LINE社は、2021年11月25日のAndroid版に続き、2021年12月13日にタイムラインに代わる機能としてiOS版LINE VOOM(ライン ブーム)をリリースしました。
アプリをアップデートしてLINEを開くと、ナビ真ん中にVOOMアイコンができています。
LINE VOOMが実装されたことにより、動画投稿することで稼ぐことができるプラットフォームになりそうだと現在、多くの動画クリエイターが期待しています。
そこで今回は、LINE VOOMの稼ぎ方・収益化する方法についてわかりやすくご説明します。
この記事を読めば以下のことが分かります。
LINE VOOMの収益化する方法
LINE VOOMの稼ぎ方
目次
LINE VOOMとは
LINE VOOMとは、さまざまなジャンルのショート動画を楽しむための動画プラットフォームのことです。VOOM内では自分の動画を投稿したり、他のユーザーの動画を視聴することも可能。
TikTokやインスタグラムのリールをイメージしてもらうとわかりやすいです。
そんなLINE VOOMには以下の楽しみ方があります。
友達が投稿した動画を見る
好きなクリエイターをフォローする
自分で動画を投稿し、みんなに見てもらう
ストーリーを投稿する
動画投稿で稼ぐ
基本的には好きなクリエイターをフォローして、そのクリエイターの動画を楽しむユーザーが一番多くいます。
さらに収益化するためのプログラムとして、「LINE VOOM CREATORS」も用意されており、大きな稼ぎの場が誕生しそうなので今がチャンスかもしれませんね。
実際、多くの動画クリエイターも注目しているLINEの新機能です。
LINE VOOMの収益化手順
LINE VOOMでは、あなたが投稿した動画に広告を掲載することにより、広告の再生数に応じて広告収入を得ることができます。
タイムライン時代から収益化モデルはありましたが、より動画に特化したことや、見ず知らずのユーザーへのアプローチがしやすくなったことにより、さらに稼ぐことが可能になりました。
収益化するためには、LINE公式アカウント(マルチアカウント)を作成し、以下の条件をクリアしなければいけません。
直近1ヶ月の再生時間が50時間以上
ちなみに、YouTubeの条件は・・・
・チャンネル登録者数が1,000人以上
・直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
・18歳以上であること
・広告掲載に適したコンテンツであること
なので、LINE VOOMの方がだいぶ緩いですね。
そして、LINEは日本一のSNSプラットフォームです。今のうちにやっておけば、ヒカキンのように人気者になれるかもしれませんね。
LINEには個人アカウントとは別に匿名性の高いマルチアカウントという別人格のアカウントを作成できます。
以前からある主に企業、店舗が作成していたLINE公式アカウントと同様のもの。
個人アカウントとの違いは、マルチアカウントは条件をクリアしたら、広告を載せることができるということ。また、マルチアカウントは複数、作成することができます。
ちなみに1ヶ月の送信メッセージ数が1000通を超えるユーザーは、有料プランに入らなければ、それ以上、送ることができません。
では、以下から収益化の手順を画像を使って説明します。
LINE公式アカウントの作成方法
収益化するアカウントはLINE公式アカウント(マルチアカウント)のみです。まずは公式アカウントを作成しましょう。
1.まずはLINEアプリの『VOOMタブ』→『右上のアイコン』→『公式アカウント作成・連携』を順にタップします。
2.次に『公式アカウントを作成』をタップし、登録フォームを入力して『アカウントを作成』→『同意する』を順にタップすれば、アカウント作成は完了です。
収益化の申請方法
収益化の条件を満たしたLINE公式アカウントは、『LINE Official Account Manager』で収益化の申請をし、収益化プログラムである「LINE VOOM CREATORS」を通じて広告収入を得ることができます。
以下の手順は条件を満たしてから行ってください。
1.次にLINE公式アカウント管理画面である『LINE Official Account Manager』にアクセスします。
※スマホでは見にくいのでパソコンでの作業をおすすめします
» LINE Official Account Manager
2.次にLINE公式アカウントの『管理画面にログイン』からサイトにログインしてくだい。
3.次にアカウントリストから収益化したい『公式アカウント』をクリックします。
※時間があるときに、ホーム画面に表示されている『初心者向けガイド』を呼んでおきましょう。使い方、集客、活用事例が学べます。
4.次に『LINE VOOM』から『収益化』の『ダッシュボード』をクリックします。
5.次にダッシュボードにある『はじめる』をクリックすると、収益化の申請ができます。
収益化の流れは以下の通り。
広告のタイプ、カテゴリーを決め、アカウントと投稿の内容の審査に受かったら晴れて収益化できるようになります。
LINE VOOMの稼ぎ方
ここではLINE VOOMでフォロワーを増やし、稼ぐコツをご紹介します。
ストーリー性のある1分以上の動画を投稿する
ストーリー性があるから動画は画像より、ユーザーの目を引きつけます。ですので、最低1分以上の動画を投稿することをおすすめします。
冒頭はインパクト重視にする
基本的に流し見するユーザーが多いため、冒頭の3〜5秒で興味を引かなければ、だいたいのユーザーは他の動画へ移ってしまいます。
そのため、視覚的にインパクトのある冒頭で興味を引き、最後まで見てもらう工夫が必要です。
人気ジャンルに絞る
1投稿目は料理動画、2投稿目は動物動画など、投稿ごとにジャンルを変えてしまったら、ユーザーはどういったジャンルのアカウントかわかりません。そうならないためにも、投稿するジャンルを1〜2個に絞りましょう。
ジャンルは、料理、ペット、DIY、How-To、音楽、美容、イラスト、アニメ、ゲーム、ネタ系がショート動画では人気があるので、まずはここから選んでもいいでしょう。
宣伝する
集客方法として、あなたの投稿をお金を払って宣伝する方法もあります。セルフプロモーションという機能ですが現在、Android版のみに対応しています。いずれ、iOS版にも追加されるでしょう。
宣伝期間中は他のユーザーへの露出が増えるので、抜群の動画ができたら利用するのも手です。
詳しくはこちらをご覧ください。
LINE VOOMの広告の種類
晴れて、収益化できたら動画内に広告を載せることができます。広告は国、地域、性別、年齢、OSなどを細かくターゲティングして、露出させることが可能です。
現在、LINE VOOMで選べる広告タイプは以下の3種類。
インストリーム広告
イメージ広告
自動
これらが、どういった広告かを以下で一つ一つ説明します。
インストリーム広告
インストリーム広告とは、動画の最初や最後、途中で流される広告のことです。YouTubeなどで見たことある人も多いはず。
画面いっぱいを使って表示されることが多く、映像や音、文字をフルに使って訴求するのが一般的。テレビのCMのようなイメージです。
また、インストリーム広告はスキップボタンが付いているケースが多く、ユーザーは見たくなければスキップすることができます。
LINE VOOMでは、最大3個まで広告を表示できます。ただし、2分未満の動画ではインストリーム広告を載せることはできません。
イメージ広告
イメージ広告とは、動画再生中に画面下に表示されるバナー広告のことです。
ユーザーがクリックして誘導先のサイトにアクセスすることで収益が発生します。視聴の邪魔になりにくいのが最大のメリットですが、クリックする確率が低いので収益が上げづらいのも事実。
30秒以上の動画に1つの広告が表示されます。
自動
動画投稿の長さに基づいて、インストリーム広告やイメージ広告が自動的に表示されます。
LINE VOOMの分析方法
LINE VOOMの分析は、「LINE Official Account Manager」内にある『分析タブ』からできます。
ここでは、LINE VOOMの再生数やクリック数、いいね数、フォロワー数の推移を確認することができます。
実際に投稿するようになったら、間違いなく頻繁に確認しに訪れる画面です。
LINE VOOMの稼ぎ方・収益化する方法のまとめ
今回はLINE VOOM(ライン ブーム)の稼ぎ方・収益化する方法をご紹介しました。
これから、どんどん動画クリエイターが参入する見込みがある市場です。今のうちにフォロワーを増やしておき、来たる日に備えて、できるかぎり準備しておきましょう。
最後にLINE VOOMをまとめると以下になります。
・TikTokのようなショート動画を楽しむプラットフォーム
・動画投稿で収益化できる
・収益化するには広告掲載条件をクリアしなければいけない