洋楽を聴いてほぼ100%リスニングできる英語の勉強方法【おすすめのアーティスト・楽曲】

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洋楽で英語を勉強する方法【おすすめのアーティスト・楽曲とは】

リスニングに効果的な英語の学習方法として洋楽を聴いて勉強する方法があります。

音楽で勉強するメリットは、プライベートでリラックスしてる感覚が非常に強いので、英語を勉強しているという意識があまりないことです。なので今まで英語学習を諦めた経験がある人に強くおすすめします。

今回は洋楽を聴いてほぼ100%リスニングできる英語の勉強方法、おすすめアーティスト、楽曲をご紹介します。

この記事さえ読めば、あなたの好きな洋楽で楽しみながら英語学習ができるようになります。

洋楽の勉強におすすめの音楽聞き放題サービス

ちなみに音楽の聴き放題サービスなら『Amazon Music Unlimited』『Apple Music』をおすすめします。

なぜなら、この記事で紹介している音楽はもちろん、9,000万曲以上が何の制限もなく聴き放題だから。またAmazon Music Unlimitedは30日間無料体験、Apple Musicは3ヶ月無料体験が付いています。どちらも専用アプリをダウンロードすれば、iPhoneやAndroid、iPadで簡単に聴くことが可能。

 

もちろん無料期間で解約すれば、お金は一切かかりません。

洋楽で勉強するメリットと効果

洋楽で勉強することでどういったメリットがあり、どんな効果があるのかをご紹介します。

【メリット1】楽しいので継続できる

【メリット1】楽しいので継続できる
英語学習において最も大事なことは「楽しく学習できるか」「継続できるか」の2点。洋楽を聴く学習方法は、この2つの条件を満たしているので実は教材として「音楽」はぴったりなんです。

まず「楽しく学習できるか」については、音楽を聴くこと自体、リラックス、気分の高揚目的で聴く人が大半です。英語学習であってもそれは同じ。音楽を聴くこと自体が勉強をしているという意識があまりなく、リラックスして楽しみながら学習することができます。

次に「継続できるか」については、もうすでに音楽を聴くことが習慣化されている人が多いのもポイント。朝起きたとき、通勤時間、寝る前に音楽を聴く習慣がそのまま学習になるので継続もしやすいです。もう音楽を聴くことが習慣化されている人は、あとは後述で説明する洋楽での勉強方法を覚えるだけでOK。

【メリット2】リスニング力が伸びる

【メリット2】リスニング力が伸びる
音楽を聴くのは耳です。ということはちゃんとしたやり方で洋楽を聴けば、リスニング力は確実にUPします。

ただし、漠然と流し聴きしても効果はありません。洋楽を毎日聴いてる人でも聞き取れない人がたくさんいますよね。

これはちゃんとした学習をしていないからです。なので後述でリスニング力が伸びる勉強方法をお伝えしています。

ちなみに世の中にはYouTube、映画、オーディオブック、書籍などたくさんの教材がありますが、一番ラクで手軽に始められるリスニング教材は間違いなく洋楽です。

【メリット3】場所や時間を選ばない

【メリット3】場所や時間を選ばない
スマホとイヤホンさえあれば、散歩中、電車の中など、どこでも英語学習をすることができます。手軽であり、だれでもお金をかけずにスタートすることができるのが大きなメリットですね。

それに普段から外で音楽を聴く人は、日頃の習慣がそのまま英語学習になるわけですから、やらない手はありません。

【メリット4】ネイティブの発音やスラングを学べる

【メリット4】ネイティブの発音やスラングを学べる
音楽を聴くことで、ネイティブの発音がわかる以外に、ネイティブ同士の日常会話でよく使われるスラングも学べます。

ただし、あまりに新しいものや特定地域でしか使われていないものは日本語のGoogleで調べても出てこないのでご注意を。そういう場合はGoogleの『設定』→『検索設定』→『地域の設定』からアーティストの出身国を指定して検索しましょう。

【メリット5】フレーズが覚えやすい

【メリット5】フレーズが覚えやすい
メロディーからフレーズが覚えやすいのもメリットの一つ。何回も聴いていたり、印象が強いメロディーだと、いつの間にか頭に刷り込まれていることは誰しもが経験があるはず。なので日頃から繰り返し聴き重ねるごとに自然と語彙力が高まってきます。

【メリット6】カラオケで洋楽が歌えるようになる

【メリット6】カラオケで洋楽が歌えるようになる
洋楽での勉強はシャドーイングや、ときにはディクテーションもするので、歌詞を丸ごと覚えることが多々あります。なのでカラオケで洋楽が自然と歌えるようになります。

※シャドーイングとは、音声を聴いたあと、すぐに音声を真似て声に出す英語学習法のこと
※ディクテーションとは、読み上げられる音声を書き取る英語学習法のこと

【メリット7】調べるのが苦ではない

【メリット7】調べるのが苦ではない
音楽の英語学習法は基本的に自分の好きな音楽を聴いているので、歌詞の意味を調べることを苦痛と感じることは少ないです。

もしファンなら、アーティストがどういったことを伝えたいのか知りたいのは当たり前ですよね。調べて分かれば、感動もしますし嬉しくもなります。この喜びは普通の英語学習ではなかなか体感できません。

洋楽での勉強方法

では具体的にどういった勉強法をすれば効果的なのか順序ごとに解説します。また注意点も合わせてご説明します。

【順序1】中学レベルの英文法を覚える

「え! 音楽で学習するのに文法を覚えるの?」と思われた方もいると思います。しかし、基本的な文法を知らず歌詞を見ても残念ながらなにも理解できないんです。

なので中学レベルの簡単な文法でいいので勉強しましょう。ちょうど分かりやすくおすすめの本があります。

以下の参考書、文法本としては宇宙一わかりやすいです。amazonでもベストセラーになっています。心の底から私が中学生のときに出会いたかった本ですね。。。

【順序2】好きな曲を選ぶ

文法の基礎が理解できたら曲選び。せっかくなら楽しんで学習したいので、好きなアーティストや好きな曲から選びましょう。

注意点として、はじめはなるべくバラードのようなゆっくりとしたテンポの曲がおすすめ。ロックなどアップテンポの曲やヘビメタなど叫び系の曲はどうしても聴き取りづらくなるので避けた方が無難です。

もし好きな曲がなければ、後述でおすすめの曲を紹介しているので参考にしてみてください。

ちなみにおすすめのストリーミング配信はAmazon Music UnlimitedApple Music。どちらも7000万曲以上の楽曲をダウンロードでき、かつ聴き放題でお得。専用アプリをダウンロードすれば、iPhoneやAndroid、iPadで簡単に聴くことができます。

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【順序3】歌詞を訳す

ただ漠然と聴いていても英語は上達しません。ですので曲を選んだら歌詞を訳して意味を理解しましょう。歌詞はGoogleで「曲名 歌詞」か「曲名 Lyrics」で検索したらすぐに出てきます。

そのとき重要なのが歌詞を自分で訳すこと。そうすることでリーディング能力も向上します。訳すときに一緒に分からない単語も覚えていきましょう。

ですが、中にはスラングが含まれている歌詞もあるので普段の英語学習での知識では訳せないときがあります。どうしても訳せないときはGoogleで「曲名 和訳」や「曲名 対訳」で検索すると日本語に訳された歌詞が出てきます。

もし英語特有のスラングも覚えたい勉強意欲の高い人には以下の本をおすすめします。この2冊でだいたいのスラングは理解できます。

英語表現研究会(著), MADSAKI(監修), NAIJEL GRAPH(イラスト), 出版社:トランスワールドジャパン

【順序4】同じ曲を何度も聴く

まずは歌詞を聴き取ることに意識して何度も繰り返し聴きましょう。はじめはスマホなどで英歌詞を見ながらで大丈夫。慣れてくると歌詞を見ずとも歌ってる内容が理解できるようになります。

ただし、音声変化という単語の組み合わせで“発音が変化するルール”があるということに注意が必要。映画を観てるとネイティブの話してる英語が全部つながって聞こえたり、歌詞を見ながら音楽を聴いていても歌詞と音声の発音が違うときありますよね。あれです。

たとえば、アナと雪の女王の主題歌でもある「Let it go」。そのまま発音すると「レット イット ゴー」ですが、歌を聴いてみるとどうしても「レリゴー」と発音しています。これはラ行化という音声変化ルールが加わってるからなんです。英語の音声変化のルール自体は「脱落、弱形、連結、同化、ラ行化」の5つくらいしかないので早めにマスターしておきましょう。

ちなみに音声変化は日本語にもあります。水族館は正しく読むと「すいぞくかん」ですが、多くの人が「すいぞっかん」と発音していますよね。これも立派な音声変化なんです。

音声変化のルールの理解は以下の本がおすすめ。このどちらかを読めば、聴き取れる数が格段にUPします。

2巻まであり, 安武内ひろし(著), 出版社:秀和システム

【順序5】ディクテーションで苦手部分を認識

英語の聞き取りにだいぶん慣れてきたら、ディクテーションという歌の音声を聴いて、書き取る練習をしていきましょう。

これはペンと紙があればOK。音声を聴きながらは厳しいので、ワンフレーズごとに一旦止めて書き留めては再生を繰り返します。

すべて文字に起こすことで聞き取れなかった苦手な部分がよくわかります。また書き取ることでアウトプットにもなるので記憶への定着もしやすくなります。

【順序6】シャドーイングで発音力を強化

最後に発音の強化をします。発音練習はシャドーイングという歌の音声を聴いたあと、すぐに音声を真似て声に出す練習がおすすめ。

シャドーイングすることで、正しい発音方法やリズムを身につけることができます。けして大きな声を出す必要はなく、口ずさむ程度の声量でOK。私は電車の中でマスクを付けて超小声で練習することが習慣です。

また、たまに歌詞を見て、合ってるか確認しましょう。

※ディクテーションとシャドーイングは他の教材を買う必要はありません。なぜなら音楽自体が教材だからです。
 

ここまでで紹介した順序1から6までを繰り返すことにより、音楽を楽しみながら英語学習ができるのでぜひお試しください!

【おすすめツール】LyricsTraining


LyricsTrainingというサイトでは、YouTubeにある好きな洋楽を検索して選んだ曲で穴埋めクイズができます。穴埋めのレベルが選べるので最後の仕上げでやってみるのもおすすめです。

制限時間内でクイズにすべて回答し、曲の最後まで聴けたらクリアになります。サイトだけではなくiPhoneアプリ、Androidアプリもあるのでスマホでも練習できます。

英語学習におすすめの洋楽10曲

もし洋楽で好きな曲がない人は、こちらで英語学習にぴったりの曲を10曲、難易度別にご紹介しているのでご自由にお選びください。以下で紹介する曲は『Amazon Music Unlimited』で聴き放題です。
※上級者向けでもなるべく聴き取りやすい曲を選曲しました

初心者向けおすすめ曲

Yesterday / The Beatles
Yesterday / The Beatles
超定番ですが、ビートルズの名曲『Yesterday』を一番はじめにおすすめします。2分ほどで短め、スローテンポ、歌詞も良しなので初心者にぴったりの曲。これ以上、簡単な曲はないと思うほど取っつきやすいです。

Beautiful Girls / Sean Kingston
Beautiful Girls / Sean Kingston
名曲スタンド・バイ・ミーをサンプリングしたことで大ヒットした『Beautiful Girls』はショーン・キングストンの代表曲です。一人の女性に首ったけになった情熱的な歌詞が特徴。ゆったりとしたテンポにハッキリとした発音と、印象的なメロディーが繰り返すので初心者におすすめです。

Let It Go / Idina Mezel
Let It Go / Idina Mezel
アナと雪の女王の主題歌でもある『Let It Go』は、ハキハキとした発音、独特なメロディーが特徴のとても覚えやすい曲です。この曲だけに限らず、ディズニー映画は子供向けに作られているので、どの曲もキャッチーで聞き取りやすいのが特徴です。

One Call Away / Charlie Puth
One Call Away / Charlie Puth
アメリカのシンガーソングライター・チャーリー・プースの『One Call Away』は最愛の人にあてたスローなバラードソングです。この曲で勉強していると、簡単な単語だけで、なぜこんなに感情に訴えってくる曲ができるの?と思わせてくれる名曲。ゆったりとしたテンポとハッキリとした発音は勉強だけではなく、リラックスもさせてくれます。

中級者向けおすすめ曲

Top Of The World / The Carpenters
Top Of The World / The Carpenters
カーペンターズの歴史的名曲『Top Of The World』は恋の喜びと幸福を歌った曲です。ほぼ中学レベルの単語だけで構成されてあり、歌詞が理解しやすいのが特徴。またキャッチーであり、メロディアスなので何度でも聴けちゃう名曲ですね。

Call Me Maybe / Carly Rae Jepsen
Call Me Maybe / Carly Rae Jepsen
カーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲『Call Me Maybe』は、一目惚れをした女の子の淡い気持ちを歌っています。この曲では、ワンフレーズごとに間を置く歌い方をしているので非常に聴き取りやすく、リスニングに適しています。ちょっとアップテンポなので中級者レベルの方におすすめです。余談ですが、どう見てもジュディマリのYukiさんの雰囲気と似てると思うんですが、、、私だけですかね(笑)

What Makes You Beautiful / One Direction
What Makes You Beautiful / One Direction
ワン・ダイレクションの『What Makes You Beautiful』は自分に自信のない女の子に向けたラブソングです。アップテンポで心地の良いメローディーラインなので聴いてるだけでテンションが上がりますね。歌詞自体もいい感じに間が入り、フレーズごとに覚えやすいのでおすすめです。

上級者向けおすすめ曲

Treat You Better / Shawn Mendes
Treat You Better / Shawn Mendes
カナダのシンガソングライター、ショーン・メンデスの『Treat You Better』は、ゆったりとしたテンポの中で感情の起伏が上下する曲です。聞き取りやすいだけではなく、英語での感情表現を学べる一曲。集中して聴いてると、まるでストーリーの主人公になったかのような気分にさせてくれるほど、強く感情に訴えてきます。

Perfect Strangers ft. JP Cooper / Jonas Blue
Perfect Strangers ft. JP Cooper / Jonas Blue
人気DJ&プロデューサー、ジョナス・ブルーの『Perfect Strangers』は赤の他人同士の二人が旅先で結ばれるストーリーを描いたラブソングです。シンプルな歌詞とアップテンポなリズムが心地よく、この曲を聴くと今すぐにでも旅行に出かけたくなってきます。ちょっと早口ですが、ここまで学習してきた上級者なら、よく耳を澄ませば、ちゃんと聴き取れるでしょう。

Sugar / Maroon 5
Sugar / Maroon 5
アメリカのロックバンド・Maroon 5の『Sugar』は男性が女性からの愛をおねだりしている様子を描いたラブソングです。アメリカでは定番の結婚ソングでもあります。この記事で紹介した曲の中では1フレーズがやや長めでですが、何回も繰り返し聴いてると、ちゃんと理解できるようになります。あと、MVのサプライズライブも素晴らしいのでぜひ観てみてください。

洋楽リスニング勉強方法まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、リスニング初心者の方でも一から洋楽を使って学習できる方法をご紹介しました。はじめは難しいと思いますが、ぜひ今回の勉強方法を順序通り、10曲ほど実践すれば、はじめとは見違えるほどに聴き取れるようになっています。

この勉強方法の肝は“楽しく学習する”こと。しんどいときは無理せず、流し聴きでも大丈夫なので、肩の力を抜いて楽しむことが継続させるコツです。

以上、洋楽を聴いてほぼ100%リスニングできる英語の勉強方法でした!

P.S.
今ならAmazon Music Unlimited会員だと、こちらで紹介したすべての曲が1ヶ月無料で聴き放題なのでおすすめします。もちろん30日以内で解約も可能。その場合、完全に無料です。

この記事の著者:ETweb編集部
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