときから繰り返し言われてきてるはずですが実践している人はそうそういません。

これは多くの人にとって人間の本能的ともいえる利己的なマインドを一切捨てさらなければいけないことを言っているのか?

この一文を見たとき私はこのように思いました。そう考えると相手の立場に立つことがものすごく難しいことだと感じませんか?

だけど、この本ではそういったことを言っているのはありません。そもそも自分の欲を捨てて、相手のためだけを思い、ただ尽くすことはイエスキリストやマザーテレサのような聖人レベルの人にしか無理です。

要するに、まずは相手を気持ち良くさせ心を開かさせたあと、自分という人間を知ってもらい、お互いにwin-winの人間関係を築いていく術について書かれています。

そうするためのテクニックや指南が前半部分を占めています。

成功している人のコピーをする

最短で結果を出すために下記の方法が一番いいと書かれていました。
※ホストならNO1、セールスマンなら売上1位などの具体的な結果

1位を完コピするくらい真似をする、やり方をパクる

心理学用語でモデリングと言うようですが、まずは個性を捨て成功している人のやり方を丸ごと完コピすることにより、学ぶことが多くあると書かれています。

確かに自分の能力には限界があり、短時間ではその限界にさえ達しないことも多々あります。そうしたときお手本となるような人のやり方をパクるという方法は使えると思いました。

完コピすることにより自分の力ではどうにもならないような限界地点をも乗り越える人を私は多く見てきたのでわかります。

ただ完コピ自体も結構難しいことで、人って年齢を重ねるにつれて、なかなか個性は捨てれないものです。いろいろ経験してる分、NO1のやり方を理解してても自らのやり方を貫こうとしてる人もたくさん見てきました。

たまに真っさらな未経験を雇いたいと求人を出してる企業の多くはこういった理由が大きいのではないでしょうか。

自分を磨きたいなら本を読め

読んでる内にこの人はいろんな本を読み、学び、実践して成功をおさめた人なんだなとわかりました。

一番手軽で、誰にでもできて、しかも効果の高い自分磨きの方法、それはやはり「本を読むこと」でしょう。

この一文だけでも、いかに信長氏にとって読書が大事か垣間見えました。本の知識なくして今の地位はなかった!と言ってるようにさえ思えます。

確かに私も読書は大事だと思います。しかし活字慣れしていない人は本の1ページさえ読むのも苦痛で、読み始めても途中で読むのを諦めたり、漫画しか読まなかったりする人が多いのも事実です。

“一番手軽”と書かれているが、そういった人たちには決して手軽ではないということは一番、信長氏がわかっていると思います。だってそうした人たちに向けて読書術について丸ごと1章割かれていますから。

その章を読んでみて彼が実際に実践してきたことなので妙に説得力がありました。本をたくさん読む私自身、気づかされた部分も多かったです。

本日のお役立ち

ホストという立場から実践してきた人間術の書籍ということで、ちょっと変りダネなのかなと手に取ってみましたが、読み終えてみると至極まっとうで正直な内容でした。

この本に書かれていることに難しいことは一切ありません。やろうと思えば誰でもできることです。だって、この本を読んでみると今まで聞いたことや教えてもらった考えをよく目にしました。

一言でまとめるとしたら人間だれしもがうすうす気づいてはいるけど実践できなかったことを再認識させられる本です。

私自身、信長氏の言葉一つ一つを1日も早く実生活で意識して行動できれば、信長氏のように大きく生活が変わりそうな予感がしました。

●今回ご紹介した書籍

【書評】歌舞伎町No.1ホストが教える選ばれる技術 by 信長 / 人に選んで頂くために必要なこととは?

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