【書評】人を操る禁断の文章術 by メンタリストDaiGoの要約・まとめ

【書評】人を操る禁断の文章術 by メンタリストDaiGo | 感想、レビュー

こちら『人を操る禁断の文章術』は、今やTVの枠を超え、YouTubeで210万人(2020年5月現在)もの登録者を抱えるほど大人気のメンタリスト『DaiGo』さんの書籍になります。


DaiGoさんが発信してる内容は海外の大学や研究機関の論文をエビデンスとしてることから信頼度の高い情報だと言われています。
そんな彼が文章一つで人を好きに動かす方法を書いたら?を実現した本になります。

ちなみに範囲は、ブログ、メール、手紙、DM、企画書、キャッチコピー...など文章が使われているすべての分野で使える内容になっています。

今回は本の中身で重要な部分だけ要約して書評したので見ていきましょう!

メンタリズム文章術の原則3つ

メンタリズム文章術の原則3つ
まず始めに人を心動かす文章にある3つの原則について書かれていました。
なので世に出回っている心打たれる文章の多くはこの3つのどれかの原則に当てはまっています。

また人を動かす文章は生まれつきのセンスではなく、後天的に学ぶことで身につけることができるとのことです。

【原則1】あれこれ書かない

文章を短くすることで、読み手の想像力を借りる。「伝わる文章」より「したくなる文章」を目指す。

ワンメッセージ・ワンアウトカム=文章の中に込めるのは一つのメッセージのみ。
そのメッセージが相手に伝わり、心を動かすことで、1つの結果を得る。なので、なんでもかんでも詰め込みすぎない。

【原則2】きれいに書かない

きれいにまとまった文章では相手を動かせない。人を動かすのは理論ではなく感情だから。
相手に話しかけるように書き、相手の感情に訴えかける。

【原則3】自分で書かない

自分の頭の中の考えを捨てる。本当に必要なものは相手の心の中にあるので、相手の心を読み解き書いていく。
相手に刺さる言葉は相手の心の中にある。

人を動かす7つの引き金(トリガー)

人を動かす7つの引き金(トリガー)
7つのトリガーは、いずれもメンタリズムの技術を文章に応用したもので、文章によって相手の心を動かすための7つの手がかりのことです。

主に人間の強い欲求が潜む分野を大きく7つに分けて説明しています。

【トリガー1】興味

人は興味があれば勝手に行動してくれる。
相手の興味をメールの内容、SNSの情報、世代などいろんな切り口から探る。そして相手の興味がある事柄を文章に入れる。

【トリガー2】ホンネとタテマエ

人は本音と建前を行き来しながら生きている。
その狭間に、突き動かされるエネルギーが詰まっている。人の心には『建前を認めてほしい』という欲求がある。

心の中に秘めている本音を見抜き、認めて上げられたら、その人は認めてくれた相手を心から信頼し、本音を話してくれるようになる。

【トリガー3】悩み

人は常に悩みやコンプレックスを解消したいと思っている。
悩みが解決できるとわかれば必ず行動する。

悩みの9割は『HARM』に集約される。『H』はHealth(健康)、『A』はAmbition(野心)、『R』はRelation(人間関係)、『M』はMoney(お金)。

また世代ごとに悩みはだいたい決まってくる。なので年齢と性別さえわかればターゲットの悩みは絞れる。

【トリガー4】ソントク

人は「得したい」より「損したくない」という思いのほうが強い。
なので「損しませんよ」と安心させれば、行動させやすくなる。

またメリットだけではなくデメリットも一緒に教えることで、信頼してくれ安心して意図した行動をしてくれる。

【トリガー5】みんな一緒

人は自分の所属しているカテゴリーから外れることを回避したがる。
それは『みんながしていることは正しい』と錯覚したり、『自分だけが集団から外れる』ことを恐れるから。

また自分と共通点を持つ人や憧れてる人に強く影響される。

【トリガー6】認められたい

人は認めてもらわなければ生きていけない。
それは私達の心の中には『承認欲求』という他人に認められたいという気持ちがあるから。
そのプライドくすぐれば前のめりで行動してくれる。

『初めてです』『変わりました』は魔法のコトバ。

【トリガー7】あなただけの

人は自分だけ特別扱いされたがっている。
また持っているものがなくなりそうになると激しく渇望するし、あったものが制限されると欲しくなる。

5つのテクニック

5つのテクニック
最後に5つのテクニックという相手の心を揺さぶる文章のテンプレートを紹介しています。

7つのトリガーを元にこの5つのテクニック通りに文章を書けば、相手を操る文章の完成です。

【テクニック1】書き出しはポジティブに

冒頭にポジティブだった体験を盛り込むと、相手の心に刺さる文章になる。

また『生まれて始めて』や『価値観や人生観が変わった』など『あなたが私に強い影響を与えた』系のワードは相手の承認欲求を満たす言葉になる。

【テクニック2】なんども繰り返す

同じ『意味』と『感情』を、文章の中で言葉を変えて繰り返す。
そうすることで文章の説得力が増す。ただし同じ言葉を3回以上繰り返さない。

大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと。

『意味』と『感情』がわからなければ下記の5W1Hのテンプレートを使って考える。

5W1HWho:「誰」が、もしくは「誰の行動」が嬉しかったのか。
What:「何」が嬉しかったのか。
When:「いつ」嬉しかったのか。
Where:「どこが」嬉しかったのか。
Why:「なぜ」嬉しかったのか。
How:「どうように」嬉しかったのか。

【テクニック3】話しかけるように書く

は文章より会話の方が内容を覚えやすい。

なので会話を文章化するだけで説得力が上がる。会話と同じく自分がこう言ったら、相手はこう反応するだろうなと想像して、文章を組み立てる。つまり、読み手の疑問や反応を取り込んで書くこと。

話しかけるように書く方法は、まずは一人二役で会話文を書く。それを一人称の文章にまとめるだけ。

【テクニック4】上げて、下げて、また上げる

テクニック1で冒頭はポジティブになるが、途中でネガティブな情報や不安になるような言葉を使って一度谷間を作る。

明るい出だしだった文章を一転させる。そして、ラストに向けて、ネガティブ要素をまた反転させて、ポジティブで終わる。

そうすることにより文章にメリハリを付けて感動を作ることができる。
メリハリの効果だけではなく、感情の起伏を大きくすることによりジェットコースターに乗ってるかのように感情を揺り動かし、感動を与える。

【テクニック5】追伸(P.S.)をつける

あらゆる文章の中で人が最も読み、心に残るのは追伸部分である。
なので追伸部分にあなたが伝えたい「願望」や相手に「行動せたいことを」を書き記す。

なぜ心に残るかというと「追伸」は「ツァイガルニク効果」を使ってるいるから。「ツァイガルニク効果」とは、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象のことをいう。

なので追伸部分に、区切りのついていないもの、終わっていない話を入れることにより、相手の無意識に残すことができる。

気をつけたいポイントは2つ。1つ目は追伸の前で、一度きちんと話を終わらせること。2つ目は追伸の短文の中にクライマックスを作ること。

また追伸が一番大事なので本文を書く前に先に書いておく。本文は情報の伝達が狙いで、追伸は感情の交流が狙って書くもの。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

読み終わって思ったのは、本に書かれているテクニック・原則はすべて『読み手の心を読み、考え、どうやったら行動につながるか』を追求したものでした。

やはり、なにを作るにも主観ではなく相手の立場に立って考えることが一番大事ということです。

ぜひ人を操る禁断の文章術を読んで相手にグサリと刺さる文章を作ってみてください。


この記事を書いた人:岩本ミナイ
プロフィール
外国語大学卒業後、プログラマになる。英語を活かし、社内では数多くの英文システム仕様書の翻訳業務に携わる。今までのTOEIC最高点は960点。現在はフリーランスエンジニアとしてwebシステムの開発をしながら旅をしています。当サイトではみなさまに有益な英語学習と最新テクノロジー情報を発信しています。 また広告掲載、記事執筆のご依頼も随時募集していますので、お問い合わせよりご連絡ください。» 詳しいプロフィールはこちらを

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